こんにちは!
散歩に出ようと思ったら、思ったより風が強くで挫折したまなみんです!!
だって・・・寒いんだもん(´・ω・`)
それでは阮小五ルートもいよいよ最後です~
エンドはもちろんアメ限ですので、あしからず。
申請は受け付けてますが、メッセージもない人は拒否してますので・・・
それでは、ネタバレ!!
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阮小五「僕を自分のことよりも、愛する人を大切にできる大人の男にしてください」
郁里「どうして・・・どうしてそんなことを言うの?」
阮小五「僕たちにはもう時間がないんです。結論を出さなくては」
目の前で光る玉が、また小さくなったような気がした。
そして、同時にいつの間にか追いついた敵があちらこちらから現れ、私たちを取り囲み始めた。
郁里「そんなっ、いつの間に?」
阮小五「大丈夫です。あなたが元の世界に戻る間くらいは僕が何とかします。だから郁里さんは早く!」
阮小五くんが私を庇いながら、棒を構えた。
阮小五くんの背中の向こうに、数え切れないほどの敵が見える。
阮小五「何をしているんですか!早く、早く光の中へ!」
wwwこの子がそんなすんなり言うこと聞くわけないしwww
(そんな・・・私はどうしたらいいの?元の世界へ帰るべきなの?阮小五くんを置いて?そんなの嫌だ。だって私・・・)
郁里「嫌!帰りたくないっ!」
阮小五「郁里さんっ!?」
郁里「だって私、まだ阮小五くんに何も伝えてないもの。言いたいこと、なにも言ってないもの」
wwwあんだけ言いたいこと言っといてかwww
阮小五「こんなときに何を・・・。だったら今、言ってください。ちゃんと聞きますから。あなたの最後の言葉として、胸に刻みますから」
郁里「阮小五くん・・・それも嫌」
阮小五「ええっ!?」
郁里「約束したじゃない。僕は必ず守りきるって。そして、絶対に死にません。あなたが僕に伝えたいことを聞くまではって。だから、私もこの思いをちゃんと伝えるまでは帰らない」
( ̄∩ ̄#イライラ
阮小五「・・・全くあなたって人は・・・」
阮小五くんが呆れたため息をついた。
でも、その表情はどこか嬉しそうにも見えた。
そして、すぐに厳しい表情に戻る。
阮小五「郁里さん、その気持ちだけで十分です。奴が、来ました・・・」
郁里「え・・・?」
史文恭「大物は、登場する機を誤まらないものでね。永久の別れは済ませたかい?お二人さん」
www前に戴宗が、似たようなこと言ってたなぁwww
声がしたのと同時に、敵が二つに分かれ、その間から馬に乗った史文恭が現れた。
郁里「史文恭・・・」
阮小五「と、いうわけですよ。郁里さん。よく言う、絶体絶命ってやつです。だからあなたは・・・」
史文恭「何をごちゃごちゃ話している。なんだ、まだ別れは済んでいなかったのか・・・この僕としたことが、出る機を間違えたかねえ・・・」
阮小五「そこまでわかっているのなら、そこで少し待っていただけませんか?僕は彼女と大切な話がある」
史文恭「ふーん。大切は話ねえ・・・断る。行け」
史文恭が、右手を上げた。
それを合図に、敵が一斉に向かってくる。
郁里「阮小五くんっ!」
阮小五「大丈夫っ!」
阮小五くんが大勢の敵を相手に、一人で戦う。
次々と棒で敵をなぎ倒すものの、すでに随分と戦い続けてきているからか、先ほどまでの精彩さが感じられない。
wwwアンタが足手まといなんじゃない?(・∀・)www
(阮小五くんも相当疲れてるんだ。もう、本当に絶体絶命なの・・・?)
その時だった・・・。
wwwこのフレーズ、よく出るねwww
郁里「え・・・あれ・・・は?」
漠然と見えた砂塵が、まるで竜巻のようなスピードでこちらに向かってくる。
(・・・まさか、あれは新たな敵の援軍?)
