こんばんは!
ここ数日、めっちゃ食べ過ぎてるまなみんです!!
体重計に乗るのが怖い・・・(。>0<。)
さて、亀更新の史進レポです~
新しいPCを導入したら・・・サクサク更新していきたいもんですwww
では、ネタバレ!!
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史進くんに少華山を案内してもらったあと、屋敷に戻ってくると・・・。
陳達「ああ、頭たち、戻ってきたんですね!」
何やらせわしなく指示を出している陳達さんの姿があった。
史進「何をしている?」
陳達「せっかくお嬢さんが来たから、ささやかながら宴会でも開こうかと思って」
郁里「え、いいんですか?」
陳達「ああ。とは言っても、あまり賑やかな宴なんかはうちの山じゃやらねぇから、本当にささやかぁぁな物になるけどな」
郁里「それでも嬉しいです!」
陳達「そりゃあよかった。・・・っと、頭、そちらさんは?」
陳達さんの目が鋭く、史進くんの背後をとらえた。
そこには、先ほど合流した魯智深さんと楊志さんの姿があった。
史進「ああ・・・俺の知人だ。右近殿と左近殿と言う」
陳達「右近に左近・・・兄弟ですかい?」
www全然似てないだろうwww
史進「まあ・・・そんなところだ」
www嘘のつけない男www
あまり嘘がうまくない史進くんは、言葉を濁らせた。
魯智深「右近だ。短い間だが世話になるよ」
そんな史進くんをフォローするように魯智深さんが言った。
陳達「ああ、あんまり大したもてなしもできねえが・・・」
陳達さんはそう言ってじっと魯智深さんたちの顔を見比べたあと、ふいっとその場を立ち去った。
(陳達さん・・・?なんだかいつもよりそっけないような・・・)
史進「宴を開くということで・・・お二人にも楽しんでもらいたい」
魯智深「ああ、もちろん」
魯智深さんは頷くと、おもむろに私の肩を抱き寄せた。
魯智深「郁里さんの隣でしっぽりがいいぜ」
(えっ・・・!)
魯智深「せっかく天女さまにお近づきになれたんだ。ゆっくりと愛でながら、酒が飲みてぇもんだ」
www魯智深のテレ顔って、もろにエロオヤジ顔なんだけどいいのかwww
郁里「そ、それは・・・」
対応に困り、ちらりと史進くんのほうを見たけれど・・・。
史進「郁里、失礼のないようにな」
(え・・・えええっ!?史進くん!?)
魯智深「がっはっはっ!ずいぶんと物分りがいいじゃねえか、史進。さあ、それではあちらに参ろうか、郁里さん」
優しく私をエスコートするように魯智深さんが歩き出す。
いつになく大人な対応を見せる史進くんに、私は少しばかり戸惑ってしまっていた。
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どこからともなくお肉を焼くいい匂いが漂い始め、広間では宴が始まった。
(史進くんは楊春さんと何か話してる・・・楽しそうにしてるけど、何を話してるんだろ)
魯智深「気になるか?」
隣にいた魯智深さんが尋ねる。
魯智深「さっきから、史進のことばかり見ているぜ」
郁里「そ、そんなことはないですよ?少華山には来たばかりなので、どんな人がいるのかなあって、ちょっとキョロキョロしてしまっただけです」
魯智深「ふうん・・・」
言いながら、私の杯にお酒を注いだ。
郁里「あ、魯智深さん、私はあまりお酒は・・・」
魯智深「しっ・・・右近だ、ここではな」
郁里「あっ・・・ごめんなさい」
魯智深「安心しろい、これはお茶だ。白酒は強い酒だしな。慣れないのに無理して飲んでは体に障る」
郁里「あ、ありがとうございます・・・」
(すっごい飲みそうな風体なのに・・・意外)
wwwそれ、私もよく言われるwww
魯智深「ふっ、酒にゃ痛い目にあっててな。控えているんだよ。キミもまさかその口か」
郁里「いえ、そんな!」
魯智深「ああ、からかいすぎたな。悪い悪い。・・・これは手土産に持ってきた茶だ。茶がおいしい土地があってよ。そこを通ってきたもんだから、史進にな」
魯智深さんに促されるようにして、お茶を口に運ぶ。
郁里「・・・・・!おいしい・・・」
魯智深「別に宴で酒を飲まなければならないという決まりはねえだろ?」
そう言って微笑んだ魯智深さんを見て、私は少し不思議な気分になる。
(今まで会った梁山泊の人たちとは少し雰囲気が違うなあ。女性の扱いに慣れているという点では李俊さんや戴宗さんと同じだけど、二人とも少し違う・・・)
そんなことを考えていると・・・。
陳達「お嬢さん、右近殿!」
杯を手にした陳達さんが険しい表情で私たちのところへやってきた。
郁里「陳達さん・・・?少し酔ってます?」
陳達「この程度で酔う俺ではねぇよ!右近殿!少し、馴れ馴れし過ぎやしませんか」
魯智深「馴れ馴れしい・・・?」
陳達「お嬢さんにだよ」
魯智深「これが、私が女性と話すときの距離感なんだがねぇ?」
私の耳元で囁くようにして魯智深さんが言う。
魯智深「もっとも、郁里さんが不快だってんなら、話は別だが・・・」
(そういえば・・・こんなにすぐそばで話されているのに、緊張したり、嫌だって思わなかったな・・・お坊さんっていう見た目のせい?)
