こんにちは!
外泊許可が出たので、帰宅したまなみんです!
娘もだいぶ元気になりました(^O^)/
さて、ひっさびさの石神さんレポです!
どこまでやってたか忘れてたっていうねwww
入院前に途中まで下書きしてありましたので、ツッコミがところどころ古い(笑)です。
ネタバレ・萌え・ツッコミありでよろしければドーゾ( *・ω・)ノ
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フランスから帰国し、大学で小杉部長やみどりにお土産を渡したあと、私は官邸に向かっていた。
駅前までくると、大きな通りの向こうに知っている顔を見つけた。
亜弥子「石神さんたちだ・・・」
向かいの通りの喫茶店から出てきたのは、石神さん、後藤さん、黒澤さんの3人だった。
(声は・・・掛けない方がいいよね・・・)
捜査中だったらマズイからね(・∀・)
そのまま駅に向かおうと歩き出したその時、横断歩道から私の名前を呼ぶ声が聞こえた。
黒澤「亜弥子さーん!」
信号が変わるとすぐに黒澤さんが走ってくる。
(石神さんと後藤さんが呆れたような顔してる・・・)
wwwwww
黒澤「亜弥子さん!こんなところで会えるなんて、ラッキーだなぁ」
亜弥子「この駅が私の大学の最寄り駅なんです」
黒澤「そうだったんですか。オレたちはこれから本部に戻るところなんですが・・・」
石神「黒澤」
横断歩道を渡ってきた石神さんから、厳しい声がかかる。
石神「外部の人間にいちいち我々の行動を報告するな」
黒澤「でも、亜弥子さんは特別ですよね?」
石神「・・・無駄口をたたくな。行くぞ」
石神さんは、全く私を見ることなく歩いていってしまう。
・°・(ノД`)・°・
(どんなときでも挨拶くらいはしてくれたのに・・・。完全に無視・・・された・・・?)
私も昨日、上司に無視されてちょっと泣きそうになりました←どうでもいい
黒澤「ちょっと、石神さん!」
後藤「あー・・・黒澤、お前は亜弥子を官邸まで送っていけ。オレは石神さんと戻る」
黒澤「はい、了解です!」
後藤「またな、亜弥子」
後藤さんはポンッと私の肩をたたくと、石神さんのあとを追っていった。
他の人のルートだと、気が利く男だねwww
亜弥子「黒澤さんは、行かなくていいんですか?」
黒澤「さっき、後藤さんが言ったでしょう?オレが亜弥子さんを官邸までお送りします!」
私は黒澤さんと一緒に官邸に向かうことになった。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
官邸の最寄り駅で降りて、黒澤さんと並んで歩く。
(石神さんを怒らせるようなこと、何かしちゃったかな・・・)
帰国してから石神さんには会っていない。
黒澤「亜弥子さん・・・大丈夫ですか?顔が暗ーくなっちゃってますよ?」
亜弥子「すみません。何だか・・・石神さんのことが気になってしまって・・・」
私も石神さんのことが気になります(〃∇〃)←そっちの意味じゃない
黒澤「ああ・・・そうですよね」
亜弥子「石神さん・・・何か私に怒ってるんでしょうか?一言も話さなかったし・・・」
黒澤「怒ったりなんかしてませんよ!」
亜弥子「それじゃあ、他に何か理由が・・・?」
黒澤「ええっと・・・」
困ったように、黒澤さんは頭をかいた。
黒澤「その・・・オレから詳しいことは言えないんですけど・・・石神さんは、亜弥子さんのことを嫌いになったわけじゃないんです!」
亜弥子「本当・・・ですか?」
黒澤「きちんと説明できないのがもどかしいんですけど、信じてください!」
亜弥子「はい。信じます」
ウジウジしてた割には、アッサリやなwww
黒澤「よかった!亜弥子さんって、ウワサどおりのステキな方ですね!」
亜弥子「黒澤さんにそんなふうに言われたら、信じないなんて言えませんよ」
知り合ったばっかり・・・だよね・・・?( ゚ ▽ ゚ ;)
黒澤「そうだ!石神さんが亜弥子さんのことをどんな風に話していたのか、お教えしましょうか?」
イヤ、いいです(・∀・)←ビビリ
亜弥子「え・・・は、はい・・・」
(聞くのがちょっと怖い気もするけど・・・)
