【恋人は専属SPプレミアム】石神秀樹ルート Story 11 戸惑いの中でも【forGREE】 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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大好きゲームのプレイ日記です。

モ○ゲーなどのソーシャルや、月額登録アプリなど、節操無しで乙女ゲームを食い散らかしてます。

攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

※この記事は、2013年10月7日に下書きされたものです!※




こんにちは!



実はタレ目の男が大好きなまなみんです!!



だから何だって言うねwww



さて、いったいいつから始めたのか忘れてしまったプレミアムの石神さんルートレポです(笑)


ネタバレ!!そして、SPたち(特に昴)に対して、コメントがめっちゃキツイですwww




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




朝起きて、見慣れない天井に自分が公邸にいることを思い出した。



(ここにいるってことは、昨日のことは夢じゃないんだ・・・)



やっと住み慣れてきたあの家には・・・もう帰れない。



(昨日散々泣いたはずなのに・・・)



枯れるまで泣いたはずの瞳に再び涙が浮かぶ。



(ひどい顔・・・)



起き出して鏡を覗き込むと、目が腫れて顔が変わっていた。

むくんだ目元をそっとなぞる。



亜弥子「・・・・・」


(考えたらダメ。それにこんな顔してたら生徒に心配かけちゃう。今日も頑張らなきゃ)



私は冷たい水で顔を洗い、自分の頬を軽くたたいてカツを入れた。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




教育実習には今までどおり行けるけれど、小学校への送り迎えには桂木班の警護がつくことになっていた。

準備をして部屋を出ると、海司が廊下で待っていた。



亜弥子「おはよう、海司」

海司「・・・おはよう」



海司は私の腫れた顔を見てハッとしていたけれど、すぐに顔をそむけ、それについては何も言わなかった。



海司「朝は道が混んでるから、食事をとったらすぐに出るぞ」

亜弥子「そうだね。ありがとう」



食堂で軽い朝ごはんを食べ、海司のあとについて公用車に乗り込んだ。


www私用に公用車使うなwww


海司は車を運転しながら、たまに私の顔をちらちらと見ていた。



海司「教育実習はどうだ?」



A:余裕で大丈夫!

B:たまに失敗するかな←



亜弥子「うん。たまに失敗しちゃうけど。それで子供たちが緊張しないで話しかけてくれるから、いいかなって」

海司「ハハッ、亜弥子らしいな」


(海司・・・気を使って話しかけてくれてる。昔から、イジワルなこと言ったりしても、私が本当に嫌がることはしなかったし、困ったときには黙って助けてくれた。そんなところは変わらないな・・・)


海司「楽しくやってるんだな」

亜弥子「うん。生徒がみんな可愛いの。最初は“先生なんだからうまくやらなきゃ”って思ってガチガチだったけど、ある日肩の力が抜けて、笑えるようになったんだ」

海司「そっか」


それだけ!?( ̄□ ̄;)!!


亜弥子「・・・・・」

海司「なあ、亜弥子」

亜弥子「うん?」

海司「お前は石神さんを信じてるのか?」



ストレートに投げられた言葉にドキッとした。



亜弥子「・・・・・」

海司「そこまで顔合わせるワケじゃねーし、会えばあんなんだからオレにはよくわからない。公安の体質自体、目的のためには手段を選ばない徹底した秘密主義だしな。正直、昨日の言い方は心底腹が立った。どうなってもいいから殴ってやろうかとも思った」

亜弥子「・・・・・」

海司「でも、亜弥子は石神さんを信用できると思ったから監視の件だって自分で申し出たんだろ?」

亜弥子「・・・うん」

海司「お前、昔からボケッとしてるけど・・・いろいろあったせいか、人のことはよく見てたもんな」

亜弥子「・・・・・・」

海司「なあ」

亜弥子「ん?」

海司「これから先、どうなってもさ。なんかあったらいつでも呼べ。泣きたいときは泣け。どんなことがあってもオレが・・・みんなが・・・待ってるからさ」

亜弥子「・・・うん」



海司の優しさが伝わってくる。



亜弥子「ありがとうね、海司」

海司「バカだな」



海司は昔と変わらない笑顔で笑っていた。

窓に映る自分の顔をぼんやり見つめる。



(私は石神さんを信じているのかな・・・)



考えようとすると胸が痛んで、そこで思考が停止してしまう。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




少し早く着いて職員室に入ると、牧瀬さんが授業のための準備をしていた。



亜弥子「あれ・・・どうしてここに・・・」


(もう私の監視は終わったはずなのに?)


