【有馬志信】第9話 復讐ー有馬の過去ー② | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!


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※ネタバレしてます!

※選択肢はすべて5UPのものです!



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志信さんの表情が険しくなる。

刺したのは、神山さんの奥さんであるみゆきさんだ。

これから、どうなるんだろう・・・・・・



有馬「通してくれ」

白金「いいのか」

有馬「ああ、気になることもある」

白金「・・・・・そうだな」

有馬「いいな、絢子」


<選択肢>

1:はい

2:志信さんがいいなら

3:私もいていいんですか?←5UPアップ


絢子「私もいていいんですか?」

有馬「は?」

絢子「だって・・・・・聞いていい話なのかと」

有馬「当たり前だ。お前は俺の女房だろ」



気になること・・・・・・

それは私も一緒だった。

神山さんの奥さんが言った言葉。


『アンタたちはいつだってあたしの邪魔をする・・・・・・志信も、白金総司も・・・・・・憎くてたまらない、あの女の血を引いたやつらがね!』


しばらくすると、神山さんが病室へと入ってきた。



神山「・・・・・・傷はいいのか」

有馬「おかげさまで」



皮肉を込めた笑みを浮かべる。



有馬「自分の女房が殺人未遂だぜ?マスコミ対応はいいのかよ?」

神山「あいつとはすでに離婚が成立している。無関係だ」

有馬「相変わらず、切り捨てるのだけは早いな」

神山「私には守るものが多いからな」



淡々と話しているだけなのに、病室にはなんとも言いがたい重苦しい空気に包まれていた。

とてもじゃないけれど、親子の会話とは思えない。



白金「神山さん。お聞きしたいことがあります」



口火を切ったのは総司さんだった。

ゆっくりと神山さんが総司さんへ視線を向ける。



白金「夫人は俺と志信のことを、『あの女の血を引いた奴らが邪魔をする』と言っていました」

神山「・・・・・・」

白金「あの女、とは誰のことです」

神山「・・・・・・志信の母親のことだ」

白金「え・・・・・・」

神山「君の母親は、有馬雪子だ」



病室が沈黙に包まれる。

総司さんの母親が、有馬雪子・・・・・・

つまり、志信さんと総司さんの母親が同じ人・・・・・・?



神山「そもそも、雪子は、白金君の父親と婚約関係にあった」

白金「父と・・・・・・」

神山「あれでも、社長令嬢でね。しかし、会社が倒産し、婚約は破棄となった。しかし、ホステスとして働き始めてから、その店で再会し、恋に落ちた。二人の関係は、子供が生まれるまで続いていた」



その生まれた子供というのが、総司さん・・・・・・?

総司さんは、言葉を失い、神山さんを見つめている。



神山「白金家は本妻が子供の出来ない体でね。だから生まれた直後に、養子として引き取られた」

有馬「でも、俺と総司は同い年だぞ!母さんがまさか・・・・・・」

神山「彼女は同時期に私とも関係を持っていた。そして、総司くんを産んですぐにお前を身ごもった」



志信さんは3月生まれ。

確か総司さんは4月生まれだという・・・・・・



絢子「そんな・・・・・・」

神山「あとは志信も知ってのとおりだ。雪子は私と別れ、有馬了と結婚した。そうしたのは、総司くんが白金家に奪われたように、お前を神山家に・・・・・・私に奪われないようにするためだったんだろうな」



志信さんも、総司さんも一言も発しない。

親友同士だと思っていた二人が実は異父兄弟だったのだ。



神山「妻からしてみれば、雪子は憎かっただろう。私の愛人であり、自分の子供より優れている志信。猛一人の子供は白金グループの御曹司。おまけに、先日白金グループにうちの息子の会社は買収されたところだしな」

絢子「そうなんですか・・・・・・」

白金「・・・・・・ああ」

神山「妻は、自分と息子の邪魔を君たちがしていると思ったんだろう」



私と話しているときも、志信さんを刺したときも、みゆきさんは苦しそうだった。

でも、どっちも、やっていいことではない。

たとえ、どんなに苦しかったとしても。



神山「全く・・・・・・女には気をつけなければならんな」



私をチラリと見ながら神山さんが言った。

この人は・・・・・・自分は悪くないと思っているのだろうか。

不意に怒りがわきあがってくる。



有馬「それで話は終わりか?」

神山「・・・・・・どういうことだ」

有馬「あんたがこれまでにやってきたことは無視か」

神山「・・・・・・何のことかな」

有馬「おふくろや・・・・・・親父、有馬了にやってきたことは罪じゃないのか?父は・・・有馬了は・・・このことを知っているのか?」



志信さんは、今にも神山さんに殴りかかりそうになっている。



絢子「志信さん・・・傷が・・・」

有馬「・・・・・・」

神山「さあ、それは知らん。雪子は私とは会おうとしなかったからな」



神山さんは少しだけ寂しそうに笑った。



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本日分、終了~


この「出生の秘密」さ、かなり強引すぎ。

今後の展開に必要なのかな?必要じゃなかったら許さないよ、私(笑)


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