黒澤「最初は頼りなくて、総理の娘とは思えなかったって言ってました」
亜弥子「やっぱり・・・」
(前にも同じようなこと言われたし・・・)
黒澤「でも、今ではファーストレディ代理として、外交など責任を持って頑張ってるって感心していましたよ。芯の強い、すばらしい女性だとも言ってました。だから・・・オレは亜弥子さんに会ってみたかったんです」
黒澤さんが私を見つめる。
黒澤「あの仕事の鬼の石神さんが褒める女性はどんな人なんだろうなって・・・」
亜弥子「石神さんがそんなふうに言ってくれたなんて・・・ちょっと、意外です。もっと頼りなく思われてるんじゃないかって思ってたから・・・」
黒澤「亜弥子さんは・・・石神さんにとって、特別な存在だと思うんです」
(/ω\)イヤン
亜弥子「そ、そんなこと・・・ないですよ・・・」
黒澤「石神さんをあんなふうに溶かせる人は、亜弥子さんしかいません!」
亜弥子「お湯みたいに・・・ですか?」
黒澤「はい!だから・・・嫌われたなんて思わないでくださいね。そんなふうに思われたら、オレも悲しいです」
亜弥子「黒澤さん・・・」
黒澤さんの言葉に、私は小さく頷いた。
ふとすれば、不安になりそうな気持ちを私は抑える。
亜弥子「ありがとうございます、黒澤さん」
黒澤「いえ!オレも亜弥子さんのお力になれれば嬉しいです!」
ええ人や~(´□`。)
話がちょうど一区切りした頃、官邸の門が見えてきた。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
官邸の玄関には、真壁さんが立っていた。
今日は掃き掃除じゃないんだ(笑)
黒澤「この人が・・・真壁さん?」
真壁「亜弥子さん、そちらの方は・・・?」
(あ、二人は初対面なのかな・・・)
亜弥子「こちらは警備部の真壁さんで、こちらは公安の黒澤さんです」
真壁「初めまして、真壁です!」
黒澤「黒澤透です。そっか・・・あなたが真壁さん・・・」
亜弥子「どうかしましたか?」
黒澤「いえ・・・。オレ、よく『官邸警備の真壁みたいだな』って周りの人から言われて・・・」
真壁「僕と、ですか?」
黒澤「はい。似てる・・・かな?」
亜弥子「そう言われれば・・・元気なところが似ているかもしれないですね」
そうかなぁ?(・_・;)
真壁「僕は元気なのが取り柄なもんですから」
黒澤「ははっ!オレも同じです。似たもの同士、どうぞよろしくお願いします!」
真壁「こちらこそ!」
真壁さんと黒澤さんが笑顔で握手を交わす。
黒澤「嬉しいな。こうやって友達みたいに話せる人がいるかと思うと・・・。本部では堅苦しい人達ばっかりですから」
公安だから当たり前だろうwww
真壁「僕もです!偉い人たちには話せないことも話せますね!」
黒澤「そういう話なら、たくさんありますよー。たとえば・・・石神さんが普段どんなふうに本部で過ごしているか、知りたくありませんか?」
知りた~い(・∀・)/
真壁「知りたいです!軽く三日は徹夜できるって聞きましたけど、本当ですか?」
黒澤さんは手招きをして声をひそめる。
黒澤「石神さんが最高、何徹できるかは・・・本部の人間でも誰も知らないんです。徹夜なんて日常茶飯事ですし、下手したら、食事もしないんですよ」
だからあんなに細いのねwww
真壁「丸一日ですか!?」
黒澤「最高、何食抜いたかは・・・それも誰も知らないんです」
真壁「さ、さすが石神警視・・・」
黒澤「いっつも怖い顔して、眉間にシワを寄せてるから・・・余計に怖い顔になっちゃう気がするんですけどねぇ」
やたらヘラヘラしないところが、いーのっ!(。・ε・。)
亜弥子「でも、石神さんだって笑えば素敵ですよ?」
黒澤「石神さんの笑顔が見られるのは亜弥子さんくらいですよー」
顔を寄せて話していると、後ろで足音が響いた。
石神「黒澤。何を無駄話している」
黒澤「石神さん!」
亜弥子「い、石神さん・・・」
いつの間にか後ろには難しい顔をして、腕を組んでいる石神さんが立っている。
石神「公安の人間なら、それらしく振舞え。官邸の玄関で立ち話などするな」
黒澤「けど・・・こういう他の部署との交流も、いつか役に立ったりするかなーって」
