【一〇八恋星☆水滸伝】九紋竜・史進ルート 第七章 第一話~第五話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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こんにちは!



昨日作った小あじの南蛮漬けがみごとに大失敗した、まなみんです!!



とにかく・・・すっぱい!!(>_<)



てなわけで、本日も史進レポをちゃっちゃと進めたいと思います。



この辺からは・・・私、ちょっと爆発するかもですよwww



ネタバレ・ツッコミOKの方のみお進みくださいね~




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




呉用さんの呼び出しは、新たな戦の知らせだった。

本営で急きょ、会議が開かれる。



宋江「呉用が、一人頭をひねって計画を出してくれたようだ」



宋江さんは、笑顔でそう言いながら、計画についての説明を始めた。



宋江「公孫勝を呼び戻す」


(こうそんしょう・・・?)


wwwエライ人ですよwww


史進「なるほど・・・清道人か。呉用殿も考えたな」

郁里「あの・・・こうそんしょう、とか、せいどうじん、とか・・・どれが本当の名前なんでしょうか」


www気になるとこ、そこ!?www


史進「ああ、公孫勝が名前で、梁山泊の副軍師だ。今は山に籠もって仙人の元で修行しているが、妖術が使える。高廉に対抗するためには、必要な人材だと言える」



首を傾げていた私に、史進くんが小声で説明してくれる。



呉用「しかし、公孫勝は修行中の身。導師に下山を乞わねばならぬ。そこで、戴宗。お前に公孫勝を迎えに行ってもらいたい」


www足、速いからねwww


戴宗「おう」

李逵「戴宗の旦那!おいらも連れてってくれよ」

戴宗「あ?めんどくせえこと言うなよ。お前はこの戦に必要だろうが」

李逵「いやわかってるけどよぉ、導師とかいう野郎が言うこと聞かなかったら、おいらが一発・・・」


www危険人物www


戴宗「馬鹿野郎・・・だからおめぇは連れていけねぇんだよ。話がややこしくなる」

李逵「そんなこと言わないで連れてってくれよぉ旦那ぁ。おいら、睨みあいにちぃとばかし退屈しちまってよぉ・・・」

宋江「・・・戴宗、面倒だろうが連れていってやってくれるかい?こうなると、李逵は正直・・・」


www宋江さん、何気に厄介払いwww


戴宗「そうですな!ったく、気分で戦されちゃたまんねえんだが・・・飽きだすと、急に戦力が落ちるんだからよ、この甘ちゃんは」

李逵「へへへっ、そう言うないっ」


wwwほめてないゾwww


(え、でも、李逵さんと戴宗さんがいなくなるっていうことは・・・)


林冲「こちらの兵力が薄くなる・・・そういうことですね、宋江さん」

宋江「ああ、その間、みなには耐えてもらわねばならない。公孫勝が無事に到着したとしても、我らが全滅してしまっていては、何の話にもならないからね。くれぐれも無茶はせず、耐え忍んでくれ」



