こんにちは!
セブンのおでんでお昼ごはんを済ませました、まなみんです!!
コンビニおでんはセブンが一番好きです( *´艸`)
さて、ごっとんの2話目です。
うっかりしてるとごっとんに持ってかれそうになってます(笑)
では、本日もネタバレ日和←意味不明
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
大学からの帰り道。
駅前の横断歩道の向こうに石神さんの姿を見つけた。
奈々「石神さん!」
wwwおい、仕事中だったらどうするつもりだwww
石神「これは・・・奈々さん。そういえば、この駅は奈々さんが通学に利用されている駅でしたね」
wwwダ~リン(*´ω`*)やっぱ一番スキwww
奈々「はい。あ!今、声をかけたら、まずかったですか?」
www遅ぇしwww←口悪い
思わず呼び止めてしまったものの、石神さんは仕事中かもしれない。
(軽率なことしちゃった・・・)
www以後気をつけましょう(・∀・)www
石神「大丈夫ですよ。所用があって、出てきただけですから」
奈々「よかった・・・。今日はおひとりなんですか?」
石神「ええ。黒澤は本部で仕事、後藤は体調を崩して半休を取らせているので」
奈々「え・・・体調を崩したって、風邪ですか?」
石神「おそらく、そうでしょう。体調が悪くても言わない男なので、気が付いた時には、かなりこじらせていたんです」
奈々「大丈夫なんですか?」
石神「熱が高いのが気になるのですが・・・まあ、後藤もいい歳の大人です。心配はいらないでしょう」
奈々「そうですか・・・」
(後藤さんが体調崩してるなんて、あんまり想像できないな。本当に、大丈夫なのかな・・・)
石神「後藤が心配ですか?」
A:心配です←
B:食事とか大丈夫ですか?
C:看病する人は・・・
奈々「はい、心配です。後藤さんが半休をとるなんて、すごく具合が悪いんじゃ・・・」
石神「足下がふらついていたので、黒澤に送らせましたが、部屋で寝ていれば大丈夫でしょう」
奈々「薬とか、食べ物はあるんでしょうか・・・?」
石神「まあ、奈々さんが心配する気持ちもわかります。私も仕事の帰りに、後藤の様子を見に行こうと思っていましたから」
石神さんは小さく笑うと、手帳を取り出して何かを書き始めた。
石神「奈々さん、これを」
石神さんが手帳のページを切って、私に手渡す。
石神「本来ならこういうことはしませんが、後藤の家の住所です。私が行くより、貴女が行った方が喜ぶでしょう」
奈々「えぇ!?でも・・・私がいきなり行ったら、後藤さんが驚くんじゃ・・・」
石神「驚けば風邪も吹き飛ぶかもしれません。それに、奈々さんなら大丈夫だと思いますよ」
奈々「え?それって、どういう意味ですか?」
石神「後藤は貴女を歓迎するという意味です。では、よろしくお願いします」
wwwダーリン、グッジョブ(°∀°)b www
奈々「い、石神さん!?」
石神さんはそれだけ言うと、歩いていってしまった。
奈々「どうしよう・・・。本当に私が後藤さんの家に行っても大丈夫なのかな・・・」
(石神さんに頼まれたことだし、後藤さんが寝込んでるなら行ってみようかな・・・)
追い返されること覚悟で、私は石神さんからもらったメモを頼りに後藤さんの家を目指した。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
後藤さんの家は、大学の最寄駅から、そう離れていない距離にあった。
奈々「ここが後藤さんが住んでいるマンション・・・高そう・・・」
wwwちょwww背景がレストランなんですがwww
マンションは当然オートロックで、私はエントランスで後藤さんの部屋番号を押す。
しばらくして、後藤さんの声が聞こえてきた。
後藤「・・・はい?」
奈々「あ、あのっ・・・高原です」
後藤「高原?・・・奈々か?」
奈々「はい。その・・・」
後藤「・・・・・石神さんが教えたのか」
www黒澤氏だとは思わないんだwww
奈々「はい・・・」
後藤「まあ、上がれ」
後藤さんの声と共に、中のドアが開く。
