【ハートブルー・青山玲士編】ACT6 おお聖なる絆よ(後編) | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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大好きゲームのプレイ日記です。

モ○ゲーなどのソーシャルや、月額登録アプリなど、節操無しで乙女ゲームを食い散らかしてます。

攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!


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※盛大にネタバレしてます!

※ヒロインの名前は「桃山あかね」ちゃんです!

※私の選んでる選択肢がLOVE ENDになる保証はありませんよ~!



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(まさか赤木さんにデートに誘われるなんて・・・。好意を持ってくれてるなんて考えたことなかったから、驚いちゃった・・・)


千鳥「あかねさん、こんな所で何をしているのかな?」

あかね「あ、いえ・・・ちょっと考え事をしてました」

千鳥「もし時間があるなら、仕事の話をしていいかな?」

あかね「はい。なんでしょうか?」

千鳥「実はネットワークシステムを開発していてね。『ディメネットG』って言うんだけど、玲士から聞いているかな?」

あかね「ディメネットG・・・多分、聞いてないと思います」

千鳥「そのディメネットGの資料が部屋に散乱していてね。もしよかったら、資料の整理をお願いしてもいいかな?」

あかね「はい。わかりました」



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千鳥「あかねさん、ありがとう。あのゴミ捨て場のようだった部屋が、あっという間に綺麗になったよ。君はもうハートピンクとしてすっかり一人前だね」


掃除がハートピンクの必須スキルなのかwwwww


あかね「いえ、ただ掃除しただけですから」

千鳥「あまりに雑然としていたから、驚いたんじゃない?」

あかね「そうですね・・・さすがにもう少しキレイにしたほうがいいと思います」


長官にも容赦しないヒロインwwwww



コンコン



千鳥「あ、どうぞ」

青山「千鳥、ちょっといいか。あかねのことで相談が・・・」


もうすっかり名前呼び捨てが定着してる( ´艸`)ウフ


あかね「あ、青山さん・・・」

青山「・・・あかね、どうしてここにいるんだ」

千鳥「あかねさんに僕の仕事を手伝ってもらっていたんだ。まあ、仕事というより、結果的にはただの後片付けだったけど。それで、あかねさんについて何の話があるんだい?」

青山「・・・・・・もういい。邪魔したな。私は部屋に戻る」


(え・・・私がいる前では言えないことなの・・・?なんて言おうかな・・・?)


1:青山を問い詰める←

2:青山を引き止める

3:青山を見送る


あかね「青山さん、千鳥さんに何を言おうとしたんですか?」

青山「君には関係ない」

あかね「でも、私のことだって言ってたじゃないですか」

青山「・・・記憶にない」

あかね「そんな、政治家じゃないんだから・・・」


ヒロイン、ナイスツッコミwww


青山はクルッと背中を向けると、ツカツカと早足で部屋を後にした。



(行っちゃった・・・青山さん、いったいどうしたんだろう・・・)


千鳥「長い付き合いだけど、あんな玲士は初めてだな。嫉妬か・・・それとも・・・何だろうね」

あかね「嫉妬って・・・青山さんが?」

千鳥「あかねさんは知らないのか。君が来てからの玲士はね、明らかに今までとは違うんだ。何ていうかその・・・人間ぽいんだな、今の玲士は。機械人間ってアダナでね。機械人間ゼロの名前もそこから考えたんだ」

あかね「そうなんですか・・・」

千鳥「風太や黄平も色めきたってるから、玲士だけの話じゃないんだろうけどね。君の加入はハートレンジャーを変えた。これは間違いの無い事実だよ。僕はあかねさんの加入を、本当に心から良かったと思っているんだ

あかね「でも、私は神谷さんみたいに強くないし・・・足を引っ張ってばかりです」

千鳥「そんなことないさ。そうだ、ハートレンジャーの名前の由来を教えてあげよう。名前は賛否両論・・・いや、僕以外は全員反対だったかな」
   「ダサイ、イモイ、キモイ。色々な言葉でたくさんの人に反対されたよ」

 

wwwwイモイはいまどき言わんだろうwwww


千鳥「でも、僕は上層部やみんなの反対を長官権限で押し切った。・・・・・どうしてか分かるかな?」

あかね「いえ・・・」

千鳥「恋するハートは人を強くする力があるからだよ。あかねさんもそう思うだろ?恋は人を限りなく強くするって」


恋は人を強くする、か・・・どうなんだろう・・・?)


