【一〇八恋星☆水滸伝】九紋竜・史進ルート 第八章 第一話~第五話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんにちは!



昨日、夕飯におでんを作ったら夫から大ブーイングを食らったまなみんです!!



暑いってさwww



さて、史進レポもあと少し・・・なんだけど遅々として進みません(笑)



コレが終わったらSPのレポを再開したいんだけど・・・



てなわけで、本日もネタバレとうっとおしいツッコミでどうぞ~




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




史進くんは私の手をしっかりと握ったまま、呉用さんがいる幕舎へと飛び込んだ。



呉用「どうした・・・唐突に。だが・・・ちょうど今、呼びに行こうと思っていたところだ」



幕舎には、呉用さんのほか、林冲さんや李逵さん、戴宗さんといった主だった人たちが顔を揃えていた。

それから、もう一人。



(この人は・・・?)



青白い顔をした細面の青年。

こちらに来て、大勢の顔と名前を覚えたけど、頭の中にある人物事典のどこをめくっても彼のことが記録されていなかった。



史進「公孫勝殿・・・!」



史進くんがその人の姿を見て、声を上げた。

その名前には覚えがある。

史進くんたちは、この人を呼び寄せる時間を稼ぐために、必死に戦ってきたのだった。

確か・・・妖術が使えるという・・・



(この人が公孫勝さんなんだ・・・)


ちなみに「公孫」が姓で、「勝」が名前ですよ(・ω・)/


呉用「先ほど、公孫勝が到着した。明朝、高廉軍に総攻撃を仕掛ける」


(そっか。この人が来たということは、ついに・・・)


呉用「史進、もう失敗は許されない。梁山泊軍の急先鋒として、きちんと役目を果たせるか?」

史進「呉用殿、そのことについて、お願いがあります」

呉用「なんだ」

史進「この戦い、郁里を使いたいのです」

林冲「えっ・・・それは危険じゃないのかな」



すかさず声を発したのは林冲さんだった。



林冲「これが高廉軍との最終決戦になる。戦いは熾烈を極めるはずだ。そんなところに、郁里ちゃんを連れて行くなんて、いくらなんでも・・・」

呉用「・・・冷静に考えれば、林冲の言うとおりだ。しかし・・・そのように史進が言うからには、何か理由があってのことだな?」

史進「・・・はっ」



史進くんがまっすぐ呉用さんを見据える。

ここに飛び込んできた時から握ったままの手に、ぎゅっと力が入った。



史進「俺は、郁里がそばにいないと駄目なんです」


wwwやっぱそう言ったかwww


(ちょっ・・・!)


郁里「あ、あの、史進くん、その言い方だと、誤解を・・・っ」



口を挟もうとしたけれど、史進くんは気にする様子すらない。



史進「郁里を伴えば、俺は必ず、勝利をもたらす。俺には郁里が必要だ。心から求めている」


www言葉足らずすぎるwww


李逵「うっひょぉ!!」

戴宗「・・・ふんっ」


wwwおかえりなさい、お二人さんwww


呉用「・・・・・」



呉用さんが何かを探るように私と史進くんを見つめた。



呉用「・・・何をのろけておる」

史進「・・・のろけ、とは?」

呉用「・・・いや、無駄なことを言った。それで、郁里」

郁里「はい」

呉用「君はどうなんだ?史進についていく気はあるのか?」

郁里「私は・・・」


(そうだ、史進くんの役に立てるなら・・・って思ったんだ・・・)