牧瀬「・・・・・」



牧瀬さんは辺りを見回して誰もいないことを確認すると、面倒くさそうに教えてくれた。



牧瀬「急に教育実習生が来なくなったら、学校側におかしく思われるでしょう」

亜弥子「それは・・・そうですね・・・」

牧瀬「どうせ実習もあと数日で終わりです。あと少しだけ、夢にあふれた教員志望の学生を演じないとね」

亜弥子「・・・・・」



相変わらずな言い方だった。



(聞いてみたいけど・・・聞きにくい。でも、もう石神さんのことを聞けるのは牧瀬さんだけだし・・・)


亜弥子「あの・・・石神さんは・・・お元気ですか?」


www昨日会ったじゃんかwww



牧瀬さんは教科書をパラパラとめくりながら淡々と教えてくれた。



牧瀬「ええ。今朝も駅でお会いしましたよ。何ら普段と変わるところはありませんでした」

亜弥子「・・・・・」

牧瀬「いや、むしろ晴れやかだったかな。アナタから解放されてほっとしてるんじゃないですか」



突き放すような言葉に少し胸がズキリとする。



亜弥子「そう・・・ですか・・・」


(でも、石神さんが元気だったらそれでいいよね。仕事でよく知らない人と暮らすのも、大変だっただろうし・・・)


亜弥子「・・・ありがとう・・・ございます」



泣きそうになるのを我慢して、黙々と授業の準備をした。

鼻の奥がツンとするのをごまかすように手を動かす。



牧瀬「・・・・・」



隣に座っている牧瀬さんは私の顔をちらりと見る。

そして独り言のように呟いた。



牧瀬「石神さんならいずれ真実にたどり着くでしょうね」


(真実・・・?)


亜弥子「それって・・・」



牧瀬さんはそれだけ言うと、すぐに職員室を出て行ってしまった。



(真実にたどり着く・・・。石神さんはきっと捜査を続けてるんだ。確かに、まだ何も解決してないもの。何かの糸口が見つかったのかな・・・)




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




実習を終えて、海司の車で官邸に戻った。



海司「シフト表を渡すから、誰が警護に着くか一応目を通してくれるか?」

亜弥子「うん」



シフト表を受け取るために、海司についてSPルームに向かっているとき。

廊下の奥からかすかな話し声が聞こえた。



桂木「・・・と・・・だな」

石神「お願いします」


(あの声は・・・!)



考える余裕もなく、声のする方に駆け出した。



海司「亜弥子!」


(あの声は・・・石神さん!)



廊下を曲がっていきなり走ってきた私を見て、桂木さんが驚いていた。



桂木「藤堂さん・・・」

石神「・・・・・」



桂木さんの隣にはやっぱり石神さんがいた。



(石神さん・・・一日会わなかっただけなのに、会いたかった・・・)



心臓がバクバクする。

走ったせいなのか、石神さんに会えたからなのか・・・それもわからない。



桂木「こんにちは。・・・石神、それじゃ後は頼む」

石神「はい」

桂木「藤堂さん、それでは失礼します」



桂木さんはすぐに行ってしまった。

私は一人残った石神さんをまっすぐに見つめる。



石神「お疲れさまです」



無表情のまま事務的に挨拶された。



亜弥子「あ・・・」

石神「それではこれで」



石神さんはそう言うと、私に背を向けて歩き出した。



(え・・・行っちゃう・・・行っちゃう・・・今度・・・いつ会えるかわからない・・・石神さん!!)



