【恋人は専属SP】石神ルート episode 2【本編】 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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大好きゲームのプレイ日記です。

モ○ゲーなどのソーシャルや、月額登録アプリなど、節操無しで乙女ゲームを食い散らかしてます。

攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんにちは!


最近、油っこいモノを食べるとすぐ胸やけするまなみんです!

ハンバーグとかカレーとか、子供の好きメニューがちょっと胃にくる…(つд`)



さて、水滸伝で期間限定イベントが配信されましたが、石神さん本編のレポも頑張りますp(^-^)q


本日もネタバレ・萌え・ツッコミ満載なので、ご注意くださいませ☆


ちなみに、モバイルとPCの両方で編集しているため、行間がちょっと変です(笑)



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事件の翌日、私はホテルの部屋で待機となった。




亜弥子「お父さんと桂木さんたち・・・大丈夫かな」




窓から外を見上げると、澄んだ空が広がっていた。



亜弥子「次の劇の台本を持ってきてよかった。セリフ覚えちゃおう」




カバンから台本を取り出した時、部屋のチャイムが鳴った。




亜弥子「はい・・・」




ドアの外を小さな窓を覗いてみると、そこには石神さんが立っていた。


石神さ~んヽ(≧▽≦)/

(もしかして、お父さん達に何かあったんじゃ・・・)


私がドアを開けると、石神さんはドアの外で警護にあたっていたフランス人SPと話をしている。



石神「亜弥子さん、お邪魔してもよろしいですか?」
亜弥子「は、はい・・・」
石神「心配そうな顔をしなくても、大丈夫です。問題が起きたわけではありません」
亜弥子「あ、そうなんですか。よかった・・・」


石神さんは部屋に入ると、小さな紙袋をテーブルに置いた。


亜弥子「それは・・・?」
石神「差し入れです。朝からずっと部屋にいては退屈だったでしょう?」

紙袋にはキレイな箱が入っていて、その中にはプリンが入っていた。


亜弥子「わあ・・・美味しそう・・・」
石神「召し上がってください。コーヒーを頼んでおきました。すぐに届くと思います」
亜弥子「ありがとうございます。でも・・・どうして石神さんが来てくれたんですか?」
石神「桂木さんから連絡があったんです。手が空いていたら、亜弥子さんの警護についてほしいと」
亜弥子「桂木さんが・・・?」
石神「私に手の空いている時などないと知っていて、言っているんですよ。あの人は」


石神さんが軽い溜め息をつく。


亜弥子「すみません・・・」
石神「亜弥子さんが謝ることはありません。・・・結局、ここに来たのは私の意思ですから」
亜弥子「石神さん・・・」
石神「別に貴方を甘やかしているわけではありませんよ。現地のSPでは言葉が通じずに不便なことも多いだろうと思ったからです」

ツンデレ万歳ヽ(´ー`)ノ

亜弥子「フランス語は全然わからなかったので、助かります」

フランス語も、じゃないのかい?(σ・∀・)σ

石神「そうでしょうね。外にいる彼のポケットには絵で説明された紙がたくさん入ってましたから」
亜弥子「石神さんが警護についてくれるんですか?」
石神「ええ。桂木さんたちが戻ってくるまでですが。・・・ルームサービスが来たようですね」


石神さんが持ってきてくれたプリンとコーヒーで一息つくことにした。


亜弥子「!このプリン美味しい!」
石神「カラメルソースとバニラビーンズのバランスがいいでしょう?シャンゼリゼ通りの有名な店なんです」
亜弥子「詳しいんですね」
石神「まぁ・・・、何度か来てますから」


甘党なので、とは言えないよね( ´艸`)ププ

(お菓子屋さん巡りができたら楽しいだろうなあ・・・)

亜弥子「そういえば・・・一緒に観光してくれるっていうお話は本当ですか?」
石神「・・・本気にしていたんですか?」



意外そうな顔で石神さんが私を見つめる。




亜弥子「はい!もちろんです」
石神「素直な亜弥子さんらしい・・・。そうはっきり言われると困りましたね・・・。私もそこまで時間がとれるわけではないので・・・」
亜弥子「石神さんが忙しいなら無理ですよね。すみません・・・」
石神「ただ、今日でしたら、構いませんよ」
亜弥子「え?」
石神「今日は亜弥子さんの警護につく予定ですから、出掛けても構いません」

デートだ~ヾ(〃^∇^)ノ←先走りすぎ

亜弥子「本当ですか!?」
石神「ただし・・・総理と桂木さんの許可を得られればの話ですが・・・」
亜弥子「あ・・・そうですよね・・・」
石神「ええ。亜弥子さんの警護は警備係の仕事ですし、昨日の件を考えれば総理におうかがいしないわけにはいきません」


(お父さんと桂木さん・・・許してくれるかな・・・)

