【一〇八恋星☆水滸伝】豹子頭・林冲ルート 第二章 第一話~第五話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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こんにちは!



めっちゃ買い物してきた、まなみんです!!



ほとんど子供の冬服ですが(笑)



さて、遅々として進まない林冲レポです。


だって、楽しくないんだもん←言っちゃった


じゃあなんでレポしてんのかっていうねwww


では、開き直ってネタバレします~♪




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




宋江さんに見解を聞かれた林冲さんは、突然、隣に立っていた私の腰に手を回したかと思うと、ぐっとそのまま抱き寄せた。



郁里「え?」



驚いて見上げると、すでにすぐそこに林冲さんの顔が・・・。



(ち、近いっ。も、もしかして、また・・・?)



少し前にされた熱いキスがよみがえり、、思わず身構える。

すると・・・。



林冲「・・・そんなところも、やっぱり可愛い」

郁里「・・・・・」


イライラ(-""-;)



林冲さんはくすりと笑うと、そのまま宋江さんに向かって話を続けた。



林冲「彼女は我ら、109人目の仲間、あるいは・・・どんな戦も勝利に導いてくれる、天女」

郁里「天・・・女?」



頭の中に?マークが浮かんだ。



(いったい、何を言い出すの?)



そう思ったのは私だけではなかったみたいで・・・。



呉用「・・・・・」

李俊「・・・・・」

宋江「・・・・・」



みんな、呆れたり、ぽかんとした顔をしていた。

そのうち、李俊さんがこらえきれなくなったように笑いだす。



李俊「くっくっく。いくら早く晁蓋さんの仇討に行きたいからって、仲間はともかく天女はねぇだろう?」

呉用「私も同じ意見だ。仇討を時期尚早と反対したのは、兵も武器も作戦も整っていないからだ。女ひとり増えたからといって、好機にはならない」

林冲「・・・そうかな。呉用さんの言う通り、兵や武器や作戦は戦にとって重要事項だ。でも、もっとも大切なのは、そんなことじゃない」

呉用「ほう・・・では聞こう。君が言う、もっとも大切なものとは?」

林冲「もちろん、ここだよ」



林冲さんは、自分の胸元を指した。


www私の大嫌いな精神論だ(´Д`)www



李俊「確かに心臓をやられちゃあ、おしまいだが・・・」


wwwそうじゃねえwww


呉用「李俊」

李俊「へいへい」

林冲「戦に勝つために、もっとも必要なのは“成し遂げたい”という強き思い。その思いが、どんな武器や作戦より、大きな力になる」

呉用「それが・・・勝利の天女、だと」

林冲「いかにも。その証拠に、彼女の胸には、オレ達と同じ印がある」

呉用「・・・馬鹿馬鹿しい、話にならない」



呉用さんが苦笑して、部屋に沈黙が流れる。



呉用「連星ひとつあるだけで、尋問もせず仲間とするのは浅はかにもほどがある。それにそれは本当に連星なのか。痣など、どうにでもなるのではないか」

林冲「・・・・・」


(林冲さんには申し訳ないけど、私が天女だなんて話は出来過ぎだと思う。それにしても、仇討ってどういうこと?)


呉用「宋江様、聞いての通り、林冲は短慮にして結を急いでおります。ここはまず・・・」

林冲「オレに任せてはくれませんか?」

呉用「林冲!」

宋江「・・・考えがあるのかね?」

林冲「はい」

宋江「ふむ・・・では、彼女のことは林冲に任せるとしよう。それでいいかな?お嬢さん」


(えっ、私にも聞いてくれるの!?)


郁里「は、はい。ありがとうございます」


(まさか一番疑わしい私に意見を求めてくれるなんて・・・全力でかばってくれた林冲さんもだけど・・・なんかみんな、人としての器が大きいな。それに、林冲さんのそばにいれば、捕まって尋問とかはなさそう)



ほっとしている私の腰を、また林冲さんがぐっと抱き寄せた。


wwwいちいちベタベタとうっとおしいな~(-""-;)イライラwww



林冲「さて、そうと決まったら・・・」



林冲さんは、私の腰を引き寄せたかと思うと、そのまま軽々と持ち上げた。



(ま、またお姫様だっこ?)


林冲「では、オレ達は失礼しますよ。ごっきげんよう~!」


wwwバカか、この男はwww


呉用「・・・・・」

李俊「・・・ハン」

宋江「はは・・・ま、くれぐれも頼んだよ、林冲」

林冲「御意!」



林冲さんは、はっきりとした大きな声で返事をすると、私を抱えたまま、振り返ることなく部屋をあとにした。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




林冲さんが、私を抱えたままどこかに向かう。



(林冲さんのお世話になることになって、さっきはほっとしたけど。ほんとにいいのかな?)