郁里「少しでもみなさんの力になれるのなら、ついていきたいです」



呉用さんが小さくため息をついた。

だけどその表情は、呆れとも、諦めとも違う・・・。

そして、時間をかけてゆっくりとうなずいた。



呉用「・・・わかった」




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




林冲「本当に郁里ちゃんを連れていくのか、史進」



高廉との最終決戦。

私の出陣の許可も出た。

みんなと一緒に出陣の準備をしていると、林冲さんが心配そうな様子でやってきた。



史進「ああ。俺はようやく気が付いたんだ。俺には、郁里が必要だ。公孫勝殿も到着されたわけだし、今の梁山泊軍には死角はない」



その表情は勇ましく・・・頼もしい。

少し前まで“強さ”について考え込んでいた、あの史進くんとは、まるで別人のよう。



林冲「すごいなぁ、郁里ちゃんに対する史進の愛は」


wwwwww


史進「・・・・・あ、愛?」

林冲「違うの!?」


www色んな意味で、いい仕事してるよ林冲www


史進「い、いや・・・その・・・」

林冲「なんだよ煮え切らないな。本当はどうなんだよ。ねえ、郁里ちゃん?」



唐突に話を向けられて、とっさに反応ができなかった。

恥ずかしいほど間の抜けた声を出してしまう。



郁里「は、はいっ!?・・・え、えっと。でっでも、そこまで直接的に言われると、とてつもなく恥ずかしいんですけど」

史進「・・・なんだ、嫌なのか」

郁里「え、い、いえ、嫌じゃないですけど・・・」

史進「なら、何を恥ずかしがる必要がある」



自分の言葉は、女性を赤面させるのに充分なものだってことを、史進くんは多分わかっていない。



史進「お前の能力を確認する意味でも、今回の戦いは重要だ」

林冲「能力・・・?」

史進「言っていなかったか。こいつが傍にいると・・・普段とは違って、周囲がより見渡せるようになるんだ」

林冲「・・・それは愛の力じゃないの?」

史進「ち、違う!明らかに違うんだ!実際、柴進殿の救出作戦のときは素晴らしかった」

林冲「・・・史進の体調によるんじゃないの?」

史進「いや、それだけではない。郁里が一緒だと、俺の気持ちが穏やかになる。だから、俺が周囲をよく見ることができる・・・別に間違ってはいないだろう?」

郁里「し、し、史進くん。もう、わかったから・・・そのへんで、やめて」



聞いていて恥ずかしくなってきてしまう。



(思ったことをそのまま口に出しているだけなんだろうけど、とにかく恥ずかしい!・・・でも、頼られているっていうのは、素直に嬉しいな・・・)



思わず頬が緩んでしまう。

それでも・・・嬉しいからこそ・・・馬の世話をしにいく史進くんの背中を眺めながら、気合を入れ直す。



(・・・気持ちを引き締めなくちゃ!)



今は戦いに赴く前だ。

私は意識して表情を引き締めた。



林冲「恋は盲目」



そばにいた林冲さんが、ぼそりと言った。



郁里「林冲さん?今なんて・・・」

林冲「いやあ、史進を見ていると、本当に恋は盲目だな、と思って」

郁里「い、いえ、史進さんはきっと、言葉の選び方を間違っているだけで、きっと別にそんなことは・・・」



慌てて否定しようとするけれど・・・。



林冲「まさか、郁里ちゃん。気が付いていないわけじゃないよね?史進の気持ちにさ」

郁里「そ、それは・・・」



林冲さんのストレートな言葉に、思わず口ごもってしまう。

だけど内心、その言葉の意味について、考えていた。



(史進くんの・・・気持ちかぁ)


林冲「どうなんだい?」

郁里「き、嫌われてはいないと・・・思います」



にっこりと問いかけられた私は、しどろもどろになりながら答える。



林冲「嫌われて・・・か。郁里ちゃん、いいかい?史進は女を知らない。恋も知らない。だから、今の自分の心にある思い人の、名前すら分かっていない。その思いの名を教えてやれるのは・・・郁里ちゃん、君だと思っているんだけどね・・・」

郁里「・・・・・・」

林冲「なぁんて、少し偉そうなことを言っちゃったかな」


(史進くんの心に、今ある思い・・・)



その思いが、私が考えているような思いならいい。

でも、もし違ったら?

それを確かめるのが、とてもこわい。

怖がっているということは、つまり私は・・・。



史進「何を二人で話し込んでいるんだ?」


アナタのことですYO!(σ・∀・)σ



馬の世話をしていた史進くんが、不審そうな顔でたずねた。



林冲「うん?史進の悪口だよ」



言いながら、林冲さんが優しく私の肩を抱く。



史進「なっ・・・」

郁里「林冲さん!?」



史進くんはわなわな、私はおろおろしていると、林冲さんはプッと吹き出した。



林冲「はっはっはっ!まあ、せいぜい、戦のときに心を乱さないようにね。そうでないと、郁里ちゃんを連れて行く意味がなくなっちゃう」

史進「・・・っ!言われなくても分かっている!」



少しムキになって答える史進くんを見て、林冲さんはまた楽しげな笑みを浮かべた。

それから背を向けて、その場から立ち去った。



史進「林冲は一体、何をしにきたんだ?」

郁里「さ、さあ・・・」


(これは激励だったんだよ・・・戦いに向けてだけじゃなくて、史進くんにも、そして私にも・・・)



