こんにちは
アレルギーナビゲーターの細川真奈です
さてさて昨夜のブログの続きになりますが…
成人したアレっ子ちゃんと「おしゃべり会」を通して毎度話していて確信に変わったこと。
それは、食物アレルギーである当事者本人は、
意外とアレルギーであることに対して悩んでいないということ。
もちろん、わたし自身コンプレックスで
友達や周りの人になかなか自分から言えない時代もありました。
でも、アレルギーもちである自分のことを悔やんだり、家族に対して怒りを覚えたことなんて一度もありません。
「食物アレルギーもちである自分=それがわたし」
なのだと受け止めているし、
1つの性格のように捉えているからです。
この感覚はもしかしたら、
ある程度大人になってから突然アレルギーが発症した方や、遅延型フードアレルギーの方とは違うかも知れません。
でも、少なからずわたしや、今まで「おしゃべり会」を通して出会って来た全国の大人のアレルギーっ子(離乳食時代からアレルギーと付き合って来た経験をもつ子)達はみんな同意見だったことで確信を得ています。
その上で、
アレルギーっ子ママさんにお伝えしたいことは、
①どうか自分のお子様に対して「可哀想」とは思わないであげてください
②どうかご自身を責めないでください
③適度な息抜きの時間も大切に
ということです。
①どうか自分のお子様に対して「可哀想」とは思わないであげてください
→食物アレルギーもちの子は「可哀想」なのでしょうか?
自然と添加物をとる量も少ないですし、
外食の頻度は少なく家での手作りごはんを食べる機会の方が増えるので健康的な食事になりがちです。
それでも、大きくなるにつれて周りから「可哀想」と思われたり、言われたりすることがあるかも知れません。
だからこそ、お母さんには「可哀想」と思って欲しくないのです。
お母さんにはいつでも味方でいて欲しい。
②どうかご自身を責めないでください
→食物アレルギーになったのは、お母さんのせいではありません。
だからどうかご自分を責めないで欲しいのです。
言葉にしなくても、
お子さんは空気で感じるものがあると思います。
お母さんにはできる限りドシッと構えていてもらいたいものです。
③適度な息抜きの時間も大切に
→毎日の食事、誤食はないか、触れてしまわないか…
常に気を張っていて大変だと思います。
でも、そのおかげでアレっ子は
毎日無事に過ごせているのです。感謝しています
たまには息抜きも大事!
好きなものを食べたり、趣味をしたり、
SNSを見るのも良いかも知れません。
今やインスタのアレルギーっ子ママ同士の輪は
2、3年前には想像がつかなかった程になっています。
「おしゃべり会」など、
アレっ子&アレっ子ママ同士の交流会に参加して、
情報交換やデトックスするのも1つかも知れません。
性格も考え方も人それぞれ。
アレルギーの内容も、症状の出方も人それぞれ。
もちろん治ることが1番ですが、
うまく付き合っていく方法も選択肢の1つとしてもっていると心がラクになるかも知れません。
かなり長文になってしまいましたが、
最後まで読んでくださりありがとうございました