こんばんは!
レポしてると、ウッカリごっとんに持ってかれそうになって、慌てて石神さん本編を読み直してるまなみんです!!
浮気はアカンですよ!!!
さて、持ってかれそうになってるごっとんのレポです(笑)
無愛想な男に萌え萌えなのですwww
では、ネタバレで~
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
朝、出かける準備をしていると部屋のチャイムが鳴った。
奈々「こんな朝早くに誰だろう・・・」
小杉「私が確認するわ。くせ者かもしれないし・・・」
奈々「くせ者って時代劇じゃないんですから」
小杉部長がドアから外を確認する。
小杉「おー、サムライ!」
奈々「え・・・後藤さん!?」
wwwサムライ、ですぐわかっちゃうっていうwww
私が慌ててドアを開けると、小杉部長の言う通り、後藤さんが立っていた。
(あ・・・もしかして昨日の昴さんからの電話と関係が・・・)
奈々「おはようございます。あの・・・なにかあったんですか?」
後藤「一柳から連絡はきているか?」
奈々「昨日の夜に電話がありましたけど・・・詳しいことは明日話すって・・・」
後藤「それで、その先はまだ聞いてないんだな?」
奈々「はい」
後藤「そうか・・・。それじゃあ、ちょっといいか?」
奈々「は、はい」
周囲を見回してから後藤さんが部屋に入ってきた。
後藤「邪魔するぞ」
小杉「あなたがやってきたということは・・・奈々ちゃんにまたなにかあったのね?」
小杉部長のメガネが光る。
後藤「察しがいい女だな。その通りだ」
奈々「一体、なにがあったんですか?」
後藤「今朝、一柳から連絡があった。総理が昨日、狙撃されたそうだ」
奈々「え!?」
(また、お父さんが・・・?)
奈々「それで!それで、お父さんは無事なんですか?」
wwwなんかあったらニュースで大騒ぎしてるでしょwww
後藤「ああ。桂木さんたちがついてたからな。ケガはないそうだ」
小杉「そんな不埒なことをするのは何者なんです!?」
後藤「どうやら過激な宗教団体の犯行らしい。奈々さんにも危険が及ぶ可能性があるそうだ」
wwwさん付け!!( ゚Д゚)www
奈々「そんな・・・」
後藤「一柳たちも総理の警護ですぐには動けないそうだ。SPが到着するまで、オレに奈々さんの警護をしてほしいと連絡があった」
(昨日の昴さんが言おうとしてた話はこのことだったんだ・・・)
奈々「あの・・・それじゃあ私も東京に戻った方がいいんじゃ・・・」
小杉「いいえ!それは甘い考えよ、奈々ちゃん。犯行は東京で行われた・・・ということは、まだ犯人は関東にいる可能性が高いわ。それなら、奈々ちゃんは関東を離れていた方が安全なのよ。そうよね!後藤侍!」
後藤「さむらい?よくわからないが・・・そいつの言う通りだ。長崎にいた方が安全だと桂木さんが判断した」
奈々「そうですか・・・」
(桂木さんの判断なら、間違いないんだよね・・・)
後藤「警察内部にも過激派が混じっているという話があってな。警察も頼れない」
後藤さんが苦々しい顔をする。
後藤「そういうわけだ。申し訳ないが、今日一日はオレと一緒にいてもらう。あんたは悪いが、先に東京に戻ってくれるか?」
小杉「ええ、了解よ。任務の邪魔になるようなことはしないわ!」
(・・・小杉部長が分かってくれる人でよかった・・・)
www変な人だけど、すっごいイイ人だよねwww
奈々「すみません。後藤さんに迷惑をかけることになっちゃって・・・」
後藤「おまえは被害をこうむった側の人間だ。詫びる必要はない」
小杉「フッ・・・さすが後藤侍・・・生き様が男前ね・・・」
後藤「・・・・・」
奈々「その・・・あんまり気にしないでください・・・」