1:そう思う←

2:そう思わない

3:恋なんてしない


あかね「恋は人を強くする・・・私もそう思います」



千鳥「よかった。やっぱりハートピンクはそうじゃなくっちゃね。恋を知らないハートピンクなんて、福神漬けのないカレーライスだよ」



それは重要やね←(・∀・)/←福神漬け大好き



あかね「・・・それより、どうしてハートレンジャーにはピンクがあるんですか?戦闘するなら男の人の方が強いですよね」

千鳥「何を言い出すんだい!それじゃ恋にならないじゃないか!」

あかね「す、すみません!」

千鳥「・・・ゴメン、ついテンションが上がっちゃって。僕は男性同士の恋を否定するつもりはないけど、多くの男性は女性が好きだ。だから恋戦隊ハートレンジャーには必ずハートピンクが必要なんだ」

   「優しさ、思いやり、喜び、怒り、悲しみ、希望、そして競争心・・・恋から生まれる感情こそが、ハートレンジャーの力の源なんだ」

あかね「そんな意図があったんですね」

千鳥「今のハートレンジャーは僕が考案したときのイメージ通り。悩むことなく、どうかこのままハートピンクを続けて欲しい。何しろハートピンクは、恋の力でみんなに力を与えているんだからね。あかねさんのいち早い現場復帰を、僕は誰よりも強く願っているよ」

あかね「はい、がんばります!」

千鳥「その調子で、僕の親友青山玲士もよろしく頼むよ」

あかね「え・・・あ、は、はい・・・」

千鳥「声が小さい!」

あかね「は、はい!」



(って、私何を言わされてるんだろう・・・でも、千鳥さんと話せて少し元気が出てきたかも。さっき何が言いたかったのか分からなかったし、青山さんと話してみよう)




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(青山さんは・・・あ、いた!)


あかね「青山さん、ちょっといいですか?」

青山「俺に何の用だ」

あかね「さっき、長官室で何を言おうとしたんですか?私のことで何か言いかけてましたよね?」

青山「・・・君に話すことではない」

あかね「私には言えないことなんですか?」

青山「言えなくはないが、今は言うつもりはない」

あかね「どうして怒ってるんですか?」

青山「君に怒ってなどいない」

あかね「じゃあ誰に怒ってるんですか?」

青山「・・・・・・・・・・」


質問攻めwwww聞きたがりの幼稚園児かwwwww


あかね「青山さん、さっきもしかして赤・・・・・」



キュイーーン、キュイーンッ!!



青山「任務だ、失礼する」

あかね「私も行きます!」

青山「君は基地待機だ。忘れたのか?」

あかね「そ、そうですけど・・・このままじゃ・・・」

青山「そう焦らないでくれ・・・ジュテームを倒したら、きちんと話すさ」



ウッキャ━━━(゚∀゚)━━━!!!