私は緊張しながら、後藤さんの部屋に向かった。
部屋の呼び鈴を鳴らすと、ほどなく後藤さんが出てきた。
www今度は背景の部屋の表札が「KUROSAKI・AIDA」になってるwww
奈々「すみません、急に。・・・寝てましたよね?」
後藤さんの顔は少し赤くて、見るからにだるそうだった。
後藤「いや、気にするな」
(ちょっと寝癖がついてる・・・やっぱ寝てたよね・・・)
後藤「石神さんに押しつけられたのか?わざわざ悪かったな」
奈々「大学の近くで、たまたま石神さんに会ったんです。風邪だって聞きましたけど・・・大丈夫ですか?」
後藤「ゴホッ・・・まあな。風邪なんか滅多にひかねーから、たまにひくと堪えるもんだな」
とりあえず中に入れ…と、私をリビングに通してくれる。
(思ったよりも、雑然とした部屋・・・)
wwwそういや、片づけられない人だったっけwww
広いリビングには、書類や本が無造作に置かれていた。
後藤「その辺の物に触ったり、見たりするんじゃないぞ」
www怖いわ!www
奈々「み、見ません!」
後藤「ま、アンタは信用できるか。余計なことを言って悪かったな。職業病みたいなもんなんだ」
奈々「はい・・・」
後藤「汚い部屋で驚いたか?」
奈々「少し意外だなって思いました。後藤さんって、几帳面そうなイメージがあったので・・・」
後藤「それは石神さんのイメージに引きずられてんだろ。部屋には滅多に帰らないからな。どうしても、こうなる」
ソファに置いてあった本をよけて、後藤さんが座るように促す。
後藤「お茶くらい出すから。ちょっと待ってろ」
www何してんだ、病人www
奈々「そんな、結構です!後藤さんは休んでてください!具合が悪いんですから・・・」
後藤「だが・・・」
後藤さんは辛くなってきたのか、額を押さえた。
奈々「ベッドに戻ってください。薬や食べ物を買ってきましたから」
後藤「悪いな・・・じゃあ、買い物はその辺に置いてってくれ。アンタはもう帰った方がいい」
奈々「でも・・・」
後藤「アンタに風邪をうつしたら、一柳に何を言われるかわからないからな」
wwwあんなヤツ、ほっとけ(・∀・)www
そう言うと、後藤さんはソファに沈んで辛そうに咳をした。
(こんな後藤さんを放っておけないよ・・・)
奈々「後藤さんはベッドで休んでてください。私、おかゆ作りますから」
後藤「アンタにそこまで面倒をかけるわけにはいかない」
奈々「後藤さんには助けてもらってばかりですから・・・こんな時くらい、恩返しさせてください」
後藤「奈々・・・」
奈々「おかゆの材料も買ってきちゃったんです。冷蔵庫に食材を残されても困りますよね?」
後藤「アンタって・・・変なところで気が強いんだよな」
後藤さんはクスッと笑うと、立ち上がった。
ぐらっと体が傾く。
奈々「後藤さん!?」
私は慌てて、後藤さんの体を支えた。
後藤「・・・悪い」
奈々「い、いえっ・・・」
後藤さんに抱きしめられるような体勢になってしまい、私は手の置き場所に困ってしまう。
www背中でいいじゃん(・∀・)ニヤニヤwww
触れた個所が熱くて、後藤さんの熱が高いことが改めて分かった。
後藤「自分で思ってるよりも、調子が悪いみたいだ・・・今日はアンタに甘えさせてもらっていいか?」
奈々「はい!もちろんです」
苦笑した後藤さんをベッドに寝かせ、私は台所を借りると卵粥を作った。
(後藤さんって、すごく猫舌なんだよね。よく冷ましてから持って行かないと・・・)
念入りに冷ましてから、ベッドの後藤さんまで、おかゆと薬を持って行く。
奈々「どうぞ。不味くはないと思うので・・・」
後藤「ああ、いい匂いだ」
奈々「あと、一応よく冷ましてきたんですけど・・・大丈夫そうですか?」
後藤「・・・。一柳たちには言ってないだろうな」
奈々「何がですか?」
www天然かwww
後藤「・・・・・」
奈々「あ、猫舌のことですか。誰にも言ってないですよ」
後藤「そうか・・・ならいい。まあ、多少熱くても頑張って食ってみるよ」
A:もっと冷ましましょうか?
B:一人で食べられますか?
