【一〇八恋星☆水滸伝】九紋竜・史進ルート 第六章 第十一話~第十五話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんにちは!



最近やたらと料理中にヤケドをしてしまう、まなみんです!!



ま、そそっかしいってのが一番の原因なんですが(爆)



さてさて、更新が滞っておりまして、大変申し訳ございません(>_<)


イベレポも途中まで進んでいるものの、なかなか終わらせられなくて・・・。


夜はもう眠くて仕方がないのです・・・(´・ω・`)



てなわけで、本日は遅々として進まない史進レポですwww



ほぼ完レポのため、ネタバレにご注意ください!




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




李逵「もう、姉ちゃんのこと、大好きなんだよな?なっ!?」

史進「・・・・・・なっ!」



突然の李逵さんの爆弾発言に、私の方がうろたえてしまう。



李逵「素直に言っちゃえよ、史進さん。みんな、誰でもいいから女と寝ちまえなんて言ってたけど、本心は違う。好きな女と肌を重ねんのが一番いいんだからさ・・・」

郁里「李逵さん、絶対に勘違いしてます。史進さんはそんなつもりはありませんから」

李逵「そうじゃねえなら、どうして脱がせた?どうして姉ちゃんの胸を見つめていた?」

史進「だから、それは連星が・・・」

李逵「ふっっっっざけんなっっっ!」



耳が痛くなるほどの大きな声が響き渡る。



李逵「好きでもねえ女の胸をあんなに熱心に見るか!」


www熱心に胸を見るとかwww



李逵さんはいろいろと大いに勘違いしている。

でも、その言葉はどこか、鬼気迫るものがあって・・・心の奥に、ストレートに突き刺さってくるような気がした。



李逵「それだけ好きなら、仕方がねえ。部下のことが後回しになったって、やむを得ねえ、って思ったよ。そこまで好きならおいらも黙って見過ごしたよ・・・ま、観察させてもらおうとは思っていたけど・・・」


wwwやっぱのぞくつもりだったんかいwww


史進「李逵・・・」


(すごくいいこと言ってくれているのに・・・覗こうとしていたのは・・・ちょっと・・・どうなんだろう・・・)



しかし、とてもじゃないけれど、そんなことを言うような空気ではない。



李逵「それで手も出さねえ、部下も見舞わねえ・・・あんた、何がしたいんだ!」


wwwお前こそwww


史進「・・・・・・」

李逵「腕は優れているかもしれねえ。でも、あんたは弱虫だ!とんでもねえ弱虫だ!!」

史進「李逵!!」



そう言うと、李逵さんはその場を駆け出した・・・。



李逵「史進さんの・・・大バカヤロォォォォォォッ!」



その後ろ姿は・・・青春ドラマのワンシーンのようだった・・・。


あっはっはっは!о(ж>▽<)y ☆


李逵さんが立ち去り、その場に残された私と史進くんは、茫然とその後ろ姿を見送る。

二人して、目が点になっている・・・。



史進「なんだ、あれ・・・」


wwwあれ、言うなwww


郁里「なんだか・・・嵐みたいだったね」

史進「ああ・・・。李逵にはいつも圧倒されるが・・・今回は特に強烈だったな・・・」

郁里「李逵さんって、いつもあんな感じなの?」

史進「まっすぐと言うか・・・自分の気持ちに正直だな。好きな女には、土下座して愛を伝えた、というのを聞いたことがある」

郁里「土下座・・・」

史進「・・・郁里は李逵のような男が好きなのか?」


www騒がしい男はあんまりwww



史進くんが何か考え込むような表情を見せる。

でも、私が気になったのはそこではなくて・・・。



(・・・本当のところはどうなの・・・?李逵さんが言った、史進くんの心・・・)


史進「『とんでもねえ弱虫』、か」

郁里「・・・気にしてる?」

史進「弱い、などと言われたのは久しぶりだな。王進先生に言われて以来だ」

郁里「弱い、の種類が違うと思うけど・・・」

史進「以前なら、李逵の言葉に怒っていただろうな。しかし、今は・・・強いとは、弱いとはなんなのか、俺も分からなくなってきている・・・」

郁里「え・・・・・」

史進「しかし、あれだけはっきりと言われると、むしろスッキリするな」



史進くんが呟いた言葉に興味を惹かれて、詳しく聞きたいと思ったけれど、サラリと話を変えられてしまう。



史進「・・・行くか」

郁里「えっ、どこに?」

史進「部下を見舞う。郁里も来い」

郁里「うん」

史進「・・・ここからは、『はい』だ・・・原」

郁里「あ・・・はい」



返事をし直すと、史進くんはニコリと微笑んだ。

その笑顔はとてもさわやかで、付き物が落ちたような笑顔だった。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




