こんにちは!
最近やたらと料理中にヤケドをしてしまう、まなみんです!!
ま、そそっかしいってのが一番の原因なんですが(爆)
さてさて、更新が滞っておりまして、大変申し訳ございません(>_<)
イベレポも途中まで進んでいるものの、なかなか終わらせられなくて・・・。
夜はもう眠くて仕方がないのです・・・(´・ω・`)
てなわけで、本日は遅々として進まない史進レポですwww
ほぼ完レポのため、ネタバレにご注意ください!
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
李逵「もう、姉ちゃんのこと、大好きなんだよな?なっ!?」
史進「・・・・・・なっ!」
突然の李逵さんの爆弾発言に、私の方がうろたえてしまう。
李逵「素直に言っちゃえよ、史進さん。みんな、誰でもいいから女と寝ちまえなんて言ってたけど、本心は違う。好きな女と肌を重ねんのが一番いいんだからさ・・・」
郁里「李逵さん、絶対に勘違いしてます。史進さんはそんなつもりはありませんから」
李逵「そうじゃねえなら、どうして脱がせた?どうして姉ちゃんの胸を見つめていた?」
史進「だから、それは連星が・・・」
李逵「ふっっっっざけんなっっっ!」
耳が痛くなるほどの大きな声が響き渡る。
李逵「好きでもねえ女の胸をあんなに熱心に見るか!」
www熱心に胸を見るとかwww
李逵さんはいろいろと大いに勘違いしている。
でも、その言葉はどこか、鬼気迫るものがあって・・・心の奥に、ストレートに突き刺さってくるような気がした。
李逵「それだけ好きなら、仕方がねえ。部下のことが後回しになったって、やむを得ねえ、って思ったよ。そこまで好きならおいらも黙って見過ごしたよ・・・ま、観察させてもらおうとは思っていたけど・・・」
wwwやっぱのぞくつもりだったんかいwww
史進「李逵・・・」
(すごくいいこと言ってくれているのに・・・覗こうとしていたのは・・・ちょっと・・・どうなんだろう・・・)
しかし、とてもじゃないけれど、そんなことを言うような空気ではない。
李逵「それで手も出さねえ、部下も見舞わねえ・・・あんた、何がしたいんだ!」
wwwお前こそwww
史進「・・・・・・」
李逵「腕は優れているかもしれねえ。でも、あんたは弱虫だ!とんでもねえ弱虫だ!!」
史進「李逵!!」
そう言うと、李逵さんはその場を駆け出した・・・。
李逵「史進さんの・・・大バカヤロォォォォォォッ!」
その後ろ姿は・・・青春ドラマのワンシーンのようだった・・・。
あっはっはっは!о(ж>▽<)y ☆
李逵さんが立ち去り、その場に残された私と史進くんは、茫然とその後ろ姿を見送る。
二人して、目が点になっている・・・。
史進「なんだ、あれ・・・」
wwwあれ、言うなwww
郁里「なんだか・・・嵐みたいだったね」
史進「ああ・・・。李逵にはいつも圧倒されるが・・・今回は特に強烈だったな・・・」
郁里「李逵さんって、いつもあんな感じなの?」
史進「まっすぐと言うか・・・自分の気持ちに正直だな。好きな女には、土下座して愛を伝えた、というのを聞いたことがある」
郁里「土下座・・・」
史進「・・・郁里は李逵のような男が好きなのか?」
www騒がしい男はあんまりwww
史進くんが何か考え込むような表情を見せる。
でも、私が気になったのはそこではなくて・・・。
(・・・本当のところはどうなの・・・?李逵さんが言った、史進くんの心・・・)
史進「『とんでもねえ弱虫』、か」
郁里「・・・気にしてる?」
史進「弱い、などと言われたのは久しぶりだな。王進先生に言われて以来だ」
郁里「弱い、の種類が違うと思うけど・・・」
史進「以前なら、李逵の言葉に怒っていただろうな。しかし、今は・・・強いとは、弱いとはなんなのか、俺も分からなくなってきている・・・」
郁里「え・・・・・」
史進「しかし、あれだけはっきりと言われると、むしろスッキリするな」
史進くんが呟いた言葉に興味を惹かれて、詳しく聞きたいと思ったけれど、サラリと話を変えられてしまう。
史進「・・・行くか」
郁里「えっ、どこに?」
史進「部下を見舞う。郁里も来い」
郁里「うん」
史進「・・・ここからは、『はい』だ・・・原」
郁里「あ・・・はい」
返事をし直すと、史進くんはニコリと微笑んだ。
その笑顔はとてもさわやかで、付き物が落ちたような笑顔だった。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
李逵さんが言うように、少華山の人たちはみな怪我を負っていた。
郁里「でも、深手を負った人はいないみたいですね」
史進「ぎりぎりの戦いを切り抜けるだけの調練は、毎日のように重ねているからな。死んだ者は・・・みな、高廉の大蛇にやられたのか・・・」
郁里「・・・・・」
曇天の空を舞う大蛇の姿が脳裏によみがえる。
そして、頭から食べられていく兵士たち・・・。
史進さんがグッと拳を固めた。
郁里「史進さん・・・だめです、そんなに握りしめたら・・・」