林冲「・・・・・」



見上げてみると、林冲さんの顔はなんだか楽しそうで。

少なくとも、迷惑してるようには見えなかった。



郁里「・・・・・」



ふいに、さっきのキスがよみがえる。

同時に、心臓がとくり、とひとつ鳴った。


wwwほんっと、欲求不満なんだねwww



(・・・あ、また・・・キスくらいで、何をいちいち動揺してるんだろ)



蘇った感触を振り払おうと、軽く首を振ってみる。

でも、余計にあの時の甘い痺れが襲ってくるようで、ますます鼓動が加速する。

大きなため息をついて、何気なく見上げる。



林冲「・・・・・」



すると、心配そうに私を見る林冲さんと視線がぶつかった。



林冲「もしかして郁里ちゃん・・・」



林冲さんが、顔を近づけて心配そうにのぞきこんできて・・・!




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




林冲「もう、お腹空いてるならそう言ってくれよ!いくら居候だからって、食は基本だからね。さあ、何が食べたい?」



林冲さんが腕まくりをしながら、私に聞く。



(えと・・・ここは、台所?)



石でできた調理台や窯があって、あちこちにお鍋や調理器具が置かれている。



林冲「あれからなんにも食べてないから、腹減っただろ?オレ、料理得意なんだ。なんでも作ってあげるよ」

郁里「ありがとうございます」


(もう、意味ありげに顔をのぞきこまれたから、また・・・ちょっと期待してる自分が・・・はぁ、これじゃ、私飢えてるどころか欲求不満みたいじゃない)


wwwえ?違うとでも?(・∀・)www



林冲さんが私に背を向けたまま料理をしているのをいいことに、私はがっくりとうなだれて、大きなため息をついた。



林冲「そういえば、郁里ちゃんってさ・・・」



突然名前を呼ばれて、反射的に起き上る。

すると・・・。



林冲「キミってほんとに天女なの?」

郁里「えと・・・」



1:違います←

2:すみません

3:わかりません



郁里「ち、違います」

林冲「ほんとに?」

郁里「ほんとです。両親も家族も、祖父母もみんな普通の人間です!」

林冲「・・・・・」



林冲さんが、覗き込むようにして、私の顔をじーっと見つめた。



林冲「でも、まあ、結局は・・・天女なんかじゃ、ないよね?」

郁里「え?」


(あれ?今までの話の流れからすると、林冲さんは、私のこと天女だって思っていたんじゃないの?)


林冲「ま、呉用さんや李俊くんが言うように、そう都合よく天女なんて現れるわけないか」



私は、意外と冷静に考えている林冲さんを、不思議な思いで眺める。



(この人・・・大人なのか子供なのか、ほんとわからない・・・)



そんなことを考えていたら・・・。

彼はまた無邪気な顔を向けて、言い放った。



林冲「でもさ、仲間ってのは確かだよね。連星はあるし、妖術だって使えるみたいだし」

郁里「えっ、いや・・・仲間だとか、妖術とか、それ以前に、ここがどんな場所でどんな人たちの集まりなのか、それすらわかってないんです、私・・・」

林冲「・・・なるほど」



私の力説に気圧されるように、林冲さんがうなずいた。



林冲「わかった。それじゃ、飯を食いながら色々説明・・・」



突然、林冲さんの顔から笑みが消えた。

そして、険しい顔で私の後ろを睨みつけるように見つめる。



林冲「・・・・・」


(え・・・?私の後ろで何が起きてるの?それとも、誰かがいるの?)


林冲「ずいぶんとデカいネズミがいるもんだな・・・」



その瞬間、男が厨房に飛び込んできた。

その手には、刃渡り1メートルはありそうな、大きくて太い剣を振りかざしている。



(なっ・・・!?)


林冲「危ない!」

郁里「きゃっ!!!」



呆然とする私の前に林冲さんが立ちふさがって、それと同時に、ガツンという大きな音が部屋に響く。



(な、何!?)