亜弥子「あの・・・一応、聞いてもらってもいいですか?」
石神「構いませんが、ダメだと言われても、私を睨まないでくださいよ」

亜弥子「も、もちろんです!」


石神さんは携帯電話を取り出して時間を確認している。


石神「いまなら大丈夫そうですね。桂木さんにかけてみましょう」


数度のコールのうちに桂木さんが電話に出たようだった。


石神「石神です。亜弥子さんをフランス観光にお連れしたいのですが・・・ええ、街を勉強されたいということで・・・。はい・・・ええ・・・」

(観光なんてとんでもないって怒られちゃうかな・・・)

桂木さんと話してた石神さんが携帯電話を差し出してきた。


石神「桂木さんが代わってほしいと・・・」
亜弥子「は、はい」

石神さんから電話を受け取る。


亜弥子「はい、かわりました」
桂木「桂木です」
亜弥子「桂木さん、お疲れ様です」
桂木「藤堂さん、退屈させてしまっているようで、申し訳ありません。先ほど石神から、フランス観光に行きたいと聞きましたが・・・」
亜弥子「はい、色々勉強したいと思ってて。あの・・・ダメでしょうか・・・?」

桂木「・・・そうですね。昨日あのような事件がありましたから、正直安全とは言えません。ですが、総理は部屋に篭りきりでは息がつまるだろうから、行っても構わない、とおっしゃってます」
亜弥子「え・・・」
桂木「ただ石神の警護があるのなら、ですが・・・」
亜弥子「本当ですか!?」

電話越しに桂木さんが笑った。


桂木「はい、もし何かあっても石神が守ってくれるでしょうから。では、もう一度石神に代わっていただけますか?」


石神さんに電話を渡す。



石神「わかりました。ええ。はい。では・・・」


数分、話をして電源を切った石神さんは溜息をついて首を振った。


石神「やれやれ・・・・・・皆、貴女を甘やかし過ぎです」


軽く肩をすくめた石神さんが苦笑して、窓の外に目をやった。


石神「まあ・・・・・・許可が出れば連れていくと言った私も充分甘いんでしょうね」

( ´艸`)フフ

亜弥子「そんな・・・石神さんは言ったことを守ろうとしてくれてるだけで・・・」
石神「そういう逃げ道もありますが・・・。とにかく、出掛けると決めたなら早く出ましょう。廊下で待っていますので、準備ができたら出てきてください」
亜弥子「はいっ」


急いで出掛ける支度をして、私は石神さんとフランス観光に出掛けることになった。



*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




最初に観にきたのはエッフェル塔だった。


石神「寒くはないですか?」
亜弥子「はい。石神さんの言う通り、上着を持ってきましたから」
石神「展望台は結構冷えますからね。北東に見えるのがセーヌ川のアルマ橋です」
亜弥子「わあ・・・キレイ・・・」


街を流れる河川・・・見下ろす街並みの美しさに息を呑んでいると、聞き覚えのある声が聞こえてきた。


(あれ・・・?この声、どこかで・・・)


黒澤「うっわー!オレ、エッフェル塔に来たの初めてなんです!すごいなあ」
後藤「・・・わかったから、騒ぐな」

wwwwww

黒澤「もうテンション低いですよ、後藤さん!もうちょっと楽しまないと」

(あそこに立ってるのって・・・公安の後藤さんと・・・たしか、新人の黒澤さん・・・)


亜弥子「石神さん、向こうに後藤さんと黒澤さんが・・・」
石神「・・・・・・」


私が指を差した方向にちらりと視線を向けると、石神さんは二人に背を向けた。


石神「さて次は凱旋門の予定でしたね。行きましょう」


www他人のふりってヤツですねwww

亜弥子「えっ・・・」

(さりげなく・・・見なかったことにした・・・?)

wwwでも鈍感なヒロインちゃんに気付かれちゃうとかwww

亜弥子「いいんですか?声を掛けなくても・・・」
石神「ええ・・・その必要は・・・」



石神さんがそう言いかけた時、黒澤さんがこちらに気が付いた。


www御愁傷様ですwww


黒澤「あー!石神さんじゃないですか!お隣は・・・亜弥子さん!」
後藤「石神さん、亜弥子・・・どうして、こんなところに・・・」


声を掛けられては仕方がないと思ったのか、石神さんが振り返る。


石神「亜弥子さんの警護がてら、フランスの街をご案内しているだけだ」

後藤「そうですか。よくあのSP達が許可しましたね」
黒澤「いいなぁ、石神さん。昨日から良いトコ取りじゃないですか」
石神「・・・何か言ったか」

黒澤「いえ!何でもないです!」

wwwwww

(昨日も思ったけど、黒澤さんって本当にこやかだな・・・)

黒澤「えーと、亜弥子さん。昨日は挨拶もせずに申し訳ありません」
亜弥子「いえ、黒澤さんですよね?はじめまして」
黒澤「はい!これからよろしくお願いしますね!」


黒澤さんがにっこり笑う。


黒澤「またお会いできてうれしいです。話しに聞く通り、本当に可愛らしい方ですね!」
亜弥子「え・・・、そんなことは・・・」


黒澤さんに覗き込むように見つめられて、私は答えに困ってしまう。


後藤「不躾に人を見るなと何度言えばわかるんだ」
黒澤「あ!すみません。ずっと話だけは聞いていたので、お会いできたのが嬉しくて・・・」
亜弥子「あの・・・私の話って・・・?SPのみんなから何か・・・?」
黒澤「いいえ!石神さんと後藤さんからです!」

