【恋人は専属SPプレミアム】石神ルート・Story1 最悪の出会い【for GREE】 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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大好きゲームのプレイ日記です。

モ○ゲーなどのソーシャルや、月額登録アプリなど、節操無しで乙女ゲームを食い散らかしてます。

攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

※この記事は、2013年5月29日に下書きされたものです!※



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監視しちゃってくださいっ!(〃∇〃)キャハー



・・・てことで、こんにちは!



久々の石神さんに小躍りしております、まなみんです!!



GREE版のSPで石神さんルートが配信になった、と素敵サイトさまで知り、放置してたプレミアムを慌てて立ち上げましたwww



班長に久しぶり~と言われてしまいましたが気にせず、鬼ミッションで足止めだったごっとんから石神さんにとっととルートチェンジwww



ごめん、ごっとん(笑)



GREE版は本家とはストーリーが違うので、すごい楽しみっ!



ミッションクリアに膨大な時間がかかるため、レポは不定期です(・∀・)



てか、クリアしてまとめて上げるかもwww


プロローグはレポしませんのであしからず(・∀・)/




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




(もう、正直に言おう・・・)


亜弥子「すみません。実は決められませんでした・・・」

桂木「・・・・・・」

亜弥子「昨日も寝る前にずっと考えてました。でも・・・突然・・・父が現れて・・・しかもそれが総理大臣って・・・全然頭がついていかないんです」

桂木「はい」



桂木さんは見守るように・・・静かに最後まで私の話を聞いてくれた。



亜弥子「小さな頃から何度も父のことを母に尋ねました。そのたびに母は笑って・・・ただ、立派な人なのよって言ってました。一緒に暮らせないけど、とても素敵な人なんだろうなって・・・家には写真も無いから変だとは思ってたんですけど。顔がわからないから、想像してよく絵を描いたりしてました。その父が、平泉総理なんて・・・」


(テレビや新聞で見ていた総理大臣・・・昨日慌ただしく話しただけの人がお父さんって言われても、ピンとこない・・・)


亜弥子「私の命が狙われているということでしたが、それも現実味がなさすぎて・・・。昨日までバイトして、勉強して・・・普通の大学生だったのに」



桂木さんはしばらく黙っていた。



桂木「藤堂さん・・・」

亜弥子「SPの方も、まだ皆さんがどんな人かわからないんです。昨日お会いしただけですし。私の気持ちを尊重して、合うSPの方を・・・って配慮してくださったんですよね。それなのに、ちゃんとした答えも言えなくて・・・すみません」



桂木さんは私のことを優しい目でじっと見ている。



桂木「こちらの方こそ、配慮が足りませんでした。一日で総理の娘だ、命を狙われている、専属SPだ。・・・それは確かに混乱します。藤堂さんのお気持ちも考えずに、申し訳ありません」



桂木さんは私に深々と頭を下げた。


班長、カッコイイ!(≧▽≦)



亜弥子「そんな、私こそご迷惑を・・・」

桂木「こうしましょう。当分、ローテーションで藤堂さんの警護にあたらせていただきます。そうすれば、徐々に彼らの特性もわかってくるでしょうから」

亜弥子「はい」

桂木「その中でゆっくり専属SPを決めて頂ければ、と思います」

亜弥子「・・・・・」



背の高い桂木さんを見上げると、包容力のある雰囲気にホッとした。



亜弥子「ありがとうございます」

桂木「いえ、我々はなるべく精神的にもお守りしたい思っていますから。何かお困りのことがあれば、ご相談ください」


(桂木さん・・・仕事なのに事務的じゃなくて、とっても温かい人だな・・・話してると緊張がほぐれる・・・)



その時だった。



コンコンッ



せわしいノックの音がして、桂木さんが返事をするのも待たずに誰かが入ってきた。



石神「失礼」

後藤「・・・・・」


キャァ~!!ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ←落ち着け



眼鏡をかけた冷たい感じの男の人と、近寄りがたい雰囲気の男の人が顔を見せる。

桂木さんのおかげでホッとしたのもつかの間、辺りはいきなり緊張した雰囲気に包まれた。



そら「うわ・・・」

昴「石神に後藤・・・」


(誰だろう・・・昴さんって人がすごく怖い顔して二人を見てるけど・・・)


