こんにちは!
少し太ってしまったまなみんです!!
このところ、ちょっとおいしいもの食べ過ぎてしまったかも・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
それでは、更新がのっそりしていますが、石神さんレポです。
ネタバレ!!
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石神さんとのメールを終え、ベッドに入ったものの・・・。
なかなか寝付くことができなかった。
www前回、あんなにキレイにまとめておいて、続きとかwww
亜弥子「婚姻届・・・書いちゃおうかな」
私はベッドを抜け出すとデスクのライトをつける。
いざ紙を広げると、結婚の実感が湧いてくる。
(石神さん、綺麗な字・・・私も間違えないように書かないと)
ペンを握った手が緊張していて、私は深呼吸をする。
(初めて会ったときは、石神さんと結婚することになるなんて思いもしなかったけど・・・)
www当たり前だ。初対面で、「私、この人と結婚する!」とか思うもんかwww
最初の印象は冷たくて怖そうな人。
桂木班の皆との仲もあまりよくなさそうで、近寄りがたいと思っていた。
(でも・・・少しずつ、石神さんのことを知って・・・)
ソウルで一緒に観光してくれたり、パリの街を案内してくれたり。
私たちは少しずつ互いへの想いを育てていった。
石神『公安に配属されたときから、仕事一筋で生きていくと決めていました。そういう生き方しかできないと思っていたんです。でも・・・』
亜弥子『でも・・・?』
石神『ダメでした。抑えることが、どうしてもできなかったんです。とめることができなかった・・・貴女を好きだという気持ちを』
(あのときに、私の世界は変わった・・・)
たくさんの思い出が溢れてきて、私は目を閉じる。
亜弥子「石神さんと結婚するんだ・・・」
どこか夢のように感じていたことが、現実感を伴ってくる。
(いつ婚姻届を出すんだろう。戸籍とかが必要になるから、出すのは私が帰国したときかな。結婚式は・・・)
一瞬、石神さんとの結婚式を夢見て私は首を振る。
亜弥子「立場上、友人の結婚式に参列することも控えてるって言ってたもんね」
たとえ結婚式が難しくても、それでも石神さんと結婚できるだけで十分に嬉しい。
結婚式をあげることが全てではないからね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
石神『亜弥子、オレの・・・家族になってくれないか?』
(何より大事なのは、石神さんの家族になることなんだから)
結婚式でなくても、二人の部屋でいいから誓いたいと思う。
病める時も健やかなる時も・・・石神さんを愛し続けることを・・・。
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それから数日が過ぎた。
SPがついていることもあってか、私の周りで大きな動きはない。
(日が経つごとに石神さんからの連絡が減ってるけど、忙しいのかな)
一昨日の朝に石神さんから携帯にもらったメールを見て、私は出勤準備をしている昴さんに声をかける。
亜弥子「あの、昴さんの方に、石神さんから何か連絡ありましたか?」
昴にいらんこと言うんじゃないよ(-""-;)
昴「いや・・・ここ数日はないな。お前にも何も言ってきてないのか?」
亜弥子「一昨日の朝にメールをもらったのが最後です」
昴「ったく、連絡しなけりゃ亜弥子が心配することもわかってんだろ。あいつは・・・」
めんどくせーな。二日連絡ないくらいで( ̄∩ ̄#
(昴さんにも連絡がないってことは、事件が動いてる最中なのかも)
表情を曇らせると、昴さんは私の頭の上にポンッと手を置いた。
昴「そんな顔すんなよ。亜弥子の周りで何も起こらないってことは、石神たちの捜査が上手くいってるってことかもしれない」
亜弥子「そうですよね。いい方に考えないとダメですよね」
昴「捜査の状況次第では連絡しない方が安全ってこともあるだろ、特に石神の場合。オレもロンドン市警や後藤に探りを入れてみる。お前は余計な心配しないで、稽古のことだけ考えてろ」
亜弥子「ありがとうございます。昴さん・・・変わりましたよね」
昴さんは上着を片手にソファから立ち上がると、クスッと笑って私を見下ろす。
昴「班長になったのに、変わらない方が問題あるだろ。人は変わる。いい意味でも、悪い意味でも・・・それを左右するのは、周りにいる奴らだと思う」
そう語る昴さんは、ひどく大人に見えた。
wwwじゃあ、今までは子供だったんだwww
昴「オレは一柳班のメンバーに支えられて変わることができた。石神も例外じゃない。亜弥子がいることで、アイツも大きく変わっただろ」
亜弥子「それは、いい意味で・・・ですか?」
昴「お前はどっちだと思うんだ?」
A:いい意味だと思う←
B:悪い意味だと思う
C:昴さんの意見を聞きたい
亜弥子「いい意味だと思いたいです」
昴「お前がそう思うなら、いい意味で変わったんじゃないか?まあ・・・亜弥子がいるようになって、アイツも人の心を慮るってことを知ったかもな。こんなこと言いたくねーけど・・・お前たち、きっといい夫婦になる」
亜弥子「ありがとうございます」
昴「結婚式の準備は進んでるのか?」
亜弥子「あ、いえ・・・式はできないかなって思ってるので・・・」
昴「・・・ああ、石神の立場を考えてるのか・・・けど、一生に一度のことだ。大掛かりでなくてもいいから、ドレスくらい着させてもらえ」
www一生に一度とは限らないwww
英司「班長、そろそろ行きましょう」
昴「わかった。亜弥子の警護は今日もそらと海司をつける。何かあったら、すぐに連絡しろ」