亜弥子「え・・・」
石神「黒澤・・・」
後藤「お前・・・また余計なことを言うんじゃないだろうな?」
黒澤「まさか!」


鋭い視線を投げた石神さんと後藤さんに黒澤さんはにこやかに答える。


(石神さんと後藤さんに満面の笑顔で答えるって・・・黒澤さんってスゴイ人かも・・・)

黒澤「余計なことなんて言いませんよ。亜弥子さんって、想像通り、氷を溶かすお湯みたいな方ですね!」
石神「氷を溶かす・・・」
後藤「お湯?」

あっはっはっ(≧∇≦)

亜弥子「私・・・お湯みたいなんて言われたの初めてです・・・」

そりゃそうだろうwww

後藤「普通そんな例えしないだろ」

ごっとん、ナイスツッコミwww

黒澤「だって、そうじゃないですか。石神さんも後藤さんも亜弥子さんのことを話している時は、とっても優しい表情になるんですから!」
二人「!」


思わず石神さんと後藤さんの方を見ると、二人は怖い顔で黒澤さんを見ていた。


後藤「黒澤・・・そろそろ黙れ」
黒澤「えっ」
石神「その口を閉じないなら、強制的に閉じてやろうか?」
黒澤「こ、怖いですよ!もう・・・図星だからって・・・」


石神さんたちの視線から隠れるように、黒澤さんが私の後ろに回り込む。

後藤「まだ言うか・・・。よっぽど、お前は再教育されたいらしいな」
黒澤「そ、そんなんじゃないですよ!どうして本当の事を言うと怒られるのかな・・・。亜弥子さん!」

その辺にしとけwww

亜弥子「は、はい?」
黒澤「日本に帰ったら、ゆっくりお茶でも飲みましょう!オレ、亜弥子さんのこと気に入っちゃいました」
亜弥子「黒澤さん!?」
黒澤「では、お先でーす!!」


それだけ言うと、黒澤さんは展望台から下りる階段に向かっていく。


後藤「ちっ!逃げ足の速い野郎だ。待て!」


後藤さんが黒澤さんを追って走りだす。



公安3人揃い踏みでウハウハでした(〃∇〃)キャハ



石神「まったく・・・これではお祭りSPと同じだな・・・」



小さく首を振った石神さんが私に視線を戻した。


亜弥子「あの・・・黒澤さんの話は本当ですか?」

石神「貴女がお湯みたいな方だという話ですか?私にはよくわからない例えですね」


(石神さん・・・このことについてはあんまり話したくないみたい・・・)


石神「黒澤は頭は良い方で、これまでの経歴も大変優秀な男です。ですが、どうも性格が・・・」
亜弥子「どちらかっていうと・・・桂木班向きかもしれないですね・・・」

wwwヒロインちゃんも言うねぇwww


石神「貴女もよくわかってるんですね。私も常々そう思っているんですよ。さて・・・」



仕切り直すように石神さんが息をつく。



石神「次は凱旋門でしたね。遅くならないうちに行きましょう」




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




亜弥子「凱旋門の上に行けるなんて知りませんでした」

石神「エレベーターが壊れているのが難点ですけどね。ですが、のぼった甲斐はあると思いますよ」



凱旋門からはシャンゼリゼ通りが見える。



石神「ここからは12の通りが延びています。中でも有名なのがシャンゼリゼ通り・・・そして、あそこが美味しい洋菓子店です」

亜弥子「え!どこですか!?」



石神さんの指差す先を探す私に笑い声が降ってくる。



亜弥子「い、石神さん?どうして笑うんですかっ」

石神「いえ・・・どの話よりも、お菓子屋の話に瞳を輝かせるものですから、つい・・・」


あんだけウンチク語ったのにね←省いてるけど(爆)


亜弥子「石神さんのプリンがあんまり美味しかったから・・・」

石神「そこまで気に入ったのなら、そこで休憩しましょうか?」

亜弥子「わ、本当ですか?」
石神「プリン以外にも美味しいお菓子がたくさんあります。オススメを教えて差し上げますよ」

亜弥子「ありがとうございます!」



シャンゼリゼ通りに行って、洋菓子店で休憩をしながら、石神さんがフランスの話をいっぱいしてくれた。



(石神さんとこうして出かけるのって韓国以来かも・・・なんだか、不思議な感じ)



それから、私たちはルーブル美術館を周り、フランス観光を楽しんだ。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



しまった!


選択肢を三択にするの忘れてるわwww


ま、いーや。


今回は石神さんとパリデートの巻です(≧▽≦)


石神さんのウンチクはすべて割愛させていただきました。



だって、長いんだも~んwww