C:後藤さん、あーん←
奈々「後藤さん、あーん」
後藤「なっ・・・何を言ってるんだ?」
奈々「看病っていったら、こうしませんか?」
後藤「ドラマの見すぎだ。・・・ったく、仕方ねーな。ほら」
奈々「フフッ。後藤さんにも冗談通じるんですね」
後藤「アンタ、料理上手いんだな」
奈々「そんなことないですよ。昴さんに比べたら、まだまだだって海司に言われてます」
後藤「一柳の料理は特別だろ。アンタの料理は・・・なんか、懐かしい」
奈々「懐かしい・・・?」
後藤「ああ。ガキの頃を思い出すよ」
www庶民の味ってことかwww
穏やかな表情になった後藤さんは、おかゆを残さず食べてくれた。
奈々「食べれば元気になりますよ。薬を飲むの、忘れないでくださいね」
後藤「ああ」
後藤さんが風邪薬を飲む頃には、かなり顔色もよくなってきていた。
(あ・・・ベッドサイドに置いてあるのって、あの時のお守り・・・)
後藤「何を見てる・・・ああ、これか」
私に視線に気が付いたのか、後藤さんがお守りを手に取った。
奈々「大切なお守りなんですよね・・・?昴さんも知ってるような顔してましたけど・・・」
後藤「まあ、形見みたいなもんだ。いつも持ち歩いてたからな・・・それが当たり前になっていた」
(形見・・・ああ、そっか。後藤さんは恋人を事件で亡くしてるんだ・・・)
後藤さんはお守りをベッドサイドに戻すと目をつむった。
奈々「あ、あの、私、洗い物してきますよね」
後藤「ああ・・・」
(恋人のこと、思い出しちゃったのかな・・・)
私はそっと傍を離れて、洗い物を済ませる。
(後藤さんの恋人って、どんな人だったんだろう・・・)
後藤さんの様子を見に寝室に行くと、寝息が聞こえてきた。
奈々「薬が効いたのかな。起きたら、元気になってるといいんだけど・・・」
額のひんやりシートを替える。
(結構まつ毛、長いんだ・・・後藤さんの寝顔を見てるなんて、なんか不思議・・・)
後藤さんの布団を掛け直して、私はどうしようかと考える。
(カギができないから、帰るわけにもいかないし・・・。リビングで待たせてもらおうかな)
劇の台本でも覚えていようかとベッドの傍を離れようとした時。
後藤さんの手が私の手を掴んだ。
奈々「後藤さん・・・?」
後藤「・・・・・夏月」
奈々「かづき・・・・・?」
(!もしかして・・・亡くなった恋人の名前?)
後藤さんの表情は苦しそうなものに代わり、呼吸も浅くなっていた。
奈々「後藤さん・・・」
何度か迷って、その手を握り返すと・・・徐々に後藤さんの表情が和らぐのがわかった。
(まだ、愛してるのかな。夏月さんのこと・・・)
まるですがるかのようにつかまれた手に、何故か胸がしめつけられるようだった。
どんな厳しい状況でも、辛そうな顔など見せたことのない後藤さん。
そんな人の心に予期せず触れてしまったようで・・・私はどうしていいのかわからない。
奈々「大丈夫ですよ・・・ここにいますから・・・」
そう声を掛けることしかできなくて。
何度か髪を梳いていると・・・後藤さんは再び、穏やかな眠りに落ちていった。
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後藤さんの風邪が無事に治ってから数日後、私は官邸の廊下で石神さんと後藤さんに会った。
奈々「石神さん、後藤さん、お疲れさまです」
石神「お疲れさまです」
後藤「お疲れ」
石神「奈々さん、先日は後藤がお世話になりました。いろいろしてくださったみたいですね」
奈々「えっ・・・」
後藤「なっ・・・い、石神さん?何を言って・・・」
石神「おや?私は様子を見に行っていただいて助かりましたと言いたかったんだが・・・他に何か?」
wwwイジワルwww
後藤「い、いえ。何もありません」
石神「そうだよな。まさか、おかゆを作ってもらったり、ましては、添い寝などしてもらってるワケはないだろうしな」
www見てたかのようwww
後藤「あ、当たり前ですよ!」
(おかゆを作ったのは本当なんだけど・・・言わない方がいいよね・・・?)
石神「ふっ・・・では、奈々さん、また」
奈々「はい」
後藤さんの反応を楽しむように笑いながら、石神さんは頭を下げて官邸の奥に向かう。
奈々「後藤さん、もうすっかりいいみたいですね」
後藤「ああ・・・看病してくれて、ありがとな」
後藤さんは私の耳元で小さく言葉を落とすと、石神さんのあとを追っていった。
ありがとな・・・。
短い言葉だけど、後藤さんの気持ちがこもっていて・・・私は胸が温かくなるのを感じた。
to be continued
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昼顔の再放送を見てたら、ツッコミ入れるの忘れてたwww
初めて見たけど、結構引き込まれるな~
でも私は主婦なんで、不倫ドラマは嫌いです(笑)