【一〇八恋星☆水滸伝】豹子頭・林冲ルート 第九章 第六話~第十話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

さて、全く終わる気配のない林冲ルートでございます。


以前はちまちまupしてたのですが、もうエンドまで保存して、終わったら一気にupする予定です。


なので、この記事がupされてるということは、なんとかエンドまではレポ終わったということです笑


では、いつになるのやら、のネタバレです。




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【林冲から見た景色】




オレは郁里を捜していた。

最近、郁里と会う機会が減ったような気がする。

そう、あの夜、郁里の部屋で話した翌日から。


wwwいいんじゃない?なんか、危険だしwww



(もしかして、オレが言ったこと気にしてる?そりゃ、我慢するって言ったのはオレの方だけど、会う時間まで削られたら・・・)


林冲「・・・寂しいよ」


wwwコイツ、恋愛しか頭にないバカ女みたいだなぁwww←暴言



ひとつため息をついて、また歩き出す。



李逵「おっ、林冲さん、いいところに」



弾むような声がし、李逵が現れた。



林冲「李逵、何か用?」


www男にはそっけないwww


李逵「先生が探してたぜ。なんだか新しい陣があーちゃら、こーちゃら」

林冲「ああ、この前頼んでいた隊の陣形のことか。うん、わかった、今から行くよ」

李逵「そういう話かい。だったら、おいらをいい場所に置いてくれるんだろうな」

林冲「そうだね。最近の李逵の活躍は目覚ましいって、呉用さんも褒めてたからね」

李逵「先生がおいらを褒めてくれたって?そりゃあ本当かい?」



李逵が嬉しさ余って、オレの肩をバンバンと叩いた。



林冲「ちょ、ちょっと痛いって」



痛がるオレに気付いて、李逵が慌てて肩をさすった。

そんな李逵を微笑ましく思う。



(しかたない、郁里はまた後で捜すとしよう)


李逵「そういや、林冲さん。姉ちゃんは大したもんだな」



李逵が唐突に郁里の名前を出して、ドキッとする。



(まさか、オレが郁里のことを考えてることが・・・?)


李逵「ほんと、姉ちゃんはすげえ」



李逵はオレの顔など見ず、腕を組んでうなずきながら感心している。



(李逵に限ってそんなはず、ないか)


林冲「なんだよ、急に」

李逵「いやあ、梁山泊の中でも姉ちゃんの話で持ち切りだぜ。女だてらに、あの戴宗さんの指南を受けるだなんて、ってな」

林冲「・・・なん、だって?」



思ってもいなかった李逵の言葉に、唖然とする。



李逵「戴宗さんっていやぁ、男のおいらでもちょっと遠慮してぇくらいだもんなあ。それなのに、梁山泊のために妖術を習得したいって・・・さすが、姉ちゃんだ。ますます惚れちまうな」



李逵が羨望の眼差しで遠くを見ながら、力説する。

その様子に、嫌な予感がよぎる。



(戴宗の指南っていったいどういうことだ?郁里には、あれほど妖術には首を突っ込むなって言ったのに。まさか、戴宗が無理やり?)


www誰か、このバカどうにかしてよwww


李逵「ほら、早く先生のところに行ったらどうだい。待っていやすぜ」


(仕方ない、まずは呉用さんのところにいってから、改めて郁里と話をしよう。・・・呉用さんか。李逵が知っていて、呉用さんが知らないわけがない。それに、郁里が妖術を習得したとすれば、兵として利用しないわけがない。それにしても・・・)


