【一〇八恋星☆水滸伝】史進外伝 第三章 第一話~第五話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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こんばんは!



思うように仕事が捗らなくて、ちょっと詰んでる状態のまなみんです!!



クソッ!忌々しい消費税め・・・o(TωT )←小売業界のすべての人の叫び



さて、期間限定イベントの案内が出てましたね・・・


去年のイベントやし!!!!!


しかももうレポしたやつだし~


どうせなら、一番最初のやつとか保存失敗したやつとかにしてほしかった(  ̄っ ̄)←自分の都合


それでは史進外伝です。


ネタバレです。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




(これってもしかして・・・私、キスされようとしてる!?)



突然、魯智深さんに距離を詰められ、頭の中が混乱する。

おまけにあろうことか、とっさにぎゅっと目を閉じてしまった。


www待ち構えてる状態ねwww



(目をつぶったりなんかして・・・何してるの、私!!)



心の中で自分を叱り飛ばした瞬間・・・。



郁里「ひゃっ・・・」



ぐいっと体を後ろに引っ張られる。



史進「・・・・・」



振り向くと、史進くんと目が合った。



(史進くん・・・もしかして助けてくれたの?)


魯智深「どうした?」

史進「あ・・・いや、その」



魯智深さんの声に史進くんはハッとしたように瞬きを繰り返した。



史進「ちょっと用を思い出した。手伝え、原」



史進くんが私の腕を引いた。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




私の手を引いたまま、史進くんはずんずんと歩いていく。



郁里「し、史進くん?」

史進「・・・・・」



黙って歩き続ける史進くんに、私は少し不安になる。



(また、お前に隙があるからだ、とか怒られるのかな・・・でも、確かに魯智深さんに対して、無防備すぎたかもしれない)



しょんぼりしていると、史進くんがピタリを足を止めた。



郁里「あの・・・」

史進「俺は心が狭いのだろうか・・・」



私の言葉を遮るようにして、声が響く。



史進「お前が男と話しているのを見ているだけで、心が陰る。どうして、このようになるのか・・・」

郁里「そ、それは・・・」


(もし私の予想が間違ってなければ、とても単純な理由だと思うんだけど・・・)


www嫌な女だな~www



しかし、私が言うにはあまりにも図々しい気がして、言葉に詰まる。



史進「・・・こんな気持ちはないほうがいい。視界がにぶる」

郁里「えっ」


(どういう意味・・・)



史進くんの言葉に、心が軋んだ。



史進「でも・・・」



私の腕を掴んでいた手に力が込められる。

そのまま、腕を引かれ、気が付いたら・・・私は史進くんの腕の中にいた。



史進「お前のことが愛おしくて仕方がないんだ」


(〃∇〃)!!!


史進「こんな気持ちが邪魔だと思う反面、郁里がいなくても構わない、とはどうしても思えない」



私を強く、強く抱きしめた史進くんの声が耳元で響く。

その声と、熱い体に、目の前がかすみそうになる。



史進「俺は、俺自身を、持て余している」



ふっと体が離された。



史進「・・・すまない。おかしなことを言った」



そう言うと、広間のほうへと歩き出した。



郁里「し・・・史進くん!」



遠くなりそうな背中を呼び止める。



史進「・・・」

郁里「どうして・・・lその・・・今みたいに・・・?」


めんどくせ~な~(-""-;)いちいち行動の理由を確認しないと気が済まないワケ?この子は・・・


史進「・・・理由なんてない。抱きしめたかっただけだ」


www別人のようだwww



それだけ言うと、史進くんは足早に立ち去る。

私はというと、力が抜けてしまい、その場にへたり込んだ。



(もう・・・いっそのこと、はっきり言ってもらえたら・・・その胸に・・・私から飛び込んで・・・)


???「なんだ、人肌恋しくなったか。代わりに抱いてやろうか?」


断る!!!(`・ω・´)


郁里「ひゃああああっ!」



後ろからさわりと抱きしめられて、私は飛び上がる。



郁里「だ、誰・・・って、戴宗さんっ?」

戴宗「どうだ、子猫。少華山は満喫できているか?」

郁里「戴宗さんはどうしてここに・・・」

戴宗「いやあ、相変わらず九紋竜は話題に事欠かないねぇ」

郁里「!ちょっと待ってください。今のは、梁山泊のみんなには言わないでください!ねっ!?」

戴宗「『理由なんてない。抱きしめたかっただけだ』・・・・・・っくっ・・・・・・・はっはっはーっ!いいねぇ、若いねぇ」



史進くんの口調を真似た戴宗さんが豪快に笑った。

私はというと、がっくりと肩を落とす。



郁里「気が向いたらでいいので、言わないでいただけると・・・」

戴宗「気が向いたら、な・・・。ところで、客人は来たか?」



急に真顔になった戴宗さんの問いかけに、少しだけ心がざわつく。

そして私は、すぐに魯智深さんと楊志さんの顔を思い浮かべた。



(ここに来たことがバレるとまずい、っていう感じだったよね・・・)


郁里「右近さんと左近さんという方がいらしてますけど」

戴宗「そうか」

郁里「でも、どうしてそれを・・・?」



戴宗さんは私の問いには答えず、ニッと笑みを浮かべると。



郁里「えっ・・・あれ!?」



音もなく姿を消した・・・。


www幽霊かwww




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




それから数日が経ち・・・。



郁里「あ、史進くん」



前から歩いてくる史進くんに思わず声を上げる。



史進「郁里か。・・・相手もできずにすまん。退屈していないか」

郁里「大丈夫。炊事場を手伝わせてもらっているし、少なくとも暇ではないよ」

史進「そうか」



少華山内は、曾家との戦に備えて、忙しそうな様子だった。



(戦では特にお手伝いできることもないし・・・私にできるのは、せいぜい食事の支度を手伝うことぐらいだもの)