李逵さんが言うように、少華山の人たちはみな怪我を負っていた。



郁里「でも、深手を負った人はいないみたいですね」

史進「ぎりぎりの戦いを切り抜けるだけの調練は、毎日のように重ねているからな。死んだ者は・・・みな、高廉の大蛇にやられたのか・・・」

郁里「・・・・・」



曇天の空を舞う大蛇の姿が脳裏によみがえる。

そして、頭から食べられていく兵士たち・・・。

史進さんがグッと拳を固めた。



郁里「史進さん・・・だめです、そんなに握りしめたら・・・」



強く強く握りしめられた拳。

血がにじみそうなほどだった。

その拳に手を添え、ほどく。



史進「・・・悪い。取り乱した」

郁里「きっと、亡くなった人たちの思いに報いることができるはずです」

史進「ああ、そうだな」



史進くんが小さく頷く。



???「あれあれ。二人して姿が見えないと思ったら、ひょっとして一緒にいたのかな」



後ろから響いた声。

振り向くと・・・そこにはニヤリと笑う朱武さんの姿があった。



郁里「朱武さん、傷のほうはどうですか?」

朱武「良好だよ。ただ、完治とまではまだ言えない。これは・・・やはり娘さんが看病してくれないと、駄目かもしれないなぁ」

史進「自分で舐めておけ、そんなもの。行くぞ、原」

郁里「う・・・は、はい」



史進くんが私の肩を抱き、朱武さんに背を向ける。



朱武「おやおやおやおや!へえ~へえ~へえ~!そういうことになっちゃったの?・・・意外とやるね、史進くん」



その場を離れる私たちの姿を、愉快そうに朱武さんがみつめていたことに、私たちは全く気が付いていなかった。



朱武「なんだかっ!おもしろくなりそうな予感・・・」




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朱武さんのもとを後にして・・・私たちは、陳達さんが休む幕舎へと向かった。



???「ああ、来たか」



私たちを迎えてくれたのは、初めて見る男性だった。



史進「安道全先生・・・!来られていたんですか」

安道全「ああ、こちらの怪我人がずいぶんと多いと聞いていたからな。興味深い負傷例でもあるかと思ってこっちに来てみたんだ。・・・陳達はずいぶんと派手にやられたな」

史進「・・・・・はい。原、この人は梁山泊で最も腕の優れた軍医だ。治らないと思われるような怪我や病気でも治してしまう」

郁里「じゃあ・・・陳達さんは・・・」

安道全「もう大丈夫だろう。新しい薬を試しに使ってみたが、思いのほか、効果が得られてな」

史進「そうですか!よかった・・・」



心底、ホッとした様子の史進くんが言う。



安道全「終始、お前たちのことを気にしていたぞ。自分の勝手な行動のせいで、頭に余計な負担を与えちまった、とな」

史進「そんなことは・・・」

安道全「そこから先は、本人に言ってやるといい」



そう言うと、安道全さんは幕舎から出て行く。



史進「・・・あの人には、本当にかなわないな。・・・行くか」

郁里「はい」



幕舎の奥に進んでいくと、陳達さんが布に体中を巻かれた姿で横になっていた。



郁里「陳達さん・・・!」

陳達「おお、頭、お嬢さん。来てくれたのかい」

史進「陳達」



陳達さんに向かって、史進くんが真剣な表情で語りかける。



史進「・・・すまなかった。それから・・・ありがとう」



史進くんの言葉に、陳達さんはわずかに目を見開いた後、優しく笑みを浮かべた。



陳達「頭とお嬢さんが無事ならよかった」



陳達さんの笑顔に、私はようやく胸をなでおろす。



陳達「それにしても・・・頭、短時間でなんか雰囲気が変わった気がすんだけど、気のせいか?」

史進「え・・・?俺が・・・変わった?」

陳達「・・・・・・」



陳達さんがじっと史進くんを見つめる。



陳達「いや、気のせいかな」

史進「・・・変なやつだな」



陳達さんと史進くんが、ふっと笑みを浮かべた。



兵士「史進様、ここにいらっしゃいましたか。使いが来ています」

史進「そうか、わかった。・・・悪い、少し席を外す」

陳達「ああ」



立ち去る史進くんの後ろ姿を見送る。



陳達「頭の様子がちょっと変わって見えるのは、お嬢さんのおかげかな」

郁里「えっ・・・」

陳達「頭とは寝たのかい?」


wwwここの連中はそればっかかwww


郁里「そ、そんなっ!まだっ」


wwwまだwww



慌てて答えて、思わずハッとする。



陳達「ははは!まだ、か!」


(私ったら、何を言ってるの・・・!)


陳達「頼むぜ、頭、奥手だからよ。男にしてやってくれよ」



カラッと笑いながら陳達さんが言う。



史進「・・・何を盛り上がっている」

陳達「頭、お嬢さんと・・・」

郁里「わー!陳達さん!」

史進「なんだ、俺に聞かれてはまずい話か?」



1:史進さんには関係ない話

2:大したことじゃないんです

3:聞かれたくないんです←



郁里「聞かれたくないんです」

史進「陳達には話せるのに?」

郁里「史進さんに聞かれるのは恥ずかしいので・・・」



言いながら、思わず顔が熱くなる。



史進「・・・そ、そうか。それなら・・・無理には・・・」



なぜか、史進くんもつられたように顔を赤くする。



陳達「まあ、その話は、二人で後でゆっくりしてもらうとして・・・。使いってのはなんだったんだい、頭」

史進「・・・ああ。呉用殿から呼び出しだ」




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PCいじってると、いつも睡魔に襲われる・・・



てことで、本日の私的名ゼリフ~





「頭とは寝たのかい?」 by 陳達




どこにそんなヒマがあったというのかwww




以上!!