【恋人は専属SP】石神秀樹ルート・続編 episode 5 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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大好きゲームのプレイ日記です。

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんばんは!



一日が終わるの、早かったな~としみじみ思ってるまなみんです!!



明日、仕事行くのが嫌だぁ~。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。



・・・子供みたいは叫びは置いといて、石神さんの続編レポでっす☆


どこまでやってたかすら覚えてませんでした(爆)


では、いつもどおりのネタバレ・ツッコミでよろりん(・∀・)




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




大学の門を出たところで、いきなり名前を呼ばれた。



???「藤堂亜弥子さん、ですね」



声がした方を見ると、そこには・・・。



亜弥子「あっ・・・山野さん・・・」

山野「こんにちは。いきなり訪ねてきて申し訳ありません」



そこには、石神さんの親友の山野さんが、ちょっと恥ずかしそうに立っていた。



山野「すみません。少しお時間いただいてよろしいですか?」

亜弥子「あ、はい」



私と山野さんは大学近くの喫茶店で話をすることにした。



店員「ご注文はお決まりですか?」

亜弥子「じゃあ、アールグレイをお願いします」

山野「えっと、オレは・・・じゃあ、プリン・ア・ラ・モードで」


(プリン?)


wwwwww


店員「かしこまりました」



店員さんがいってしまうと、山野さんは私のことを見てにっこりと笑った。



山野「秀樹がたまにあなたのことを話してくれるんです。まあ、ああいう奴なんで、そんなに教えてくれませんが・・・」

亜弥子「えっ・・・石神さんは、私のことをなんて言ってるんですか?」

山野「秀樹には秘密にしてくださいね。めちゃくちゃ怒るだろうから」

亜弥子「はいっ、内緒にします」

山野「・・・自分の最愛の人。表面に惑わされない、心の優しい、笑顔がカワイイ女性だって。秘密ですよ?」



そう言うと、山野さんはクスッと笑った。

その時、店員さんが紅茶とプリンアラモードを運んできてくれたけど、私の前に間違えてプリンアラモードを置いた。



A:逆です、と言う

B:店員が行ってから黙って取り替える←

C:プリンアラモードを食べる


wwwちょwwwCwww



亜弥子「・・・・・・」



私は店員さんが行ってしまってから、そっと紅茶とプリンアラモードを取り替えた。

山野さんは照れくさそうに頬をかいた。



山野「ごめんね。プリンが大好きで、条件反射でつい頼んじゃうんです」

亜弥子「私もプリンが大好きです。美味しいですよね」

山野「子供の頃、美味しいおやつと言えばプリンだったんで、いまだに大好きなんですよ。3時のおやつに手作りプリンが出ると、その日はみんなのテンションが上がったなー」



山野さんは当時を懐かしんでるような顔をした。



(石神さんがプリン好きなのも同じ理由なのかな・・・?)


山野「それで、今日は亜弥子さんに会いに来たのも、秀樹のことをお話したくて」



山野さんは、なんと切り出していいのか考えているようだった。



山野「・・・アイツ、あんまり自分の心を見せないでしょ?」

亜弥子「え!・・・確かにわかりにくいところもありますけど、最近は少しずつわかってきた気がします」

山野「ハハッ。それを聞くだけで、アイツがどれだけあなたに心を許してるのかわかるな」

亜弥子「そうですか?」

山野「うん。秀樹は人に自分の心の内側を見られないようにしてるから」

亜弥子「・・・・・・」

山野「仕事柄とか、そういうこともあるけど、アイツ、本当は怖いんだと思う」

亜弥子「怖い?」

山野「大切なものが出来て、それがある日、全部目の前から消えてしまうことが」

亜弥子「・・・・・・」


(石神さんのお父さんとお母さん・・・)


山野「だから人には深く関わろうとしないし、感情も表に出さない。それに、何かを成し遂げるためには、感情を殺さないとやっていけなかったですね。オレも秀樹も」

亜弥子「・・・・・・」

山野「日常って、失くして初めて『あれは特別な日々だったんだ』って気がつくんですよね」



山野さんがスプーンを置く。



山野「とても幸福なことだった、って」

亜弥子「そうですね・・・」


(石神さんも同じようなことを言ってたな・・・)


山野「だからって、秀樹に人を愛することを恐れる人生は送ってほしくなかった。余計なお世話だ、って言われると思うけど」



そう言うと山野さんは微笑んだ。



山野「でも、あなたがいてよかった。本当によかった」

亜弥子「山野さん・・・」

山野「あんまり説明もしないから不安になったり、心配かけることもあると思うんです。でも、アイツのこと、誤解しないでやってください。オレの取っている行動のせいで、秀樹にまで不信感が募ってるんじゃないかと心配で・・・。今日は、そのおわびに来ました。・・・やっていることの中身も話さずに信用しろ、なんて都合がいい話だとわかっています。それでも、秀樹だけは信用してやってください」