石神「・・・いいから、早く本部に戻れ」
黒澤「・・・了解です。では、お二人とも、また!」
真壁「あ!僕もそろそろ交代の時間だ。では、僕も失礼します!」
wwwちょwww逃げんなwww気まずいだろうがwww
黒澤さんと真壁さんが戻ってしまい、私は石神さんと二人きりになってしまった。
(どうしよう・・・話しかけても大丈夫かな・・・)
亜弥子「あの・・・」
石神「亜弥子さん」
私の言葉を遮るように、石神さんが口を開いた。
私を見る目は・・・知り合ったばかりの頃のように冷たい。
石神「黒澤から何を聞いたかは知りませんが・・・我々とは深く関わらない方が身のためですよ」
Σ(゚д゚;)
亜弥子「どうしてそんなことを・・・」
石神「最近、SPたちの影響で私も甘くなっていたと気がついたんです。貴女にも誤解させていたかもしれない」
(((゜д゜;)))
亜弥子「誤解・・・?」
石神「我々は・・・いえ、私は捜査のためなら、何でも利用します。たとえ、総理の娘でも」
((>д<))
亜弥子「石神さん・・・」
石神「私は、貴女が思っているような男ではありません。貴女と付き合うのは、貴女が総理の娘で、立場上断れないからです」
(ノ◇≦。)
亜弥子「・・・だから、フランスの観光にも連れて行ってくれたんですか?」
石神「ええ、そうです」
・°・(ノД`)・°・
亜弥子「石神さん・・・それでも・・・私は石神さんとのフランス観光、楽しかったです」
石神「・・・それは光栄ですね。仕事を褒められた気分です」
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。ウワーン
いろいろな感情がこみ上げてくる。
けれど、それは胸につかえたままで、上手く言葉にならない。
石神さんの無表情な視線にさらされて、私は唇をかんだ。
そら「亜弥子ちゃん?」
海司「何やってんだ?そんなところで・・・」
やってきたのはそらさんと海司だった。
うっわ!めんどくさいの来たよー( ̄ー ̄;
海司「おい、亜弥子・・・」
海司が私の方に走ってくる。
海司「お前・・・なんて顔してんだよ!何があったんだ!?」
海司が私を抱き寄せる。
一瞬、石神さんの眉がひそめられた気がした。
www自意識過剰www
海司「泣きそうな顔しやがって・・・どうしたんだ!?」
ウザッ(-""-;)
そら「何かあったとしたら・・・犯人はこの人しかいないんだけど・・・」
「犯人」?「この人」?(-_-メ ピキ
海司「アンタ・・・亜弥子に何したんだよ!」
「アンタ」!?オイ、こらお前ら!!口のきき方に気をつけろ!石神さんはあんたらより階級が三つも上なんだぞ!!警察は縦社会だろうが!!ヾ(。`Д´。)ノ
石神「何もしていない。君たちが過保護すぎるだけだろう。私は思ったことを伝えただけだ」
そら「思ったこと・・・?」
石神「失礼する。・・・総理の娘だからといって、このお嬢さんを甘やかし過ぎるな」
同感です。ウザイので放っておいてほしいもんですwww
石神さんはそれだけ言うと、官邸の中に入っていく。
そら「何だよ・・・アイツ・・・」
海司「亜弥子、石神さんに何を言われたんだ!?」
亜弥子「ううん・・・なんでもない。大丈夫だよ・・・」
海司「亜弥子・・・」
私は海司の腕から抜け出して、笑ってみせた。
亜弥子「お父さんとの約束の時間に遅れちゃう。急がなくちゃ」
そら「それじゃ、オレたちが総理のところまで送るよ!」
亜弥子「ありがとうございます」
慣れた廊下を歩きながら、いつもと同じように笑うことくらいはできる。
けれど、少しでも気を抜けば、その場に座り込んでしまいそうだった。
『貴女と付き合うのは、貴女が総理の娘だからだ・・・』
石神さんの冷たい声が耳の奥でこだまするように残っている。
私は心のどこかで、石神さんとの距離が縮まっている・・・そう信じていた。
それが勘違いだと言われたことが・・・ただ、辛かった。
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石神さんの冷たさに萌え萌えです←ドM
ってか班長!!
部下のしつけがなってませんよー!!