先日、こめぐちゃん『「怒らない技術」×「子どもがやる気になる魔法の質問」コラボセミナー』に行ってきました!


講師は「怒らない技術」「怒らない技術2」の著者でもある嶋津良智さんと「子どもがやる気になる質問」の著者マツダミヒロさん。


私は子どもはいませんが、カウンセラーとしても、甥っ子たちにせっするにしても大事なことではないかと思い参加しました。


失礼ながら、講師のお二人のこともよく知らず、著書も読まずに行ったのですが、とても素敵な方々で楽しいセミナーでした。


お二人が共通しておっしゃっていたのが、まずは自分が1人の人間として満たされること。

自分が満たされていれば、不用意に怒らなくてすみます。

自分の究極の幸せをまずは考える。自分が幸せになることを本気で考える。


これは、私がレイキを通してやってきたことなので、とても共感しました。

自分が満たされると、人と比較することもなく、裁くこともなく、変えようとすることもなく、「こうしなければならない」という枠がなくなるので許せるのですね。


怒るということは、相手の行為が「こうするべきだ」という自分の枠の外にあるから。

怒る前に、「きっとなにか理由があるはずだ」と思って相手を尊重し話を聞くこと。

そして、相手がわかるように話す。どう分かったか聞いて、(わかってないから)こちらの意図とのギャップを埋めるよう、相手が分かるように、また説明する。この繰り返しで思いが一致するまでやる。


子どもを育てるのも部下を育てるのも同じで、この面倒とも思えることをしていくことで、伝わるコミュニケーションがとれる。


「怒らない技術」はこんな感じのお話でした。


「魔法の質問」のほうでは、ミヒロさんが質問を投げかけるので、お隣の方とシェアするというスタイルでした。


質問で、相手の答えを誘導してしまうんだということが一番印象的でした。


例えば、遅刻したとき、「なんで遅刻したの?」と聞かれれば、言い訳が返ってくるけれど、「どのようにすれば間に合うと思う?」と聞かれれば、対策が返ってくる。


「最近うまくいっていること何があった?」と聞かれれば、うまくいっていることが返ってきて自信につながる。


質問の仕方を変えると結果が変わる。


ミヒロさんが学校などでセミナーをしていて、子どもたちには何の問題もなくて、周りの大人たちの問題だと感じられるそうです。


今回のセミナーには600人以上参加されていたようですが、こういったことを学んで子どもに接する人が増えれば、躾や教育も変わってくるのではないかと思いました。


私も日々意識して役立てたいと思います。


セミナーの内容は著書にも書かれているようですので、ご興味お持ちの方は読まれたらいかがでしょうか。