山野さんが私に深く頭を下げる。



亜弥子「や・・・山野さん、顔を上げてください!」



私は慌てて山野さんを止めた。



亜弥子「私、この間石神さんと話をしたんです。私、石神さんも、その家族の山野さんも信じるって決めてるんです。何があっても」

山野「亜弥子さん・・・ありがとう。・・・まだ、何も話せなくて、すみません」

亜弥子「石神さんも山野さんも何か事情があるんですよね。でも、その中身はいいんです。そのときが来たら、いつかみんなでその話が出来たらいいな、と思います」

山野「はい、時期が来たら必ず」



山野さんは私を真剣な目で見て頷いた。




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喫茶店を出たとき、山野さんはためらいがちに言ってきた。



山野「あの・・・この後、もう少しだけお時間はありますか?」

亜弥子「はい、大丈夫です」



山野さんは私を車に乗せると、ある場所に連れて行ってくれた。



(ここは・・・)


山野「オレと秀樹の家です」



丘の上にある小さな養護施設は、ちょうど夕飯時だった。



山野「オレ、今はここで働いてるんです」

亜弥子「そうだったんですね!」

女の子「あ、ゆう兄!おかえり!」

山野「おう、ただいまーっ!」



そう言うと、山野さんは女の子を抱き上げた。



女の子「早くしないとシチューがなくなっちゃうよ?」

山野「それは大変だ!あ、良ければ亜弥子さんもみんなと夕飯を食べませんか?」

亜弥子「えっ・・・そんないきなり来て・・・」

山野「大丈夫ですよ。それに、ここに連れてきたのはオレですから」

女の子「たくさんあるから平気だよ!おねえちゃん、一緒に食べよう?」

亜弥子「じゃあ・・・お邪魔しちゃおうかな?」



中に入るといろいろな年齢の子供たちが食器を並べたり、料理を盛り付けていた。



子供たち「いただきまーす!」



私は山野さんや子供たちと一緒に夕食を食べた。



山野「ここではみんなで野菜を育てて畑に採りに行ったりするんですよ」

亜弥子「あ、確かにこのサラダ、新鮮でおいしいですね」



二人で話しているとき、会話に男の子が加わってきた。



男の子「トマト、オレが取ってきたんだよ」

亜弥子「そうなんだ!甘くて美味しいね。どうもありがとう」

山野「オレや秀樹がいたときは、なかなか難しかったんですが、みんなでご飯を食べることを楽しんでもらおうって、今はいろいろ工夫してるんです。この野菜のクッキーもみんなで作ったんだよな?」

男の子「ゆう兄がホウレンソウとかぼちゃを混ぜたから、変な色のクッキーだけどね」

山野「それは言うなよ!」

亜弥子「・・・・・・」


(山野さん、この施設をもっとよくしようと頑張ってるんだな)



その時、私の横にいた男の子が服の袖を引っ張ってくる。



男の子「ね、おねえちゃんは、ゆう兄のカノジョ?」

亜弥子「え!?」

山野「なんだよ。この人が気になるのか?」

男の子「まぁね」

山野「残念。この人はヒデ兄のカノジョだ」



それを聞いて、子供たちが一斉に騒ぎ出した。



男の子「え・・・ええっ!」

女の子「ヒデ兄の!!」

女の子「ものずきー!」


wwwなんだとwww


男の子「バカ。大きい声で言うな」

女の子「こわくないのかな?」


(ヒ、ヒデ兄って石神さんだよね・・・石神さん、子供たちにどんな認識されてるんだろう・・・)




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夕飯を済ませた後、山野さんは私を呼んで、あるものを指差した。

それはこの施設の出身の人、全員のネームプレートだった。

私はたくさんのプレートの中から、すぐに見覚えのある名前を探し出した。



『232番 石神 秀樹』



亜弥子「・・・・・・」



私はもう色が変わってしまっているネームプレートを、そっと撫でた。

山野さんは何も言わず、私を様子を見て微笑んでいた。



(山野さん、石神さんが育ったここを私に見せようとしたんだ・・・)



みんなと一緒に後片付けをした後、山野さんは私を家まで送ってくれた。



山野「今日は遅くまでありがとうございました」

亜弥子「私こそ、たくさんごちそうになりました。ありがとうございました」

山野「・・・あの・・・聞いていらっしゃるとは思いますが、いろいろあって外交官を免職になって、良かったと思っています」

亜弥子「・・・・・・」

山野「この国のためになることをしたいと思って勉強し続けて、外交官になって・・・それも正しかったと思いますが、この生活をしないと、わからないことがたくさんありました。オレは、今のオレにできることでいろんな人の笑顔を守りたいと思います。亜弥子さん、秀樹をよろしくお願いします」



A:なにも言わない

B:石神さんのお父さんみたい

C:もちろんです←



亜弥子「もちろんです!」

山野「・・・本当にありがとう。では、おやすみなさい」

亜弥子「はい、おやすみなさい・・・今日は、本当にありがとうございました!」




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(今日は、石神さんの育った場所も見られたし、楽しかったな)



私が部屋に入ろうとしたとき、携帯が鳴った。



(メールだ。黒澤さん?)




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五話目でしたっ☆



石神さんが全く出てこないっていうねwww


ちょっとせつないお話だったので、あまり突っ込めなかった(涙)



それではまた次回に(。・ω・)ノ゙