そのまま・・・駆け寄って・・・。



亜弥子「石神さん!」



後ろから石神さんの手を取った。

自分でも何をしたのかわからなかった。



石神「!」



石神さんが歩みを止めた。

触れ合った手がピクリと震える。

石神さんの手を握ったまま、その横顔を見上げた。



亜弥子「私・・・」



石神さんは正面を向いたまま、少しも私を見ない。



石神「最初に言ったはずです」



思わず黙ってしまうような冷たい声だった。



亜弥子「・・・・・」

石神「手段も選ばなければ、人の心も平気で利用すると。貴女は、それをわかっていたはずです」


(石神さんは・・・きっともう私の顔を見てくれない・・・)



石神さんを掴んでいた手の力がふっと抜けた。

石神さんの手が、自分の手の中からするりと抜けた。

ひやりとした懐かしい手の感触が遠ざかる。



(石神さんは最初からずっとそう言ってた。何もおかしくない。私も・・・ちゃんとわかった・・・はずだったのに・・・)


亜弥子「利用されてもよかったんです・・・。それでもいいから、お父さんと石神さんの役に立ちたかった・・・」

石神「・・・・・」



何も言わずに行ってしまう石神さんの背中。

涙で石神さんの後ろ姿はぼんやり遠くなっていった。



昴「お前は何回言えばわかるんだ」


またうるさいの出たよ・・・(-""-;)ほっとけよ、もう



振り向くと昴さんが立っていた。

海司と瑞貴さん、そらさんもそこにいて・・・みんな複雑そうな顔をしていた。


wwwSPはヒマですかwww



そら「亜弥子ちゃん・・・もしかして亜弥子ちゃんは石神のこと・・・」


愛してますが、なにか?(・∀・)


瑞貴「藤堂さんはかわいいし、優しい人です。なのにどうして・・・」


かわいいは関係ない(・∀・)



海司は何も言わずに、黙って私を見ていた。


www実は彼が一番理解あるかもwww



昴「アイツは亜弥子が思ってるような人間じゃない。どうしてなんだ?」


うるせーなぁ・・・お前の目が一番節穴だよ(-""-;)


亜弥子「・・・どうしてなんでしょうね」

SP「・・・・・・」

亜弥子「でも・・・でもまた会いたいんです。遠くから見るだけでいいから、また会いたいな・・・」

SP「・・・・・」



昴さんはため息をついた。



昴「公安の連中は捜査のためなら身分を偽ったり人を騙すこともいとわない。一般人の協力者を使って平気で危ない橋を渡らせる。ウラとして生きる公安の奴らは、お前が関わるような連中じゃない。あいつらが闇で何をしてるのかなんて知らなくていいんだ。亜弥子はこれから総理の娘として、表舞台で生きていくんだぞ」


wwwうっわ!超やな奴www


亜弥子「・・・・・」


(総理の娘・・・)


???「とんだご挨拶だな、一柳」

昴「・・・・・」



トゲを含んだ低い声に、昴さんが顔をしかめて振り返る。

そこには険しい顔の後藤さんが立っていた。

その後ろには同じく不機嫌そうな牧瀬さんと、困った顔をしている黒澤さんが並ぶ。



牧瀬「警護課の連中はこれだから。アナタたちは黙って要人の盾をやっていればいいんですよ。体を張るしか能がないんだから」

瑞貴「なんですか、その言い方」

そら「石神と同じようなメガネかけやがって」


www関係ないし。つか、メガネをバカにすんなwww



昴さんが牧瀬さんに詰め寄った。



昴「フン、どうせ公安の連中は自分達が国家を背負ってる、くらいの意識でいるんだろ?とんだエリート意識だな。偉そうに」

後藤「エリート意識で偉そう?それはお前だろ」


wwwごっとんの言うとおりwww


昴「オレは生まれたときから偉そうなんだよ。エリート意識とは関係ねー!」


www威張って言うことかwww



後藤さんもひるむことなく昴さんを睨みつけた。



後藤「30分以上鏡の前でセットしてそうな髪が乱れるぞ」

昴「寝ぼけてパジャマを着てくるやつよりマシだけどな」

後藤「今日はローズマリー柄のハンカチは持ってないのか?」

昴「ああっ?」

黒澤「ちょっ、ちょっと待ってくださいよ。もうなんの言い争いかも不明ですって。やめましょう」

桂木「お前たちは何を騒いでいるんだ!」


あ、はんちょ~。昴をなんとかしてよ~(笑)