あかね「え・・・?」




青山はヒラリとスーツをはためかすと、タタタタと走っていった。



あかね「・・・青山さん!がんばってくださーい!」




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青山「・・・また、メノスか」

千鳥「玲士、あかねさんとは仲直りできたかな?」

青山「・・・別に喧嘩をしている訳ではない。余計な話はいい。今は早く事件を解決したい」

千鳥「そうだね。じゃあ、現場の説明をするよ・・・現場は街の郊外、妨害電波が出されていて現場のハート状況は不明だ。しかし、衛星写真ではジュテームらしき怪人が視認されている」

赤木「・・・ジュテームを倒せばいいんですね?」

千鳥「・・・どうした風太。珍しく元気がないな。君がそんな顔をしたのは新幹線にひかれた時以来だな」


wwww新幹線wwwwふつう、死にますwwww


黄平「大将、聞いてやってよ~。せっかちなヒトカラーの悲痛な人生相談を。あ、ヒトカラーっていうのは1人でカラオケする人のことなんだけどね・・・」


wwww説明ありがと。ヒトカラーてなんだろって思ったよwww


千鳥「・・・話が長そうだから、任務が終わってから聞こう。実はもう二件、別の場所でメノスの存在が確認されている。一つはダークとウルフの2人、もう一つは戦闘員一匹。つまり今回、三つの現場が同時発生しているんだ」

黒峰「・・・認めたくはねえが、あの変態野郎をぶっとばすには5人の力が必要だ。神谷、手伝え」

神谷「なに言ってんのよ!私は神谷じゃないの!バ・タ・フ・ラ・イ・仮・面!」

黒峰「バカの力を借りるとしてあと二ヶ所・・・総務官と桃山しかいないな。ダークとウルフは総務官、戦闘員は桃山って配置か。じゃあ呼んで来るぜ」


お、気が利くじゃん(笑)


青山「基地待機のはずがいきなり1人で実戦か・・・しかし、戦力的にそうせざるを得ないな」

黄平「でもさ、あかねちゃん1人でいけるかな?」

青山「戦闘員が相手なら、あかねは問題ない。しかし・・・」

黄平「しかし?」

青山「・・・なんでもない。思い過ごしだろう」

黒峰「総務官と桃山を連れてきたぞ」

あかね「・・・私も出動って、どんな任務なんですか?」

神谷「3Xと戦闘員が3ヵ所にいるみたいなの。ジュテームはわたしたちが倒すから、あかねちゃんは戦闘員をお願いできる?」

あかね「でも私は基地待機じゃ・・・?」

九楽「どうやら悠長なことを言っている場合ではないようですね」

あかね「く、九楽さんも・・・?」

九楽「私は友人の超人ボーイに助けてくれるよう要請しましょう」

千鳥「たしかに危険がつきまとうが、あかねさんしかいないんだ。どうだい?やってくれるかい?」

あかね「はい。戦闘員一匹くらいなら、大丈夫です」


(多分・・・いや、きっと・・・うん、大丈夫だよね・・・)


千鳥「よし、ハートレンジャー出動だ!」



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夜の郊外・・・ジュテームの出現した区画ー。


夜風にあおられて、ジュテームのマントがはためく。



ジュテーム「・・・・・・」

レッド「ジュテーム!!今日こそはお前を打ち倒す!!覚悟しろよ!!」

ブルー「・・・相変わらず変身すると元気になるな」

レッド「お、お前が言うな!!」

ブルー「意味が分からないが・・・すまない、と言えばいいのだろうか」

レッド「く、くそーっ!!」

イエロー「・・・2人ともちょっと落ち着いてよ~。これ、なんかこれは変だよ。ヤバイよ!こいつジュテームじゃない!」

ジュテーム「・・・・・・」

イエロー「おい!お前は誰なんだ!イエローキス!」



イエローの投げた手裏剣が、ジュテームの心臓にグサリと突き刺さる!



戦闘員「キュ~ン!」

レッド「な・・・!?戦闘員がジュテームに化けていただと!?」

ブルー「まさか・・・陽動か・・・?」

レッド「本物のジュテームはもしかして・・・!」

ブルー「くそっ・・・謀られたか!」

レッド「おい!!ブルーどこへ行く!?」

ブルー「決まってるだろう。ピンクを助けに行く!」

レッド「・・・そうか!!よし!!まずはピンクを・・・っておい!!」

戦闘員「キュンキュンキュ~ン!」



無数の戦闘員がザザザザっとハートレンジャーたちを取り囲んだ!