林冲「なんでオレだけ知らないんだよ!」


wwwそんな性格だから、友達いないんじゃない?www



オレは腹の底にもやもやしたものを感じながら、呉用さんのところに向かった。




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呉用「そうか、李逵がやる気になっていたか」

林冲「ああ、だから今度の戦では、もっと前に出してやってもいいんじゃないかな」

呉用「いや、それは駄目だ。調子に乗った李逵は、隊を乱す」

林冲「呉用さん、そんなこと言わなくたって・・・」

呉用「しかし、力をつけてきたことも確かだ。もう少し考えて、適所を探してみるか」

林冲「うん、李逵も喜ぶと思う」

呉用「・・・今日のところはこれくらいでいいだろう。他に何か気になることはあるか?」

林冲「気になるといえば・・・」



呉用さんの言葉に、オレはひとつ息をのんだ。



林冲「郁里のことなんだけど」

呉用「ああ、そう言えば、戴宗のところで妖術の鍛錬をしているようだな」


(やっぱり知っていた・・・)



オレは様子をうかがうようにして、言葉を選びながら続ける。



林冲「それは、呉用さんの意向かな?」


wwwこいつ、回を追うごとに嫌な奴になってくねwww


呉用「私の・・・?」

林冲「・・・」

呉用「いいや、私は何も言ってはいない。戴宗は確か、そう・・・『子猫ちゃんが、手とり足とり教えてくれってよ』とか、なんとか」


www語尾に萌え( *´艸`)www


林冲「なんだって?郁里が?」



呉用さんから戴宗の言葉を聞かされたオレは、一瞬頭の中が真っ白になった。



呉用「前回のことがある以上、彼女の力は非常に危ういものだということは理解している。しかし・・・彼女が協力を申し出、かつ、戴宗が問題ないと判断すれば、私達はありがたく、彼女の力を借りるつもりだ」



反論を許さないような、その強い口調に、オレはただ唇を噛むことしかできなかった。




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【郁里から見た景色】




戴宗「オレの指南を受けりゃ、林冲なんてイチコロだぜ」


wwwイチコロwww


(私が林冲を癒してあげられるのかな・・・?)


戴宗「これが大赫(だいかく)ってツボだ」



戴宗さんの手が、私のお腹をまさぐり、くすぐったい感触が走る。


wwwいつまで続くの、このツボ談義www



郁里「ぐえっ」



お腹にめりこんだ指のあまりの痛さに、のたうち回った。



郁里「な、何をするんですかっ!」

戴宗「おお、悪い悪い。林冲くらい鍛えてる体だと、これくらい強く押さなきゃならないからな。それじゃ、次のツボを教えてやろう」

郁里「も、もう結構です」



お腹に強い痛みを感じながら、慌てて戴宗さんから離れる。



戴宗「はっはっは。知りたくなったらいつでもこい」


(どんなに知りたくなったとしても、戴宗さんにだけは教えてもらいたくない)


戴宗「まぁ、子猫ちゃんが相手なら、ただ寝転がってるだけでも、林冲は癒されるんだろうがな」

郁里「は?」

戴宗「それだけ、林冲はお前に惚れ込んでるってことだよ」

郁里「そうだったら、いいんですけど」

戴宗「そうでなけりゃ、困る。でなきゃ、奴はずっと昔のオンナに囚われたまんまだ」


(昔のオンナ?それって・・・)


郁里「その人、林冲の婚約者だった人のことですか?」

戴宗「なんだ、林冲から聞いてんのか」

郁里「はい、少しだけですけど。それで、その人のこと、戴宗さんもよく知ってるんですか?」

戴宗「そうだな。知ってるって言やぁ、知ってる。なんせ・・・オレが彼女を殺したんだからな」



戴宗さんの言葉に息を飲んだ。



(林冲の婚約者を殺した・・・?それじゃ、林冲が言ってた“ある人”って、戴宗さんのことなの?)


