こんばんは!
今日は休みで、夫と食べ歩きしてきたまなみんです!!
また太りそうだな・・・(笑)
さて、クライマックスに近づいております、黒崎先生レポです~
水滸伝のイベントに期待してたものの、つい最近のイベントの再登場でがっくりきております・・・
いや、あのイベントは楽しくて大好きなんだけど・・・古いのをやるのなら、一番最初のイベントがやりたいです(泣)
あのイベント、レポできてないからね!
それでは、愚痴ったところでネタバレです。
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そこへ、諒さんが戻ってきた。
私とお父さんが手を握り合っているのを見て、眉を寄せながら駆け寄ってくる。
黒崎「今度は俺の女に手を出すつもりか!?」
彩香「ちょ、お父さんになんてこと・・・」
黒崎「お前は黙ってろ。・・・死にかけてまで、節操のない男だ。手を離せよ!」
www大人げない(´-ω-`)www
諒さんは無理やりに、私とお父さんの手を引き離し、私の手をぎゅっと握った。
お父さんはというと、怒鳴られているのにどこか嬉しそうに見える。
そして、耐え切れない、という風に笑い出した。
佐和透「ははは・・・諒は本当に、彩香さんのことが好きなんだな」
黒崎「・・・はあ!?」
佐和透「こうして昔よく、お前と奈津の取り合いをしたな・・・」
黒崎「・・・覚えてないな」
諒さんは、ふいっと透さんから目をそらす。
佐和透「安心したよ、本当に・・・」
お父さんはそう言って優しく微笑んだ。
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その日の夜。
再び面会時間外に美濃部さんが現れた。
wwwほんっと、セキュリティの甘い病院だなwww
美濃部「黒崎先生を説得できましたか?」
彩香「いいえ。説得していませんし、これからもするつもりはありません」
美濃部「・・・それは、この書類を公表しても構わない、ということでしょうか?それにあなたの会社での立場が悪くなる、ということもあり得ますよ?あなたの会社と取引を中止すると言えば、あなたの上司はなんとおっしゃるでしょうか?」
wwwお前みたいな平社員にそんな権限あるもんかwww
彩香「会社のことは、あなたがどうこうする前に辞表を出します。私のことで会社に迷惑をかけられませんから」
美濃部「へえ、ずいぶん思い切りがいいんですね?」
馬鹿にしたように言われ、ムッとしたけれど、言い返したりはしなかった。
私は私の正義を貫けばいいことだから・・・。
彩香「その書類、見せてください」
美濃部「あなたが見ても何かわかるような書類ではありませんよ」
彩香「見せられないんですか?」
美濃部「・・・いいでしょう。どうぞ」
私は書類を受け取ると、目を通すこともなくすぐビリビリに破いた。
突然のことに、美濃部はあっけにとられて私を見ている。
証拠を隠滅してしまえば、諒さんに不利なことも表沙汰にはならないはず・・・そう思っていたのに。
美濃部「あはははっはははははっ」
美濃部さんはお腹を抱えて笑い始めた。
今度は私があっけにとられる番だった。
彩香「な・・・何がおかしいの!?」
wwwそりゃおかしいだろうよwww
美濃部「あなたは本当に可愛らしい人ですね。黒崎先生を守るためにそんなに必死になるとは・・・けれど、残念でした。そちらの書類は原本ではないんです」
彩香「えっ!?」
www当たり前だろうwww
美濃部「大事な書類の原本を持ち歩く馬鹿がいると思いますか?まあ、あなたなりに色々考えたんでしょうけど」
彩香「!!」
wwwOLのくせに、コピー機の存在も知らないのかねwww
確かに、よく考えればわかることなのに。
切り札となる書類を持ち歩き、簡単に私に手渡すはずなどない・・・。
私は悔しくて唇を噛みしめた。
www恥ずかしくて、じゃないの?www
美濃部「あなたがどれほど黒崎先生を大切に思っているか、よくわかりました。あなたを利用することはできそうにありませんね。諦めます」
彩香「・・・どうするつもり?」
美濃部「英士さんの判断に委ねましょう。これからどうなるか・・・あなたも楽しみに待ってるといい。失脚した医師にそう簡単に次の職など見つかりますかねえ?しかもあなたもこれから無職ですから・・・大変ですね?」
美濃部は意地の悪い笑みを浮かべ、病室を出て行く。
ドアを閉める前に振り返って言った。
美濃部「ああ、その書類はプレゼントしますよ。お好きにご利用ください」
私は閉まるドアに向かって、破れた書類の束を思い切り投げつけた。
散らかった書類をそのままにしておくわけにもいかない。
書類を拾い、誰かの目に触れたりしないように、丁寧に細かく破ってゴミ箱に捨てる。
ちょうど書類を処分し終り、ベッドで一息ついていると、諒さんが現れた。