すると、史進くんは私を見つめて、ふっと笑みを浮かべた。



史進「・・・久しぶりに郁里の顔を見た気がした。少し時間ができたら、遠乗りに連れて行ってやる。景色の良い場所があるんだ」



1:無理しないで

2:楽しみにしてる←

3:期待しないで待ってる



郁里「楽しみにしてるね!」

史進「ああ。そのためには面倒を効率よく片付けねばな」



史進くんは少し気合を入れるように、深呼吸をした。



郁里「あ・・・史進くん、どこかへ行く途中じゃなかったの?」

史進「あ、これから軍議だ」



軍議のことに思考が向いたのか、史進くんの表情が厳しくなる。



史進「ではな」



史進くんを見送り、ほうっとため息をつく。



???「寂しいかい?」



振り向くと、魯智深さんが笑みをたたえ、立っていた。



郁里「ろちし・・・じゃなかった、右近さん」

魯智深「他に誰もいねえ。魯智深で構わねえよ」

郁里「・・・魯智深さんは、軍議に出なくてもいいんですか?」

魯智深「率いる兵を持たない身でか?手持無沙汰だよ、君と一緒でな」



優しい笑顔を見せる魯智深さんに、つい緊張が緩む。



魯智深「もし暇なら、散歩でもどうだ?」



ふと、史進くんの顔が浮かんだ。

けれど。



(史進くんが信用している人だし・・・それに、彼の行動にはなんとなくだけど・・・全てに意味がある気がして・・・だから、こうしていることにも何か意味がある気がする・・・)



私は気が付いたら頷いてしまっていた。



魯智深「・・・へえ。警戒しないでいてくれるのは嬉しいね・・・まあ、男としちゃ寂しいが」


(サラッと嫌味なく言えるんだなあ・・・ホント・・・すごい人だ)


魯智深「じゃ、行くか」



私の腰を抱き、魯智深さんが歩き出す。

腰に回された手も、なぜか誰かさんとは違って、いやらしさを感じない。


(ホント、不思議な人・・・魯智深さん)




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




魯智深さんにいざなわれるようにして、私は少華山の外へとやってきた。



郁里「いいんですか、外に出てきてしまって」

魯智深「いいんじゃねぇか少しぐらい。大丈夫だよ」



軽い口調で言った魯智深さんは妙に楽しそうだ。



郁里「あ、そういえば、楊志さんは・・・?」

魯智深「ああ、今頃、剣の鍛錬でもしているんじゃねえか」

郁里「楊志さんってとても稽古熱心ですよね」



何度か少華山で楊志さんの姿を見かけたけれど、いつも剣の稽古をしていた気がする。



魯智深「ああ、あれな・・・剣と語り合っているんだ」

郁里「剣と?」

魯智深「そ。楊志は自分の剣・・・吸毛剣というんだが、彼女・・・と楊志は恋人のように読んでいるんだぜ・・・理解できねぇよ」

郁里「へ・・・へええ」

魯智深「だからあれは、稽古というよりは、恋人と語り合っている時間なのさ」

郁里「そう・・・なんですか・・・」


(変わった人・・・だな・・・)


魯智深「私としちゃ、剣よりも郁里さんと語り合うほうがよっぽど充実した時間のように思うけどな・・・」



魯智深さんの瞳が私を捉えた。



魯智深「少華山に来て、本当に良かった。人生において、大切なことを見つけちまったからな」

郁里「ここで、ですか?」

魯智深「そうさ。キミのことだよ」



照れることもなく魯智深さんが言った。

あまりにも突然な奇襲に、心が身構える前に一歩踏み込まれたようにたじろぐ。



魯智深「地位や名誉、そして志よりも大切なものを見つけた気分だぜ・・・言わなくてもわかるだろ」

郁里「え、いや、その・・・」



魯智深さんに見つめられ、問われたことに私は口をパクパクさせる。



魯智深「もっと、キミと時を過ごしてえと思うのは・・・私には贅沢な話かい?」



魯智深さんの指がいつかのときのように優しく私の頬を滑った。



(ううう・・・頭の奥がトロンと・・・催眠術か・・・何か?)


郁里「お、お坊さんは恋をしちゃいけないんじゃ・・・」



ぼんやりとする頭で問い返す。



魯智深「坊主は愛を伝え歩くもんだ。自分が愛を知らなくちゃ、伝えることもできねえだろ?」


www数枚上手www


郁里「それは、確かにそう・・・ですけど・・・」

魯智深「キミとの愛を深めれば、私には救える人が増えるって寸法なんだ」

郁里「え・・・そうなんですか?」

魯智深「ああ。だから・・・より多くの人を救うために・・・私と愛について学ぼうぜ」



魯智深さんの声が心地よく響く。



(不思議な声・・・まるで・・・催眠術みたいで・・・)



その時・・・。



魯智深「・・・!」



一瞬にして魯智深さんの顔色が変わった。

ピリッとした空気が私の肌を突き・・・。



魯智深「伏せて!」



地面に押し付けられた・・・!



郁里「え・・・っ!」



ヒュンッ!



空気を割くような音とともに、鋭い矢が私の頭の上を通り過ぎて行く・・・。



(う・・・うそ・・・)




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




サクサク打てないって・・・ツライ(ノ◇≦。)


てか、眠くなっちゃうわwww