私の頭に『絶望』の文字がよぎった。
けれど・・・こっちに向かってくる一軍の中に、一瞬見覚えのある姿が映った。
郁里「扈三娘さんっ!」
阮小五「なんですって!」
阮小五くんが、私の声に頭を上げた。
そして、その姿を確認し、顔に希望が戻る。
阮小五「彼女が来てくれれば百人力です」
史文恭「なんだなんだ。女の援軍に歓声とは。情けない男だね」
阮小五「扈三娘さんはただの女じゃない。僕たちと同じ連星を持つ、男にも勝る、れっきとした梁山泊の漢ですよ」
扈三娘「おいおい、それは褒めてんのかい?」
扈三娘さんの馬が、阮小五くんと史文恭の間に入った。
阮小五「もちろんですよ。助かりました」
史文恭「おや・・・噂には聞いていたが、こいつはとんだ美女がいたものだ。どうだい?梁山泊なんぞ抜けて、我ら曾家の一員とならないかい?贅沢で優雅な暮らしをさせてあげるよ」
wwwいきなりスカウトwww
扈三娘「余計なお世話だね。だいたいアタシは着飾って気取ってるより、こうしてる方が性に合ってるんだ」
史文恭「じゃあ・・・無理やりいただいちゃおうかな」
扈三娘「っ!?」
史文恭の剣が風を切り裂いて扈三娘さんに突き出された。
でも、その剣が貫いたのは扈三娘さんが乗っていた馬。
扈三娘「なっ!」
馬は大きくいななき暴れ、扈三娘さんを振り落とした。
阮小五「扈三娘さんっ!」
駆け寄ろうとした阮小五くんの前に、史文恭が立ちふさがる。
そして、赤く染まった剣を扈三娘さんに向けた。
史文恭「さーて、どうして欲しい?君に決めさせてあげるよ。阮小五くん」
史文恭が目を細めて笑った。
その表情に阮小五くんが唇をかむ。
阮小五「・・・・・・」
扈三娘「冗談じゃないよ!」
剣を向けられたまま、扈三娘さんが叫んだ。
扈三娘「アタシの運命はアタシが決める。アンタたちに弄ばれてたまるかい!」
郁里「扈三娘さん!」
扈三娘「アタシはいつも自分で決めてきた。梁山泊との戦いを決めたときも、仇である梁山泊と共に生きると決めたときも。だから・・・今すぐ殺せ。お前の慰みものになるのなら、死んだ方がマシだ」
カッコイイ!!(≧▽≦)
阮小五「・・・・・・」
郁里「扈三娘さん・・・」
扈三娘さんが史文恭を睨みつけた。
強く、真っ直ぐ、まるで扈三娘さんの方が剣を突きつけているように。
史文恭「んー、キミは美人で好みだけど、ちょっと威勢が良すぎるなー。やっぱり僕はうさぎちゃんの方がいいな」
www女の趣味、悪っwww
阮小五「何だって」
史文恭「この子を助けるか、その子を助けるのか。決められないみたいだから・・・いっそのこと君が決めるかい?ねえ、うさぎちゃん」
郁里「私が・・・決める?」
史文恭「そう。ほら、早く決めないと、この子の綺麗な顔が台無しになっちゃうよ」
扈三娘「くっ」
剣が扈三娘さんの頬をすべり、細く赤い一筋が出来る。
郁里「止めてください!」
史文恭「止めて欲しかったら、どうするの?君、みずからこっちに来てくれてもいいんだよ」
自分から史文恭のもとに向かおうとした時。
阮小五「・・・・・・ざけんな」
史文恭「ん?何か言った?」
阮小五「ふざけんなっ!」
阮小五くんが叫んだ。
郁里「阮小五くんっ!?」
(また怒りで我を忘れて・・・)
阮小五くんを止めようと、その肩に手を置く。
すると、その私の手に、阮小五くんが手を重ねた。
阮小五「大丈夫ですよ」
郁里「・・・阮小五くん?」
阮小五「・・・・・・」
阮小五くんが私を安心させるように笑った。
その笑顔に、不安が消えていく。
阮小五「ですが、状況は最悪です」
郁里「うん」
険しい顔で史文恭を見つめる。
そんな私たちに業を煮やしたのは、扈三娘さんだった。
www味方かいwww
扈三娘「ったく、なにをチンタラやってんだい!こっちはとうに覚悟が出来てんだ。アンタはアンタの生き様を、しっかりと心に決めな!」
阮小五「僕の生き様・・・」
扈三娘「決められないなんて甘っちょろいことを言ったら、タダじゃすまないよ」
阮小五「扈三娘さん・・・わかりました」
扈三娘さんの言葉に、阮小五くんが強くうなずいた。
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ヒロインちゃんがさっさと帰っちゃえば、こんなめんどくさいことにならなかったのに←禁句
ま、それじゃBAD ENDになっちゃうけどね(笑)
それではエンドの更新をお楽しみに~(。・ω・)ノ゙