強く強く握りしめられた拳。
血がにじみそうなほどだった。
その拳に手を添え、ほどく。
史進「・・・悪い。取り乱した」
郁里「きっと、亡くなった人たちの思いに報いることができるはずです」
史進「ああ、そうだな」
史進くんが小さく頷く。
???「あれあれ。二人して姿が見えないと思ったら、ひょっとして一緒にいたのかな」
後ろから響いた声。
振り向くと・・・そこにはニヤリと笑う朱武さんの姿があった。
郁里「朱武さん、傷のほうはどうですか?」
朱武「良好だよ。ただ、完治とまではまだ言えない。これは・・・やはり娘さんが看病してくれないと、駄目かもしれないなぁ」
史進「自分で舐めておけ、そんなもの。行くぞ、原」
郁里「う・・・は、はい」
史進くんが私の肩を抱き、朱武さんに背を向ける。
朱武「おやおやおやおや!へえ~へえ~へえ~!そういうことになっちゃったの?・・・意外とやるね、史進くん」
その場を離れる私たちの姿を、愉快そうに朱武さんがみつめていたことに、私たちは全く気が付いていなかった。
朱武「なんだかっ!おもしろくなりそうな予感・・・」
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
朱武さんのもとを後にして・・・私たちは、陳達さんが休む幕舎へと向かった。
???「ああ、来たか」
私たちを迎えてくれたのは、初めて見る男性だった。
史進「安道全先生・・・!来られていたんですか」
安道全「ああ、こちらの怪我人がずいぶんと多いと聞いていたからな。興味深い負傷例でもあるかと思ってこっちに来てみたんだ。・・・陳達はずいぶんと派手にやられたな」
史進「・・・・・はい。原、この人は梁山泊で最も腕の優れた軍医だ。治らないと思われるような怪我や病気でも治してしまう」
郁里「じゃあ・・・陳達さんは・・・」
安道全「もう大丈夫だろう。新しい薬を試しに使ってみたが、思いのほか、効果が得られてな」
史進「そうですか!よかった・・・」
心底、ホッとした様子の史進くんが言う。
安道全「終始、お前たちのことを気にしていたぞ。自分の勝手な行動のせいで、頭に余計な負担を与えちまった、とな」
史進「そんなことは・・・」
安道全「そこから先は、本人に言ってやるといい」
そう言うと、安道全さんは幕舎から出て行く。
史進「・・・あの人には、本当にかなわないな。・・・行くか」
郁里「はい」
幕舎の奥に進んでいくと、陳達さんが布に体中を巻かれた姿で横になっていた。
郁里「陳達さん・・・!」
陳達「おお、頭、お嬢さん。来てくれたのかい」
史進「陳達」
陳達さんに向かって、史進くんが真剣な表情で語りかける。
史進「・・・すまなかった。それから・・・ありがとう」
史進くんの言葉に、陳達さんはわずかに目を見開いた後、優しく笑みを浮かべた。
陳達「頭とお嬢さんが無事ならよかった」
陳達さんの笑顔に、私はようやく胸をなでおろす。
陳達「それにしても・・・頭、短時間でなんか雰囲気が変わった気がすんだけど、気のせいか?」
史進「え・・・?俺が・・・変わった?」
陳達「・・・・・・」
陳達さんがじっと史進くんを見つめる。
陳達「いや、気のせいかな」
史進「・・・変なやつだな」
陳達さんと史進くんが、ふっと笑みを浮かべた。
兵士「史進様、ここにいらっしゃいましたか。使いが来ています」
史進「そうか、わかった。・・・悪い、少し席を外す」
陳達「ああ」
立ち去る史進くんの後ろ姿を見送る。
陳達「頭の様子がちょっと変わって見えるのは、お嬢さんのおかげかな」
郁里「えっ・・・」
陳達「頭とは寝たのかい?」
wwwここの連中はそればっかかwww
郁里「そ、そんなっ!まだっ」
wwwまだwww
慌てて答えて、思わずハッとする。
陳達「ははは!まだ、か!」
(私ったら、何を言ってるの・・・!)
陳達「頼むぜ、頭、奥手だからよ。男にしてやってくれよ」
カラッと笑いながら陳達さんが言う。
史進「・・・何を盛り上がっている」
陳達「頭、お嬢さんと・・・」
郁里「わー!陳達さん!」
史進「なんだ、俺に聞かれてはまずい話か?」
1:史進さんには関係ない話
2:大したことじゃないんです
3:聞かれたくないんです←
郁里「聞かれたくないんです」
史進「陳達には話せるのに?」
郁里「史進さんに聞かれるのは恥ずかしいので・・・」
言いながら、思わず顔が熱くなる。
史進「・・・そ、そうか。それなら・・・無理には・・・」
なぜか、史進くんもつられたように顔を赤くする。
陳達「まあ、その話は、二人で後でゆっくりしてもらうとして・・・。使いってのはなんだったんだい、頭」
史進「・・・ああ。呉用殿から呼び出しだ」
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
PCいじってると、いつも睡魔に襲われる・・・
てことで、本日の私的名ゼリフ~
「頭とは寝たのかい?」 by 陳達
どこにそんなヒマがあったというのかwww
以上!!