ロンドン市警に向かう昴さんと清墨さん、真壁さんを先に見送る。
少し遅れて、私はそらさんと海司と一緒に稽古場へと向かった。
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本番が迫るにつれて、稽古もどんどん熱が入っていく。
少しずつ終わる時間が短くなり、今日は帰る頃にはすっかり日が落ちていた。
そら「はあ~、腹減った。警戒態勢が引き上げられたわりには平和な毎日だよね」
海司「上の捜査が上手くいってるってことかもしれないですね」
亜弥子「昴さんもそう言ってたよ。ここ数日、石神さんからの連絡がないんだけど・・・何も起きてないってことは、捜査が順調なんじゃないかって」
そら「亜弥子ちゃんとスパイって、どれくらいの頻度で連絡してるの?意外に毎日欠かさずとか?」
亜弥子「いえ、お互い忙しい時は数日空いたりしますよ。タイミングが合えば、毎日電話することもありますけど」
そら「へえ~、あのスパイがどんな顔で亜弥子ちゃんに電話かけてるんだろ」
海司「用件とかだけ、2・3行で連絡してくるイメージですよね」
亜弥子「ふふっ、最初はそんな感じだったよ。今は、もっといろんなことを書いてくれるけど」
そら「スパイも、亜弥子ちゃんに会えなくて寂しい~とかって甘えたりするの?」
A:秘密です←
B:まあ、それなりに・・・
C:そんなことないですよ
亜弥子「それは秘密です」
wwwって、クイズ番組が昔あったな・・・www←いくつだお前
そら「ま、そうだよね。聞かない方がオレたちの心臓にもいいかも」
海司「そうですよ。知らぬが仏ってこともあります」
亜弥子「えっと・・・そんなに石神さんが甘えてたらおかしいですか?」
そら「うーん・・・夏なのに桜が咲いちゃうくらいのおかしさかな」
wwwわかりにくいわwww
海司「でも、今度の舞台は石神さんも楽しみにしてるんだろ?」
亜弥子「うん。都合が合えば観に来てくれるって・・・」
そら「英語で演技するって大変でしょ?・・・ってことで、亜弥子ちゃん。これから演技してくれる?」
亜弥子「え?何の演技ですか?」
海司「後ろに気がついてないフリをする演技だ」
前を向いたままの海司とそらさんの表情が厳しいものに変わる。
(誰かにつけられてる?)
そら「・・・一人じゃない、か。3、4人ってところだな」
海司「ですね。そこの角を曲がったら走りましょう。いいな?亜弥子」
亜弥子「う、うん・・・」
1歩、2歩、3歩・・・パン屋さんの角を曲がって、私たちは走り出す!
男A「逃げたぞ!追え!」
チラと後ろを振り返ると、4人の男が追ってくるのが見える。
そら「そこの細い路地を入って、その先の坂道を右に折れるよ」
亜弥子「はい!」
海司「路地に入ったら、昴さんに連絡を入れます!」
男たちから逃れるように、そらさんを先頭に路地へと飛び込んだ。
海司「ええ、4人の男に追われています。今のところ、上手く撒けてるようですが油断はできません」
人が一人通れる幅の狭い道を抜けながら、海司が昴さんに電話をかける。
海司「了解です。合流まで時間を稼ぎます」
そら「昴さん、なんだって?」
海司「GPSでオレたちの位置は確認できてるみたいです。大通り沿いにある公園に車を向かわせるから、そこで合流するようにと」
そら「あの公園まで300メートルってところか・・・亜弥子ちゃん、大丈夫?」
亜弥子「稽古で鍛えられて体力はついてるので平気です!」
今のところ、後ろから近づいてくる足音は聞こえない。
昴さんの指示に従い、私たちは大通り沿いの公園へとたどり着くことができた。
海司「昴さんの車・・・まだ来てないみたいですね」
そら「今のところ大丈夫だけど、ここでぼんやり待ってるのは危険だよ」
海司「昴さんに今の場所を確認して、オレたちは場所を移りましょう」
海司が再び携帯を手にしたときだった。
左手の茂みから、複数の男が現れる!
男A「ここまでのようだな」
そら「ちょ・・・10人!?いつの間に増えたの?」
男A「お前たちの動きは全て把握済みだ」
私たちを囲むように立つ男たちに、海司とそらさんが声をひそめる。
海司「逃げるには数が多いですね」
そら「昴さんたちもこっちに向かってるんだから、時間を稼ごう」
海司とそらさんが背中を合わせ、その間に私を隠すように立った。
海司「これだけの人数を割いてくるってことは、よっぽど亜弥子が必要なんだな」
そら「おたくらのボスは、そんなに平泉総理に恨みがあるワケ?それとも、そんなに総理の座がほしいの?」
男A「お前たちと無駄口をきくつもりはない。その娘を渡してもらおう。娘には一切手荒な真似はしない」
そら「これだけ走らされてる時点で、十分手荒なことされてる気がするんですけどー」
海司「突然襲ってくるような奴らの言葉を信用できるかって話ですよね」
男A「ならば仕方ない。娘さえ生きていればいい。捕まえろ!」
ザッと砂を踏む音が響く。
海司「そらさん、もうちょっと時間稼ぎした方がよかったんじゃないっすか!?」
そら「オレはもっと話すつもりだったよ!海司の受け答えがマズかったんじゃないの?」
海司「オレのせいですか!?とにかく、亜弥子!オレたちの傍から離れるなよ!」
亜弥子「う、うん!」
相手が銃を抜く素振りはない。
(銃声を響かせて騒ぎにしたくないのかな・・・)
こちらに向かってくる男たちに、海司とそらさんが拳を構えた。
to be continued
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石神さんブライダル編・・・だよね?(・・;)
彼の出番は回想シーンだけですかwww
昴だけがやたら目立つ回でした!