宋江さんの言葉で会議は終わった。



郁里「・・・・・」

史進「・・・なんだ、難しい顔をして」

郁里「宋江さんは、耐え忍んで・・・って言いましたけど、高廉はきっとまた、妖術を使ってきますよね」

史進「・・・ああ」

郁里「李逵さんと戴宗さんがいない・・・戦力が少ない状態で、あの妖術に対するなんて・・・」

史進「・・・お前っていうやつは、意外と心配性だな」



史進くんは仕方無さそうに笑みを浮かべると、私の頭をぐしゃりと少し強く撫でた。



郁里「ちょっと、乱暴です!髪がぐしゃぐしゃ・・・」

史進「もう、敬語じゃなくていいぞ。俺たち以外、誰もいない」

郁里「え・・・」


wwwめんどうだなぁ( ̄_ ̄ i)www



敬語をやめにした途端に、史進くんとの距離が縮んだ気がした。


www単純な子www



郁里「史進くん」

史進「なんだ」

郁里「ちょっと不安だよ・・・高廉には勝てるのかな・・・」

史進「勝てる」



私の問いかけに、史進くんはきっぱりと言い切った。



郁里「何を根拠に・・・」

史進「根拠なんかあるものか。今、何を考えたって始まらない。なら、勝つと信じるのが最上だ・・・と思っておけ」



ポンポン、と史進くんが私の頭を撫でた。

今度は、さっきよりも優しく。



史進「今日はいろいろあった。疲れもたまっているはずだ。さっさと幕舎に戻って寝るといい」

郁里「・・・そう、だね」

史進「それに、お前が元気じゃないと困る」

郁里「え・・・?」

史進「あ、いや・・・その、なんだ」



急に史進くんが口ごもる。



史進「さっき、兵たちと話したんだ。高廉との戦いのときに、お前の一声が効いたらしい」

郁里「私・・・戦場で役に立ってたの?」

史進「ああ、言っただろ?お前のおかげで生き残ることができた、って」


www彼女のせいでいろんな人が死にかけたけどねwww



些細なことかもしれない。

でも私は、役に立てた、というその一言が、とても嬉しかった。

でも、みんなの役に立てるだけじゃなくて・・・。



郁里「史進くんは?」

史進「え?」

郁里「私がいることで、史進くんの役に立ってる?」


wwwめんどくさい女だ~。(´д`lll) www


史進「・・・・・!」

郁里「・・・どう?」

史進「それは・・・」



史進くんが口ごもる。

次第に顔が赤くなっていく。



史進「役に立つことも・・・あるんじゃないか」

郁里「なに、その言い方。そんな曖昧な言い方、男らしくない」


wwwなんだ、この女!!「私のこと、好き?」っていちいち聞いてくるウザイ女か!!www


史進「な・・・っ。お前、敬語じゃなくていいって言った途端に、俺に対して気安くなりすぎだろう!」


www激しく同意www


郁里「だって史進くん、ちっとも自分のこと話してくれないんだもの」


wwwうっっっぜぇぇぇぇ!!!ヾ(。`Д´。)ノwwww


史進「そういうことは、男は言うもんじゃない」

郁里「うん。私の住んでいたところでも、男はそう言って大事な言葉から逃げ回ってた。でもね、言わないと、伝わらないことばっかりなんだよ。・・・それを、私は後悔しても、いるんだよ」



不意に、終わった恋を思い出していた。


www昔と今を比べてうだうだする女、嫌い!www



史進「・・・・・」


wwwもう放っときなよ、そんな面倒な女www



私が考え込んでいると、史進くんが背を向けようとした。



史進「全く、馬鹿なことを言ってないで、さっさと寝ろ」

郁里「・・・馬鹿なことじゃないもん」

史進「・・・・・」



幕舎の出入り口まで歩いた史進くんが、ふと足を止めた。

それからこちらを振り返る。

その顔はびっくりするほど真っ赤だった。



史進「役に立っている」

郁里「え・・・」

史進「郁里がいてくれれば、これからの戦いが、少し変わる気がする。それに・・・俺の心も・・・」

郁里「史進く・・・」

史進「おやすみっ!」



乱暴に挨拶すると、そのまま史進くんは勢いよく外へと出て行った。



郁里「本当に素直じゃないんだから・・・」


www感じわるっwww



史進くんが出て行った方向を見つめて、自然に笑顔になっていた。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




その翌朝・・・。

と言っても、まだ辺りは薄暗く、明け方前のようだった。



(何か声が聞こえる・・・?)



もう少し、寝ていたかったけれど、その声に導かれるように、幕舎の外に顔を出す。

見張りの兵がいる以外は、まだみんな眠っているようだった。

そのとき・・・。



史進「・・・ッ!タッ!」



見ると、そこでは一人、槍を手に鍛錬している史進くんの姿があった。

その表情はとても真剣で、近寄りがたい空気さえ放っていた。



(どうしてこんな時間に・・・?)