石神「少しよろしいですか、桂木さん」

桂木「石神。わかった」

亜弥子「・・・・・」



石神さんと呼ばれた眼鏡の人が、桂木さんを物陰に呼んで何かひそひそ話しているのが見えた。



A:聞き耳を立てる

B:不安で周囲を見る←



(誰なのかな・・・なんだかピリピリしてるけど)



突然の訪問者に不安になりあたりを見回すと、それを察したかのように海司が小声で教えてくれた。



海司「・・・公安の石神さんと後藤さんだ」


(公安・・・って確かテロや過激派を捜査するところだってドラマで見たような・・・。包容力があって優しそうなSPの人たちと違って、なんだか寄りがたい雰囲気・・・)


石神「・・・ですが、組織の・・・」

桂木「・・・模は・・・いのか?」



途切れ途切れの言葉が聞こえてくる。



(桂木さんの顔が急に厳しくなった・・・何かあったのかな)



心配になって二人の方を見ていると、後藤さんという人がぽつんと言った。



後藤「アンタの警護は警護課のSPの仕事。アンタを狙ってる奴らの捜査をするのが公安の仕事だ」

亜弥子「捜査ですか・・・」

石神「後藤。マルタイと余計な接触をするな。必要がない」



石神さんは振り向きもせずに、抑揚のない声で言った。



亜弥子「・・・・・っ」



その冷たい物言いと、威圧するような空気に思わず怯えてしまう。



(怖い・・・。余計な接触・・・って・・・たった一言話しただけでそんな言い方しなくても・・・)


昴「・・・・・」



私が怯えているのを見て、昴さんがさりげなく私の腕を引いて自分の方に引き寄せてくれた。


やめてよ(  ̄っ ̄)←昴に容赦しない人



桂木「石神。そんな言い方をすると藤堂さんが怖がるだろう」



桂木さんが静かに石神さんをたしなめる。

石神さんは眼鏡を持ち上げると、桂木さんをチラッと見た。



石神「それは私が気にすることではありません。マルタイの心のケアは警護課でされたらいかがですか?」

そら「なっ・・・・・!」

石神「伝達事項は以上になります」

桂木「・・・・・ああ。ありがとう」

石神「いくぞ」

後藤「はい」



石神さんは後藤さんに声をかけると、部屋を出て行こうとした。



亜弥子「・・・・・」



私は出て行く石神さんたちを目で追った。

その時、ドアを閉めようとする石神さんと目が合う。



石神「・・・・・」



その目に思わず体がこわばる。

決して人を寄せ付けない冷たさ・・・でも私が戸惑ったのは、それだけじゃなくて・・・。



バタン・・・



扉が閉まると、昴さんが吐き捨てるように言った。



昴「ったく、相変わらずだな。何怯えさせてんだよ」

海司「・・・そうッスね」



海司はため息をついて、天井を仰いだ。



瑞貴「亜弥子さん、気になさらないでくださいね」

そら「そーそー。いつもあんなだからさ」

亜弥子「は、はい」


(あの石神さんって人・・・SPの人たちを見る目は・・・なんだか事務的で無機質な目だったけど、私を見る目は冷たいだけじゃなくて・・・なんだか“敵意”がこもってた・・・。今日初めて会ったのに?気のせいかな・・・)



昴「桂木さん、犯行グループの情報がわかったんですか?」

桂木「ああ。ある程度はな」



桂木さんは私に向き直ると、慎重に言葉を選びながら話してくれた。



桂木「今、公安から報告がありました。予想以上に危険な事態に陥っています。」

亜弥子「えっ・・・?」

桂木「今のところ、藤堂さんにお話できることが少なくて申し訳ないのですが・・・ただ、本日から事態が落ち着くまで、藤堂さんには公邸で生活していただくことになりました」

亜弥子「公邸?・・・それって、総理大臣が暮らしている隣の建物のことですよね?SPの方が付いていれば今までどおりアパートで暮らせるんじゃ・・・」

桂木「セキュリティの甘いアパートで暮らすのは、警護がついていても不測の事態に対応しきれないでしょう」

亜弥子「不測の事態・・・わかりました。それじゃあ、一度荷物を取りに戻っても・・・」

桂木「公邸での暮らしに必要なものは、こちらで揃えさせていただきます。申し上げにくいのですが、藤堂さんのアパートは敵に知られている可能性が高い。かなり厳しい状況だとご理解ください」


