2010年4月
3回目のテーマは
「インナーチャイルドヒーリング~親との関係を浄化し、古い価値観をクリアリングする~」
小さなころの親との記憶がトラウマになって、今に影響していることが多いそうで、そのことに気づいて受け入れて手放すことで、今がもっと幸せになれるのだそうです。
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私もひとつ、思い出しました。
今から思えば、大したことではなくて、忘れててもいいようなことなのに、小さい頃の私は、それでとてもとても傷ついて、「自分は愛される価値がないんだ」とそれ以降心を閉ざしてきたんだと気付きました。
そして、親に愛されたくて頑張ってきたんだ、ということにも気づきました。
けして愛されていなかったわけではなく、どちらかというと過保護なくらい愛されてきたのだと思います。
でも、小さい頃の傷が、「もっともっといい子にならなければ、もっともっと頑張らなければ・・・」と自己否定を繰り返し、愛を受け取ることができていなかったのだと思います。
今、妹家族と一緒にいることが多くなって、甥っ子や姪っ子を見ていると、どれだけ愛情を注がれているかということに気付きます。
私は赤ちゃんのころの記憶はないけれど、1歳の甥っ子が生まれたときから一緒にいるので、きっと同じだったと思います。
両親は毎晩夜泣きで寝れないこと。
しょっちゅうおむつを替えてもらうこと。
お風呂にいれてもらうこと。
熱を出したりして、病院に連れて行ってもらうこと。
おじいちゃん、おばあちゃん、親戚のおじちゃん、おばちゃん、周りの人たちみんなが「かわいい、かわいい」とだっこしてくれること。
歩けるようになってほめられること。
滑り台をすべってほめられること。
お返事ができてほめられること。
泣いても、笑っても、愛されていること。
怒られるのも、愛情あってのこと。
お父さんもお母さんも一生懸命なこと。
ときには、余裕がなくて怒ってしまうこと。
子どもは親の事情に関係なく、甘えたくてじゃれたり、おしゃべりだったり、気をひこうとするのだけれど、
たまにそれが、受け入れてもらえないことがある。
親も子供を愛しているからこそ、していることなのに、子供にはわかってもらえないことがある。
お互いの気持ちがかみ合わないことがあるけれど、本当はいつもいつも愛がある・・・
おかげで私はとても勉強になり、癒されています。
インナーチャイルドのヒーリングは、一度ですべて解決するわけではないけれど、気づいて手放していくたびに心が軽くなっていきます。
そして、心が満たされてくると、傷つきにくくなっているようです。