戴宗「厳密に言えば、オレじゃねぇんだが。オレの部下のせいで・・・オレの詰めの甘さのせいで・・・彼女を死なせちまったんだ」



戴宗さんが、視線を落として言った。



(戴宗さん、そのことをすごく後悔してるんだな。いつも偉そうにしているのは、傷ついた自分を隠すためなのかも・・・)


戴宗「だから、林冲には幸せになってもらいたくてな。そうでなけりゃ・・・オレの腹ん中が気持ち悪くて仕方がねぇ」

郁里「・・・は?」

戴宗「あの笑顔の下で、一生恨まれてると思ったら、ぞっとするだろ?」

郁里「・・・林冲は、そんな器の小さな男じゃありませんから」


wwwそうかね?www


戴宗「そうか?」


www被ったwww



戴宗さんが、がははは、と笑った。



(前言撤回!この人、絶対に見たまんまの人だ)



私は大きなため息をひとつ吐いた。




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郁里「疲れた・・・戴宗さんの指南って、半端ないな」



戴宗さんの厳しい指南に耐え、私は重くなった体を引きずりながら部屋に向かっていた。

すると・・・。



林冲「郁里っ!」

郁里「林冲!!!」



林冲の姿を見ると同時に、体の疲れが消えていくような気がする。



(林冲って私の癒しだなぁ・・・私も林冲にとって、そんな存在になりたい)



そう思いながら、林冲の顔を見つめていたけれど・・・。



林冲「・・・」


(あれ?なんか林冲の様子が・・・不機嫌というか、怒ってるような・・・?)


郁里「どうしたの?林冲、なんだか機嫌が悪いみたいだけど」

林冲「オレは今、思いっきり不機嫌だよ」

郁里「え?どうして?」


(私、林冲に何かしたっけ?)


wwwほっとけよ、そんなめんどくさい男www



私の心の中に不安がよぎる。

そんな私を睨みつけながら林冲が言った。



林冲「不貞だよ、不貞」

郁里「ふてい?」



林冲の言葉に首を傾げる。



(不貞って確か・・・不倫とか・・・って、もしかして、浮気を疑われてるの!?)


郁里「いやいやいや、そんなことしてないって」



慌てて否定しても、林冲の表情は変わらない。

それどころか、ますます不機嫌になっていくような気がした。



林冲「してた。オレに黙って、男と会ってたでしょ?」

郁里「どこで!?いつ!?誰と!?」



まったくもって身に覚えがない私は、食いつくように林冲を問いただす。



林冲「・・・戴宗」



林冲が口を尖らせながら答えた。



郁里「戴宗・・・さん?」



戴宗さんの名前を聞いて、私の口から安堵のため息がもれ、体からは力が抜けていく。



郁里「それは誤解だよ、林冲。私はただ、戴宗さんに妖術を教えてもらおうと・・・」



そこまで言って口をつぐむ。



(そうだ、私、林冲には心配かけたくないと思って、このことを話してなかったんだ)


林冲「オレはそんなこと一言も聞いてないよ。だったら、不貞だって誤解されても仕方ない」


うぜぇ!!!!!((o(-゛-;)


郁里「う、うん・・・ごめんなさい」



素直に謝る私を、林冲が抱きしめた。



林冲「・・・ああもう!そんな顔で謝られたら、これ以上責められないだろ?少しは・・・言い訳とかしなよ!」

郁里「でも、林冲に黙って、戴宗さんに会ってたのは事実だから。ほんとに、ごめんなさい」

林冲「ほんとに反省してる?」

郁里「うん」

林冲「そう・・・でも、許さない」


イライラ(-""-;)



林冲は、怒ったようにそう言うと、私の顎をくいっと持ち上げた。



林冲「悪いのは郁里だよ?オレが必死に我慢してるのに・・・っ他の男と・・・二人きりで会ってる・・・なんてさ」

郁里「だから・・・相手はあの戴宗さんなんだってば」

林冲「相手が誰だろうと関係ない!それに、最近、オレより戴宗に会ってる時間の方が長いでしょ」


wwwめんどくさい女子か、お前はwww


郁里「林冲、それって・・・」



1:確かかも

2:ヤキモチ妬いてる?←

3:屁理屈だよ



郁里「・・・ヤキモチ妬いてる?」

林冲「・・・その通りだよ、悪い?でもね、オレにヤキモチ妬かせるのは、郁里だけなんだからね」


www他にもいたら問題だろうがwww




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林冲がウザくて仕方ないのですが、みなさんどうですかwww


なんなんかね、このバカップルは笑