騒ぎを聞いて駆けつけた桂木さんが一喝した途端、辺りは静まり返った。



全員「・・・・・」

桂木「総理官邸で喧嘩を始めるとは何事だ」



桂木さんは私の方をちらりと見ると、桂木班一人一人の顔を見た。



桂木「今、SPであるオレ達がやらなければいけないことはなんだ」

全員「・・・・・」

桂木「さまざまなことで心を痛めている藤堂さんを守ることだろう」

SP「・・・・・」



昴さん達は黙ってうつむいた。

桂木さんは後藤さん達の方を振り返る。



桂木「後藤、黒澤に牧瀬。オレに免じて数々の失言は許してやってくれ」



桂木さんはそう言って頭を下げた。



後藤「こちらこそ大変失礼いたしました」



後藤さんも頭を下げた。



牧瀬「・・・・・」

黒澤「あのう・・・お互いそれぞれの仕事で全員頑張ってるので、皆で仲良くしたいです。仲良くしましょう!」

桂木「そうだな」



桂木さんはフッと笑った。



桂木「国家も大事だ。誰かを守ることも大事だ。守るものが違うけれど、それに優劣なんてない。方法や言葉は違うが、それでも一番大事なことはいつも忘れるな。今、目の前にあることに全力で向かおう」



皆、桂木さんの言葉を黙って聞いていた。



(今、目の前にあることに全力で向かおう・・・)



桂木さんの言葉は、私の心にも静かに染みた。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




その夜、ベッドに横たわって、天井を見ながらいろんなことを考えた。



(今、目の前にあることに全力で向かおう、か・・・。私は全力でいろんなことに向かってるかな・・・)



教育実習生として、生徒に全力で向かっているか。

自分が好きな人に・・・ちゃんと全力で向かっているか・・・。



(私、まだ自分の気持ちをちゃんと石神さんに話してない・・・好きだって言ってない。石神さんは迷惑だって言うかもしれないけど・・・)



石神さんが以前、この部屋に来たときのことを思い出した。



(前に石神さんは私のことを誤解してたってわざわざ謝りに来てくれた。私はあんな風に真摯に、ひたむきに話をしてない・・・)



そのときだった。



コンコン・・・



部屋をノックする音が聞こえる。



真壁「夜遅くにすみません。お客様です」

亜弥子「・・・はい」


(こんな時間に誰だろう?)



A:誰だか確認する←

B:すぐに通してもらう



(もしかして・・・そんなはずないか・・・)


真壁「亜弥子さん、大丈夫ですか?」

亜弥子「どなたですか?」

真壁「公安の、えっと・・・」

牧瀬「牧瀬です。先ほど名乗ったはずですが?」


www憲太にも容赦なしwww


真壁「す、すいません・・・」



ドアを開けると、そこには牧瀬さんが立っていた。

案内してくれた真壁さんが、困惑したような顔をしている。



牧瀬「こんばんは。今、少しよろしいですか?」

亜弥子「・・・はい」


(牧瀬さんが私に何の用事かな)


真壁「それでは僕はこちらで失礼します」

亜弥子「ありがとうございます」



牧瀬さんは部屋に入ると、真壁さんが遠ざかる足音を聞いていた。



牧瀬「・・・・・」



牧瀬さんが急に声を潜める。



牧瀬「藤堂さん。石神さんに会いたいですか」

亜弥子「え・・・・・?」

牧瀬「会わせてあげます」



牧瀬さんはそう言って私の顔をじっと見た。

いつもの馬鹿にしたような顔つきとは違う、真剣な眼差しだった。



亜弥子「でも・・・どうしてですか」



牧瀬さんは眼鏡をくいっと持ち上げた。



牧瀬「アナタに厳しく当たりましたが、これも職務上必要なことでした。私にもいろんな立場がありましたから。でも、不快な思いをさせてしまったかもしれませんね。申し訳ありません」

亜弥子「・・・・・」


wwwめっちゃ怪しいぞwww


牧瀬「でも個人的には、アナタに悪い感情など持っていませんよ。今は我々の任務とは関係なくなりましたしね」



牧瀬さんはそういって笑う。

屈託のない、初めて見る優しい笑顔だった。



亜弥子「牧瀬さん・・・」

牧瀬「どうぞ」



何かをそっと私の手に握らせた。

それは、小さなメモだった。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




きたきたぁー!!アバターミッションwww


これで最後・・・だっけか?


まあとにかく、しばらくストップですな(笑)