東京へ戻る小杉部長を送るために、私たちはホテルをチェックアウトした。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
奈々「すみません、小杉部長。せっかくの取材旅行だったのに・・・」
小杉「気にしなくていいのよ、奈々ちゃん。これもまたいい芸の肥やしになるわ!無事に帰ってくるのよ!竜馬inスペースの乗務員メイド役は奈々ちゃんしかいないんだから!」
奈々「はい!」
小杉「では、おさらば!」
発車のベルが鳴る。
見えなくなるまで、小杉部長は手を振ってくれていた。
後藤「さあ、行くぞ」
奈々「はい」
(うう・・・後藤さんと二人きりなんて・・・緊張するな)
私がそう思った途端、おなかが鳴ってしまう。
奈々「わっ」
後藤「・・・・・」
奈々「ごめんなさい」
後藤「そうか。腹、減ったよな」
奈々「だ、大丈夫ですよ!我慢できます!」
後藤「そんなこと我慢してどうすんだよ。オレも朝から何も食ってないんだ。腹は減ってる」
後藤さんは時計を見た。
後藤「メシにするか・・・」
長崎駅を出て、ご飯屋さんを探すことになった。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
奈々「長崎といったら、やっぱり皿うどんですよね」
wwwそうか?私はちゃんぽんだなwww
後藤「さっきまでしおらしくついてきてたのに、途端に元気になったな」
奈々「だって本当はお腹ぺこぺこで・・・」
後藤「それに長崎ならちゃんぽんじゃないのか?」
wwwだよねーwww
奈々「そっか。そっちの方が良かったですか?」
後藤「いや、どっちでも構わないが」
すぐに作りたての皿うどんが運ばれきた。
奈々「うん。やっぱり本場は美味しいですね」
後藤「あ、ああ・・・」
私が食べている向かいの席で、後藤さんは箸を動かしていなかった。
(あれ・・・まだ全然食べてない・・・)
wwwそれには深い事情があるのだよwww
奈々「後藤さん・・・」
A:皿うどん嫌いですか?
B:ちゃんぽんの方がよかったですか?
C:嫌いなもの入ってました?←
奈々「もしかして嫌いなものでも入ってました?」
後藤「いや、そういうわけじゃない」
(?でも、全然食べてないよね・・・)
奈々「けど、箸が進んでないから」
後藤「だって・・・熱いだろうが・・・」
(*´ω`*)萌え
奈々「え・・・?」
(そんなに熱くない気がするんだけど・・・)
www皿うどんだしねwww
奈々「もうわりと冷めてきてると思いますけど」
後藤「まだ湯気が出てるうちはダメだ」
奈々「・・・・・」
後藤「なんだよ・・・」
奈々「その・・・後藤さんって・・・もしかして、猫舌なんですか?」
後藤「・・・ああ、悪いか。一柳には言うなよ」
奈々「は、はい」
(後藤さんが猫舌・・・ふふっ、なんだかイメージと合わないな・・・)
後藤「いま、笑ったろ」
wwwニヤニヤしてます( *´艸`)www
奈々「いいえ。誰にでも苦手なものはありますよ」
後藤「そういうことにしておいてくれ」
私が半分食べ終わった頃、ようやく後藤さんが食べ始めた。
奈々「ふー、おなかいっぱいです」
後藤「なかなかうまい皿うどんだったな」
(後藤さんのは冷めすぎのような気もするけど・・・)
後藤さんがポケットからタバコを取り出す。
後藤「おまえも一本どうだ?」
奈々「いえ、タバコは吸わないので」
後藤「そうか」
後藤さんは取り出したタバコを見て、それをそのまま箱に戻した。
(気を使ってくれたんだ。結構優しいんだな)
皿うどん屋さんを出ると、後藤さんが予約したというホテルに向かった。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
駅近くのシティホテルにチェックインする。
奈々「い、一緒の部屋ですか!?」