(いけない・・・私、まだちゃんと事態の把握ができてなかった。昨日だってさらわれかけたんだもの。誰だかわからないけど、私の命を狙ってるって、ホントなんだ・・・)


亜弥子「・・・わかりました」

桂木「総理のご意向で、大学等はなるべく普通に通っていただきたいとのことです」

亜弥子「本当ですか?良かった!もうすぐ教育実習があるので、大学にも行けなかったらどうしようって不安だったんです」

桂木「教育実習・・・わかりました。それまでに事態が収束していると良いのですが・・・。しばらく外出時は二人体制で警護にあたらせていただきますね。寝起きされる場所が公邸であれば、かなりいろいろなことを未然に防げると思いますし」

亜弥子「はい・・・」


(しばらく家には帰れないんだ・・・。誰かが待ってるわけじゃないけど、事態がどんどん進んで、ついていけない・・・




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




それからすぐにデパートへ必要最低限の日用品を買いに行くことになった。

そらさんと海司が警護についてくれる。



(あ・・・これが警護なんだ。二人とも前後左右に上下、さりげなく神経を張りめぐらしてる。プロのSPってすごいな・・・。でも、誰かがぴったりついてきてくれるって・・・なんだか慣れない感じ)



そらさんは緊張している私をリラックスさせてくれようとしているのか、いろんな話をしてくれた。



そら「この間、黒澤と合コンに行ったんだけどさ、黒澤がギター抱えて歌ってる間、割り箸投げたりナプキン投げて盛り上がりまくりだったんだよね~!みんな酔ってたからだろうけど」

海司「黒澤・・・アイツ公安のくせに・・・。どうせまた自分で作詞作曲したおかしな歌ですよね」

そら「そーそー。『ラブユー☆合コン』とかいうやつ」

海司「アホすぎる・・・」


(黒澤さん・・・知らない人だな。ん、公安の人なのに合コンに行ってるってこと?ギター抱えて歌ってるの・・・?)


そら「でさ、その時隣にちょ~っと不思議な感じの子が座ったんだけど、趣味は何ですかって聞いたら、“占いです”っていうから手相を見てもらったら、“気が多すぎて超~晩婚ですね”って言われちゃったよ」

亜弥子「ふふっ」



そらさんの話は面白くて、つい笑ってしまう。



(そらさん、とっても楽しい気さくな人だけど・・・合コンか・・・女の子にもてそうだしね)


海司「それめちゃくちゃ当たってるじゃないッスか」

そら「ちょ、晩婚って決まってないよ!」

海司「気が多すぎるってとこッスよ。それよりそらさん、油断は禁物・・・」

そら「油断なんかしてないし。・・・ほら、スパイ石神発見!」



そらさんがピッと指差した。



亜弥子「・・・?」



そらさんの指が示す方を目で追う。

そこにはさりげなくウィンドウを眺めながら、気配を消して影のようにひっそりと歩いている人がいた。

目を凝らしてびっくりする。



亜弥子「・・・あ」


(ホントだ。あれは石神さん・・・。言われるまでわからなかった)


亜弥子「・・・・・・」



私がじっと見ていると、海司が教えてくれた。



海司「公安は目立つとダメなんだ。ああやってまわりにうまく溶け込んで情報を収集してる。ラーメンの屋台を引きながら、何年も麺をゆでてじっと過激派を監視してる公安もいるんだぞ」

亜弥子「そうなんだ・・・」

そら「この間、国際指名手配されてた有名な奴が捕まったじゃん?公安はペットボトルを捨てる瞬間をひたすら狙ってたみたいだよ」

亜弥子「どうしてですか?」

そら「ペットボトルに付いた指紋が狙い。本人を決定づける一番の証拠でしょ」

海司「顔や体型、戸籍は変えられるけど、指紋だけは変わらないだろ?」

亜弥子「あ、そっか」

海司「まあ、どんな手も使うのが公安ッスよね」

そら「家族にも公安だって隠してることが多いって聞いたなぁ」


(漠然としか知らなかったけど、公安って厳しい仕事なんだな)


石神「・・・・・・」



石神さんは私たちにとっくに気がついていたようで、近づいてくると嫌味な笑い方をした。



石神「ほう。総理のご令嬢と優雅に買い物か。楽しそうだな」



そらさんが石神さんをキッと睨んで詰め寄った。



そら「優雅って・・・公安が無能じゃなければ、亜弥子ちゃんだってこんな生活しないっての!とっとと脅迫相手を捕まえろよ」

海司「そうですよ。楽しそうはないんじゃないすか?」


何度も言うけど、口の利き方に気をつけろよ(-""-;)