レッド「くっ・・・囲まれちまったぜ!!ブルー、まずはこっちを片づけてからだ!!」

ブルー「何てことだ・・・!あかね・・・!あかねーっ!」



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あかね「え・・・?」


(今青山さんの声が聞こえたような・・・?まさかね・・・妨害電波で通信も使えないって言ってたし・・・)



あかねは戦闘員が出現した区画で、キョロキョロと周りを見渡していた。



あかね「千鳥さん、応答願います。指示されたポイントってここであってますよね?」

千鳥「うん。そこらへんなんだけど、何も見当たらないかな?」

あかね「はい。誰も見当たらないんですけど・・・」

千鳥「じゃあ、いったん戻ってきてくれないかな」

あかね「でも、もう少し探してみます」

千鳥「いや、やめておこう。メノスの今日の動きはどこか怪しい。無理をしないで早く戻って・・・・・あれ?」

あかね「どうかしましたか?」

千鳥「まずい・・・・・!あかねさん、今すぐそこを離れるんだ!・・・あかねさん!あかねさん!!くそっ!妨害電波か!剣人!あかねさんが危険だ!そっちの現場は捨てて向かってくれ!」



あかねの周囲がモヤモヤとした白い霧に包まれていく。



あかね「・・・これは・・・?」

???「やはり貴女がこちらに来てくれましたか。私の狙い通りですね」

あかね「そ、その声は・・・!?」

ジュテーム「貴女の魅力の奴隷にして愛の主人、ジュテームめにございます」

あかね「どうしてここに!?」

ジュテーム「チャームを防いだところで、私と貴女の絆は断てないということですよ。Jガーディアンズは間抜けばかりの集まりだということです」

あかね「どうして・・・どうして私を狙うの!?」

ジュテーム「自分の獲物が奪われてしまうのは我慢ならない。誰だってそうでしょう?だから今日こそ、貴女の身も心も私が頂戴いたしましょう。もう一度血を吸えば、今度こそ完全に貴女を支配できるでしょう」

あかね「ハートセット!・・・・・・・・・・へ、変身できない!?」

ジュテーム「おっと、すでに貴女は私の作った籠の中にいるのをお忘れですか?チャームなどなくても、貴女1人では赤子同然。貴女の心、支配して差し上げましょう



ジュテームの両目がポワワワワと妖しく光り輝き始める!



あかね「・・・だ、ダメ・・・ジュテームの目を見ては・・・」



逃げようとするあかねの足がゆっくりになり、やがてパタッと止まった。



あかね「・・・ど、どうして動けないの・・・?意識はハッキリしているのに・・・!」

ジュテーム「フフフ・・・大人しくなりましたね。とても良い子です。では、私と愛の契約を交わしましょう」

あかね「・・・や・・・・・やめて・・・・・!」

ジュテーム「貴女はハートエナジーが強いから、死にはしないでしょう」

あかね「・・・誰・・・・・・か・・・・」

ジュテーム「邪魔者はいません。永い夜を・・・永遠の夜を悦楽と共に過ごしましょう・・・」

あかね「・・・青山・・・さん・・・・・・助けて・・・!」




再びジュテームの手に落ちてしまった、あかね!

しかし、彼女を助けるべき青山はそこにはいない!

次回、青山とあかねの絆が奇跡を起こす!?

行け!平和を守る愛の戦士たち!

戦え!恋戦隊ハートレンジャー!


to be continued・・・



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ACT6終了、ACT7に続きます。


今日はラストらへんのジュテームのセリフにうっかりドキッとしちゃった(笑)


てか、陽動に二回も引っかかるハートレンジャー・・・ちょっとかっこ悪い( ̄ー ̄;


今日も青山氏のツンデレぶりがいい具合で萌えまくりでした!


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