さとうゆうこです。
今回は、
「楽観主義と悲観主義でこんなに違うの？！」
というお話です。
先日テレビを観ていたら
心理学者のエレーヌ・フォックス教授が
オックスフォード大学の公開講座で
こんな話をしていました。
（エレーヌ・フォックス教授は、
楽観主義と悲観主義を研究していて
危機に直面しても前向きに生きる人と
過去を思い悩み続ける人の違いを
研究しているそうです。）
ある男性に
性格が全く正反対の２人の娘がいました。
1人は楽観的で
人生の明るい面に目をむけ
必ず物事はうまくいくと考えていて
もう一人は悲観的で
物事のマイナス面ばかりに目がいきます。
クリスマスの時、
お父さんは２人の性格を試してみました。
悲観的な娘には
あらゆる電子機器
タブレット端末
ビデオゲームなど
そういうおもちゃが好きだ
と知っていたので
考えられるだけの最高のおもちゃを
部屋に置いておきました。
楽観的な娘の部屋には
たくさんの馬糞をまいておきました。
次の日の朝、
お父さんが悲観的な娘の部屋に行くと
娘はすっかりしょげていました。
どうしたのか聞くと
「これらのおもちゃの電池が
みんな違うので
難しい説明書を読まないと
電池が切れたとき
電池の変え方がわからない」
「友達に見せたら
やきもちをやかれるにきまってる」
と言うのです。
がっかりしたお父さんが、
楽観的な娘の部屋に行くと
楽観的な娘は
馬糞の中で嬉しそうにしていました。
何がそんなに嬉しいのか聞くと
「パパ、
お家のどこかにお馬さんがいるのよ！」
と答えました。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
いかがですか？
悲観的な娘は、
好きなおもちゃを
たくさん与えられたにも関わらず
マイナス面だけ見て落ち込んでいますね。
これだと
いくら願いを叶えてあげても
好きなものを与えても
どんな最高な状況でも
本人は、マイナス面しか見ていない
ということです。
楽観的な娘は、
馬糞がある
↓
最悪！
何でこんな目に合うんだ
↓
でも、これも何か意味があるのかもしれない
↓
これが、最高なギフトだとしたら？
↓
家の中にお馬さんがいるのかも！
なんて
無理からポジティブに捉えようとしなくても
馬糞がある
↓
家の中にお馬さんがいる！
と馬糞があることが喜びなのです。
こうなると
お父さんは本当に娘に
馬を買ってくれそうですね（笑）
あなたも
本当は愛され、
好きなものを豊富に与えられ
願いが叶った
素晴らしい状況の中にいるのに
マイナス面だけしか見れない目に
なっていませんか？
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