そんなことを考えていると、つい無口になってしまう。

そんな私の顔を、史進くんがそっと覗き込んできた。



史進「すまない」

郁里「え・・・どうして史進くんが謝るの?」

史進「やはり、戦場は怖いか。当然だな。半ばむりやり連れて行こうとしているのは・・・俺だ」



史進くんが申し訳無さそうな表情を見せて言ったときだった。



???「おーい!」

史進「今度は誰だ・・・この忙しいのに・・・落ち着いて戦の準備もできやしない」



遠くから史進くんを呼ぶ、嬉しそうな声。

史進くんは苦々しげに、眉間を押さえている。



李逵「史進さん、姉ちゃん!」



李逵さんがドタドタとこちらに向かって息を切らせながら走ってきた。

それから・・・。



李逵「史進さんッ!」

史進「うわっ!」



李逵さんが史進くんにガバッと抱きつく。

不意をつかれたはずなのに、史進くんは少しよろけただけであの李逵さんの巨体を、押しとどめている。



史進「なんだ、李逵・・・!」

李逵「いやあ、おいらうれしくってよぅ。みんなの前で、史進さんがあんなふうに宣言してくれてさあ」

史進「・・・・・っ!」



演説の一部を再現されたことで、史進くんが息をつまらせる。

こんなにも焦る史進くんの姿は珍しい。


wwwミミズ以来か?www



李逵「史進さん、あんたもようやく自分の気持ちに正直になってくれたんだなぁ」

史進「何の話だ?」

李逵「姉ちゃんのことが、好きで好きで仕方がないってことに気が付いたんだろ?」

史進「なっ、何の話だ?」


www二回言うなwww



とたんに史進くんの顔が真っ赤になる。

あさっての方向を見て、次の言葉を探しているようだった。

間違いなく、史進くんは照れている。



史進「郁里のことが必要だと言ったのは、戦の面においてだ。それ以上でもそれ以下でもない」

李逵「ちぇっ・・・なんだ、成長のない男だねえ。心にもないこと言ってると、誰かにかっさらわれるぜ?」

史進「そんなことはわかっている。しかし、郁里は別に俺のものではない。だから、誰かがかっさらうなどということも無理だし、もし、郁里が誰かのものになったとしても、俺が口を出すことはできない」

李逵「おいおい・・・もしかして、相変わらずかよ。ちょっと感動してたのに、がっかりだぜ!!」

史進「勝手に期待して、勝手にがっかりするな。迷惑もいいところだ」


www容赦なしwww


李逵「なんだよ、その言い方!」

郁里「もう、二人とも戦の前にケンカとかしないで・・・」



そう言いかけたときだった。

突然、後ろから誰かに抱きつかれ、身体のラインに沿ってそっと撫でられる。



郁里「きゃあ!」



思わず慌ててしまったけれど、こんなことをするのは二人くらいしかいない。



史進「戴宗殿!何をしている!」



史進くんが私の背後の人に向かって怒鳴る。

自分の予感が見事に当たっていたことを知った私は、怒りよりも呆れが勝り、その手を振り払うことも忘れてしまった。



戴宗「誰のものになろうと、文句は言わないんだろうが。お前、たった今自分で言った言葉を忘れるほどボケが進んでんのか」

史進「そっ、それは、郁里の同意を得てからの話という意味だ!不意打ちのような真似はやめろ!それに郁里!お前も嫌なら怒れ!!」


www逆ギレとかwww



1:ごめんなさい

2:嫌ではない

3:怒鳴らないでください←



郁里「もう!怒鳴らないでください」

史進「なっ!?」

戴宗「おいおい九紋竜よ、ここは子猫ちゃんが正しいぜ。お前さんもこうして・・・子猫ちゃんが触りたいんだろう?ん?」

郁里「ち、ちょっとやめてください」

史進「っ!」

戴宗「おーおー、イッチョ前に頭にきたかい?それってつまり・・・ヤキモチだよな・・・あ?」

史進「ちが・・・っ」



史進くんはますます顔を赤くする。



戴宗「でも、別にお前さんと子猫ちゃんがそういう関係じゃないなら、俺が触ろうが抱こうが、構わないよな」

史進「それは駄目だ」

戴宗「なぜだ」

史進「それは・・・っ」

郁里「戴宗さん。あんまり史進くんのことをからかわないでください」

戴宗「・・・別にからかっているわけじゃねえよ」



戴宗さんが私からようやく体を離しながらそう言った次の瞬間。

私は、急に真剣味を帯びた戴宗さんの瞳に見つめられ・・・。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




酷暑ですな!!!(´Д`;)



PCのある部屋はエアコンないので、決死のレポですwww



てことで、本日の私的名ゼリフ~




「俺は、郁里がそばにいないと駄目なんです」 by 史進




史進のこういうストレートに天然なとこ、大好きですwww




以上!!