その瞬間、石神さんは低い、凄みのある声で言った。



石神「知ったような公安談義が聞こえてきたが、お前らに公安の何がわかる?」



思わず石神さんを見た。



石神「・・・・・・」



石神さんは、氷のような目で私たちを見下ろしていた。



石神「どんな手も使う?それがどうした。水面下で国家転覆を狙う輩と、正々堂々勝負をしろとでも言うのか?敵はお前達のように単純じゃないんだ」



石神さんの迫力に、そらさんも海司も一瞬黙ってしまった。



そら「・・・・・・」

海司「・・・・・・」



石神さんは、そらさんたちと話している間も、徹底して私を無視している。



亜弥子「・・・・・・」


(気のせいじゃないよね。やっぱり嫌われてる気がする・・・)


そら「そ、そのケーキ屋の箱は何だよ。石神だって優雅にスイーツ買いに来てんだろ!」



そらさんが反撃に出るように、石神さんが持っていた紙の箱を指差す。

箱には有名なケーキ屋さんのロゴが印刷されていた。



海司「甘党なんスか?公安の石神さんがこれは意外っすね!」


この海司、なんかすっごいヤな奴なんだけど・・・



石神さんは眼鏡を持ち上げて、心底憐れむような目で二人を見た。



石神「デパートとは買い物に来るところだ。たとえ別に目的があったとしてもな。それともお前達はデパートに漫才でもやりにきてるのか?警護課は暇だな」

そら「・・・っ!」

海司「くっ・・・」



石神さんは振り向きもせず、すぐに人波に紛れて行ってしまった。



そら「・・・なんだよ、アイツ。ホントいけ好かねーっ!」

海司「エリート風吹かして、マジ嫌味なヤツっすよ!」

そら「バーカバーカ。チタン製のサイボーグ!」



石神さんが行ってしまった後も、二人はしばらく怒っていた。



(桂木さんには一応丁寧な言葉で話してたみたいだけど、昴さんも石神さんを睨んでたし。あんまりSPの人たちと仲良くないんだな、おなじ警察なのに・・・。でも、あんな態度や言い方じゃ無理もないよね・・・)




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




亜弥子「・・・・・」


(下着を見に来たんだけど・・・)



ちらりとそらさんと海司を見つめる。



(二人とも私の周囲の気配にはものすごく気を使っているけど、ここが下着売り場だってことは全然気付いてないみたい。なんて言おう・・・)




A:ソフトに頼む←

B:ハッキリと言う




亜弥子「ほんの少しだけ・・・一人で買い物したいんですけど・・・」

そら「え?」



そらさんはすぐ近くにあった薄手のブラとショーツを身に着けた、マネキンが目に入ったらしく、少し赤くなって声をあげた。



そら「・・・あっ!」


wwwはよ気づけwww


海司「なんだよ?なんで離れなきゃ・・・うっ」



海司もその場で真っ赤になった。



海司「ど、どうします?マルタイから離れるわけには・・・」

そら「くそ、オレが女装していれば・・・!」


wwwそうだねww


(それは・・・ちょっと違う気が・・・)


そら「じゃあ・・・すぐにこの中を見渡せる、あの入り口の方にいるから」

海司「なんかあったら呼べ」

亜弥子「すみません」



二人とも店内が見渡せる入り口の方に走っていった。



(待たせたら悪いし、早く買い物を済ませようっと・・・。一人になる時間はなるべく作らないようにしないと)



ちょうどハンガーにかかっている白いキャミソールを手にした時だった。



ドドドド・・・・・



(ん?ハンガーが揺れてる・・・。え・・・なんか地鳴りみたいな音が・・・地震?)



ハッとしてそらさんと海司の方を見た。

そらさんは周囲の安全確認、海司は私の方に走ってこようとしている。



キャー!!



その瞬間、遠くで叫び声が聞こえた。



亜弥子「!」


(悲鳴!?)




to be continued




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笑顔でバンザイしてる石神さんのアバターがキュート( ´艸`)


てか、相変わらずすがすがしいまでの嫌味っぷりwww


好きだけど!愛してるけど!!


この辺が、好き嫌いが別れるところなんだろうな~