じっとその姿を見つめる・・・。

どれぐらいそうしていただろう。



史進「・・・いつまで見ている、郁里」

郁里「き、気づいてたの!?」



史進くんがこちらを振り向いた。



史進「気配が全く隠れていなかった」

郁里「そんなのでわかるんだ・・・」



おずおずと物陰から出る。



郁里「どうしたの、こんな時間に・・・」

史進「戦いに向け、精神統一したいと思った。そういうときは鍛錬するようにしている」

郁里「そうなんだ・・・。あ、そうだ」



たまたま持っていた手ぬぐいを渡す。



郁里「汗・・・」

史進「ああ、悪いな」



手ぬぐいを受け取った史進くんは汗を拭きながら、座る。

私もなんとなくつられて隣に腰を下ろした。



郁里「・・・何か引っかかることでもあるの?」


wwwアナタの存在www


史進「・・・・・」

郁里「私に言っても、あまり役に立たないかもしれないけれど、言ったら気が楽になるかもしれないよ?」

史進「・・・ああ」



史進くんは少し考え込むような表情を見せたあと、ためらいがちに口を開いた。



史進「強いとは、弱いとは、何かを考えていた。お前や李逵が言った言葉が少し引っかかっていたんだ」


wwwやっぱ気にしとったんかいwww


郁里「でも李逵さんは勢いで言っただけかもしれないし・・・」

史進「しかし、お前も似たようなことを言っていただろう?」

郁里「あ・・・」

史進「俺は強くなりたいと願っている・・・それが勝利と、部下たちの生存に繋がると思っているからだ。・・・だから、真の強さについて考えていた」


wwwまず、ミミズから克服しようかwww



史進くんがぐっと拳を固めた。



史進「俺は今、強いのか・・・もっと強くなれるのか・・・」



ただいたずらに強さを求めているだけじゃない。

その向こうには、守りたい部下や仲間の姿を見ているはず。

史進くんの表情から、その気持ちが強く伝わってきた。



史進「昨夜は“根拠がなくても勝てると思え”と説教したのは俺なのに・・・つまらないことを聞かせたな」



黙り込んだ私を見て、史進くんは仕方がなさそうに微笑んだ。



史進「・・・お前にこんなこと言ってどうするんだろうな、俺は」



1:たまにはいいと思う

2:史進くんらしくない

3:言えば楽になる←



郁里「言えば楽になると思うよ」

史進「今まで、そういうふうにはしてこなかった。それは弱い者がすることだと」

郁里「そんなことないよ。頼る人がいるということは、強みだよ」

史進「そういうものか・・・」



史進くんが少し考え込むような表情を見せた。



史進「・・・完全ではないが、少しわかった気がする」



そう言うと、史進くんはわずかに笑みを浮かべて立ち上がった。



史進「お前は、もうひと眠りしろ。今日から、また緊張の日々が続くはずだ」

郁里「うん、そうする。おやすみなさい」



そう言って、その場で別れようとしたけれど・・・。



史進「待て」

郁里「なに?」

史進「幕舎まで送っていく」

郁里「?大丈夫だよ、すぐそこだし」

史進「誰かが待ち伏せでもしていたら厄介だ。朱武とか・・・戴宗殿とか・・・」


www信用のない二人www


郁里「戴宗さんは李逵さんと出かけちゃったでしょ。・・・意外と心配性なんだね、史進くんって」

史進「・・・うるさい」

郁里「でも、ありがと」

史進「・・・ああ」



史進くんの心づかいが、くすぐったくも嬉しく感じられた。

このときの私は、まさか翌朝・・・あんなことが起こるとは、夢にも思っていなかったのだ・・・。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



思わせぶりな終わり方ですなwww



てか、今回でヒロインちゃんが何故彼氏と自然消滅しちゃったのかわかった気がする・・・。


やじゃない?こんなめんどくさい女www


ていうか、史進に対して馴れ馴れしすぎる!




てことで、本日の私的名ゼリフ~




「そんなことないよ。頼る人がいるということは、強みだよ」 by ヒロインちゃん




「頼る人がいるということは強み」


なんか、良い言葉だなあと思いました。




以上!!