黒崎「どうした?お前、顔が赤いようだな?」
彩香「そ、そうかな!?」
書類が分厚かったから、処分するのが大変だったせいかも・・・。
諒さんは顔を近づけ、なんとおでこをくっつけて熱を測ろうとする。
彩香「ちょ、諒さん!」
黒崎「こうするのが一番確実なんだよ」
www医者の言うことかwww
彩香「体温計持ってるでしょ!」
黒崎「体温計だと時間がかかるだろう?・・・熱はないみたいだな」
百合さんに撃たれ、入院してからの諒さんは本当に優しい。
今までどおり強引ではあるけど・・・それにもまるで私を包み込んでくれるような温かさがあった。
(別に、優しくしてほしかったから、諒さんを庇ったわけじゃないんだけどな・・・)
これは私のわがままだ。
優しくしてもらえるなら、そこに愛情があってほしいと思う。
今の優しさは、私への負い目と同情なんだってわかっているから・・・。
www勝手な思い込み、うぜえなwww
私の髪を梳いていく諒さんの指は、やはり泣きたくなるぐらいに優しかった。
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数日後の夜。
再びお父さんの容態が悪くなったと連絡があった。
黒崎「どうする?お前も行くか?」
彩香「うん、もちろん」
病院につくと、すでにお父さんの意識はなかった。
院長と英士さんが主治医の部屋に呼ばれ、病室に残ったのは私と諒さんだけになる。
彩香「先生に話を聞きに行かなくてもいいの?」
黒崎「どうせもうダメだろう・・・話を聞いても無駄だ。ここにいる」
1:いったほうがいいよ
2:冷たいんですね
3:本当にそれでいいの?←
彩香「本当にそれでいいの?」
黒崎「・・・・・」
私はそれ以上は何も言わずに諒さんに寄り添った。
ベッドの傍らに立っていると、お父さんの手がピクリと動いた。
彩香「りょ、諒さん!お父さんが!」
諒さんが静かにベッドに近づいてくる。
ふっとお父さんの目が開いた。
佐和透「・・・諒?」
黒崎「・・・ああ、俺だ。無様な姿だな」
佐和透「・・・まったくだ。今までやってきたことの・・・報いを受けたのかもしれんな。諒・・・お前には本当にすまないことをした」
黒崎「何を今さら・・・」
佐和透「わかっている。今更だってことは・・・でも言わせてくれ」
黒崎「・・・許せるはずがないだろう」
諒さんの声は震えていた。
しばらく黙り込んだ後、諒さんは静かに言った。
黒崎「・・・アンタにずっと聞きたかったことがある」
佐和透「・・・ああ」
黒崎「母さんのこと・・・どう思ってたんだ?」
お父さんは答えず、しばらくずっと天井を見つめていた。
やがてゆっくりと口を開く。
佐和透「奈津を今でも愛している・・・」
黒崎「なら、どうしてだ。なぜ俺たちをゴミみたいに捨てたんだ。母さんは事故に遭って、一度も意識が戻らないまま死んだ。その時アンタは・・・見舞いにすら一度も来なかったじゃないか」
佐和透「今となっては言い訳でしかないが・・・奈津が死んだことを知ったのは、それから5年も経ってからのことだった・・・後悔したよ、心から。今でもずっと後悔し続けている」
黒崎「・・・!」
諒さんは唇をかんで黙り込んだ。
握り込んだ拳は、わずかに震えている。
お父さんは苦しそうな息のまま、続ける。
佐和透「あの頃の私は野心の塊だった。清香に望まれ、佐和総合病院の事務局長の椅子をちらつかされ・・・心を動かされた。今考えれば愚かな選択だ。金や権力よりも、大事なものがあるのだと・・・あの頃の私は気づきもしなかった。諒、私を恨んでいるだろうな」
問われた諒さんは、考え込むようにうつむいた後、顔を上げてまっすぐにお父さんを見た。
黒崎「過去形だ。今はもう・・・何とも思っていない」
www切り替え早ッ!!www
諒さんは昔を思い出すように目を細めた。
黒崎「俺はアンタと同じ轍を踏むことはしないだろう。金より権力より、大事だと思う人がいるからな」
お父さんの目から、涙があふれてくる。
その涙につられるように・・・私の目からも涙がこぼれ落ちた。
佐和透「すまなかった・・・」
黒崎「それはあの世で母さんに言ってやってくれ。許してくれるかどうかは知らないが」
淡々と冷たく言い放った諒さんだったが、最後に父親の手にそっと触れた。
黒崎「・・・・・」
そしてかがみこんで彼の耳元になにかをそっと囁く。
何と言ったのかは聞こえなかったが・・・お父さんの表情を見れば、わかるような気がした。
長年の重荷を降ろしたようにホッとした表情で、彼はゆっくりと目を閉じた。
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なんか、あっさりと許しちゃいましたねwww
お父さんの話は、ほんと単なる言い訳にすぎないよね~
健康なら、絶対にこんなことは言わないだろうwww