驚いて見ると、林冲さんは、私を庇うようにして、中華包丁一本で、男の大きな剣を防いでいた。



郁里「林冲さんっ!」

林冲「すぐに片づけるから、郁里ちゃんは下がってて」

郁里「は、はい」



とは言っても、扉は男の後ろ、ひとつだけ。

私は林冲さんから離れると、部屋の隅で身をかがめた。



(せめて・・・邪魔にならないように・・・)



目の前で人が刃物を振るっているというのに、私、やけに冷静だ。

そんな自分に驚きながらも、じっと林冲さんを見守る。



???「そんな包丁一本で、俺様に勝てるとでも思ってるのか?」

林冲「うーん、どうかな?でも、勝ったらおもしろいと思わない?」

???「思わないねぇ・・・おまけに、お前が勝てるとも思わない・・・」



男の人が林冲さんの包丁を弾き、攻撃をする。

男の人が剣を振るたびに、林冲さんはお鍋や椅子、厨房にあるあらゆる物で防ぎ、男の人は、そのすべてを振り払い、斬り捨て、攻撃を続ける。

それはまるで、昔見た、カンフー映画のようだった。


wwwジャッキー・チェンねwww



???「狭いところで・・・ちょこまかと・・・ネズミの名はお前の方がふさわしいんじゃないか?」

林冲「林チュウ・・・なんてね」


(=_=)



冗談を言う林冲さんから余裕はうかがえなかった。

その証拠に、肩は大きく揺れていて、息はもうとっくに切れてる。

おまけに、林冲さんの後ろは・・・壁。

逃げ場のない林冲さんに、男が剣を突き付ける。

その時。

私の心臓が、どくり、と鳴った。



(あ・・・この感覚、どこかで・・・?そうだ、あの時・・・私を助けてくれた林冲さんが、男に襲われそうになった時だ。あの時は確か・・・)



男がゆっくり剣を振り上げた。



???「さて、どうする?」

林冲「ただ今、考え中・・・」

???「残念、時間切れッ!」



林冲さんが言い終わらないうちに、男が剣を振り下ろした。

私は思わず目を瞑り・・・。



郁里「止めてーーーっ!」



何かが起こる前に、私の体は林冲さんに向かって飛び出していた。

そして、無我夢中で、男から庇うように林冲さんの体に抱きつく。



???「何っ!?」

林冲「郁里っ!?」


www呼び捨てにすんじゃねえwww


(・・・こ、殺される!)



私はそう覚悟し、ぎゅっと強く目を閉じた。



(・・・・・・・・・・あれ?)


???「おい、どういうことだ。林冲」

林冲「ええと・・・」



拍子抜けした声がして、恐る恐る目を開く。

すると・・・。



???「・・・とんだ無駄働きだな」



すでに剣を収めた男の人が、吐き捨てるように言った。



郁里「え、え・・・どういうこと?」

林冲「えっと、それは、つまり・・・また危機に直面すれば、キミの妖術が発動されるんじゃないかって」

郁里「それって・・・もしかして・・・」

???「お前さんを試したんだよ」

林冲「戴宗!直接的すぎっ!」


wwwやっと名前が出たねwww


(試した・・・?私を・・・?あんなに怖い思いをしたのに、全部、お芝居だったってこと?)


林冲「・・・・・」



申し訳なさそうな顔をする林冲さんに、私は・・・。



1:怒る

2:泣く

3:ほっとする←



郁里「・・・よかった」



私は安堵のため息をついた。



郁里「林冲さんが無事で・・・全部お芝居で、ほんとによかった」

林冲「郁里・・・ちゃん。怖い思いをさせて、ほんとにごめん。でも・・・キミがオレを助けに飛び出して来た時・・・すごく嬉しかった。ありがとう」



林冲さんは、そう照れくさそうに笑うと、私をそっと抱きしめた。



戴宗「さて・・・と、オレはもう行く」

林冲「うん、ありがとう、戴宗。また相談するから、よろしく」

戴宗「オレを囮に使うなんて、見くびられたもんだな」

林冲「すまんすまん!」

戴宗「この借りは、高くつくぜ。それじゃ、また遊ぼうぜ・・・子猫ちゃん」



私を年増扱いしたり、“子猫ちゃん”と呼んだりしたその人は、にやり、と目を細めて部屋から出て行った。



(一体、何なのよ、あの人・・・)


林冲「驚いたよな。ちょっと変わってるけど、彼も・・・」

郁里「実は・・・いい人?」

林冲「っ!?うん、そうだよ。戴宗って言ってね、情報探索兵の総まとめ役なんだ。おまけに妖術も使えて、だからキミのことを相談してみたんだ」



私が“いい人”と言ったことに安心したのか、林冲さんが戴宗さんについて説明してくれた。



(林冲さんがそう言うんなら、そうなんだろうけど・・・戴宗さんか・・・いい人だったら、いいな)


林冲「さてと・・・始めるか」

郁里「え?何をですか?」



林冲さんが、私の両手を取って、じっと見つめてくる。



林冲「そりゃあ、もちろん・・・」



林冲さんは、私の顔を見ながら、ニッコリと微笑んだ。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




掃除だろwww


なんせ、鍋やら椅子やら飛び交ってたみたいだからねwww


ていうか、戴宗はいつヒロインちゃんを年増扱いしたんだ?


読み飛ばしちゃったかな(笑)