陳達「どうなんだい、お嬢さん!」
1:嫌じゃない
2:右近さんは悪くない
3:どうして怒ってるの?←
郁里「どうして陳達さんがそんなに怒ってるんですか?」
陳達「そ、それは・・・」
陳達さんがグッと言葉を詰まらせる。
陳達「それは・・・頭が黙って・・・がま・・・んして・・・」
郁里「え?史進くんが、なんですか・・・?」
陳達「・・・っ、何でもねえ!」
史進「陳達」
今にも魯智深さんにかみつきそうな様子を見せる陳達さんを、離れたところにいた史進くんが呼んだ。
史進「あんまり右近殿に失礼なことを言うな」
陳達「し、しかしよぉ頭ぁ・・・」
陳達さんは少し考えるような表情を見せたあと・・・。
陳達「お嬢さんが他の男にとられちまってもいいんですか!」
wwwどストレートにクエスチョンwww
陳達さんの大きな声に、自然とその場の視線が集まってくる。
(陳達さんったら何を・・・っ)
陳達「どうなんです、頭!」
史進「酔っているのか、陳達」
史進くんはほんの少し、眉をひそめただけで、すぐに“頭”の顔になる。
史進「右近殿は俺の尊敬する客人で、素晴らしい方だ。このような場で女に手を出すなど・・・」
魯智深「はんっ、そこはちと違うぜ」
魯智深さんは史進くんの言葉を遮るように声を発したあと・・・。
魯智深「陳達サンとやらの言うことは、あながち間違ってもいねえな」
史進「ろ・・・右近殿・・・?」
史進くんの声がわずかに動揺するのが分かった。
でも、魯智深さんは史進くんのことはお構いなしに、私の顎に手をかけた。
郁里「あっ、あの・・・っ」
魯智深「もしかしたら・・・私は郁里さんに出会うために、ここに来たのかもしれない・・・ぜ?」
じっと見つめられて、私は言葉を失う。
(困った・・・!どうしよう、ちょっと距離が近すぎて、否応なくドキドキする・・・)
でもそれは、史進くんに対して感じるものとは違った。
私が何も声を発することもできずに固まっていると・・・。
史進「・・・・・右近殿」
気づくと、史進くんが私たちのすぐそばにいた。
史進「原が嫌がっている。手を離していただけるか」
魯智深「おっ。ようやく立ち上がったかい。でもよ、史進。彼女は本当に嫌がっているのかねぇ?」
史進くんに向かって言葉を投げかけている間にも、魯智深さんは私から視線を外そうとしない。
(なんだろう、この魯智深さんの抗いがたい力は・・・)
史進「それは・・・」
史進くんが言葉を詰まらせたとき・・・。
楊志「・・・・・ふむ」
wwwやっと出てきたwww
楊志さんが大きなため息をついた。
楊志「史進・・・いつものことだ、気にするな」
史進「何、いつものこと・・・?」
楊志「お主は知らなかったか。この男・・・花の蜜を舐めるのが趣味だ」
史進「・・・・・花の・・・・・?」
郁里「蜜を・・・?」
魯智深「ふふっ、いい顔だ・・・。この花の少ない山で、一輪、咲き誇る君の・・・蜜の味を確かめたくなる衝動を・・・誰が咎められるだろうか」
楊志「坊主の少ない趣味だ。大目に見てやれ」
梁山泊を旅立つ前、李俊さんが言った言葉が蘇る。
『くれぐれも、ハゲボウズには気をつけろ。ボウズが近づいてきたら、女の身の危険と思え!』
(も・・・もしかして、李俊さんが言っていたのって、魯智深さんのこと!?)
www気づくのおっそ!www
史進「女に誰彼かまわず手を出すということですか」
楊志「逆だ。老婆だろうと幼女だろうと、はたまた雌犬だろう雌馬だろうと、女と名のつく生物なら、皆この男に吸い寄せられる」
史進「なんだその化け物じみた体質はっ!そ、そんなお人だったのか、ろ・・・右近殿!?」
魯智深「私はそんな風に思ったことはねえんだよ。ただ、こうやって女性を見つめたときに、私を見つめ返してくれる瞳・・・」
魯智深さんの指が私の顎をなぞる。
一瞬、電流が走ったような気がして、思わず顔を熱くする。
魯智深「この瞳を見ることに悦びを感じちまうんだ・・・これはもう、どうしようもねえんだよ・・・」
ゆっくりと魯智深さんが私との距離を詰める。
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今、すっごい眠い・・・!
あと少し、頑張れワタシ~!