後藤「このほうが警護しやすいし、何かあったとき、そばにいれなきゃ困るだろう?」
奈々「でも・・・」
後藤「オレはソファで寝る」
奈々「はい・・・」
後藤「フッ。手は出さないから、そんな心配そうな顔すんなよ」
wwwむしろ出してほしいwww
奈々「そんな・・・そういう心配をしているわけじゃなくて」
(二人っきりって・・・後藤さんと何を話せばいいんだろう・・・)
私はベッドに、後藤さんはソファに座る。
後藤「・・・」
奈々「・・・」
(どうしよう・・・ずっと黙ってるわけにはいかないよね)
www早めに寝ちゃえば?(・∀・)www
私がきょろきょろと室内を見回していると、後藤さんが口を開いた。
後藤「おまえも苦労してるな」
奈々「え?」
後藤「しょっちゅうこういう目にあってるんだろ?」
奈々「ええ、まあ・・・」
後藤「・・・恨んでいるか?自分の境遇を」
奈々「私の、境遇?」
後藤「望んでもいないのに、いきなり総理の娘だと言われて、世界が変わっただろう?」
奈々「それは・・・そうですけど・・・」
後藤「散々危ない目に遭ってると聞いている。実際、まともに旅行することもできないようだしな」
(た、確かに。いろんなことがあったなあ・・・)
後藤「イヤになったり、しないのか?」
後藤さんの問いかけに、私は首を振った。
奈々「お父さんはせっかくめぐりあえた大事な家族です。それに・・・いろんな経験ができたし。なによりSPのみんなと知り合えたんだから、私は感謝しています」
後藤「そうか・・・」
後藤さんが私の顔を見つめる。
後藤「強いな、おまえは・・・」
A:まだまだです
B:小杉部長に比べれば・・・
C:SPのみんなのおかげ←
奈々「SPのみんなのおかげです。いつも助けてくれるから」
後藤「なるほどな・・・」
奈々「・・・私は、全然強くなんかないです」
後藤「いや、オレは仕事柄いろんな人間を見てきた。おまえは強い女だよ」
後藤さんが目を細めて微笑んだ。
(後藤さんもこんなふうに笑うんだ・・・)
奈々「・・・・・」
後藤「どうした?腹減ったのか」
wwwwww
奈々「え、いえ・・・」
(後藤さんの顔、思わず見つめちゃった)
少し会話を交わしたものの、私たちはまたすぐに黙ってしまった。
(私からもなにか話かけないと・・・昴さんの話題とかならいいかな・・・)
奈々・後藤「「そういえば」」
奈々「はい!」
後藤「いや、あんたの方はなんだ?」
奈々「いえ。後藤さんの方こそ・・・」
後藤「いや・・・オレは大したことじゃないんだ」
奈々「それでもいいです。聞かせてください」
後藤「そうか?じゃあ・・・東京に滝があるのを知ってるか?」
wwwいきなりかいwww
奈々「た、滝?」
後藤「そうだ」
奈々「知らないです・・・」
後藤「こんな話は聞きたくないか・・・」
奈々「いえ!東京に滝があるんですか?」
後藤「ああ。結構都心の近くにな」
奈々「そうなんですか」
後藤「東京に滝なんて、意外だと思わないか?」
奈々「確かに。知りませんでした」
後藤「たまに行くんだが、なかなかいいんだ」
wwwマイナスイオンを浴びるのねwww
奈々「面白そうですね!」
後藤「ははっ、本気で言ってんのか?」
奈々「はい。いいと思います!滝」
後藤「じゃあ、今度連れてってやろうか?」
奈々「はい。行ってみたいです」
後藤「フッ・・・。じゃあ、今度な」
奈々「楽しみにしてます」
こうして他愛のない会話をしながら、私たちは同じ部屋で一日を過ごした。
to be continued・・・
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
皿うどんも大好きですが、やっぱり私はちゃんぽんが好きですね!!
久しぶりに食べくなってしまったwww