【ハートブルー・青山玲士編】ACT4 英雄(前編) | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!



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※盛大にネタバレしてます!


※ヒロインの名前は「桃山あかね」ちゃんです!


※私の選んだ選択肢でLOVE ENDの保証はしません!






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メノスのアジト、X城ー。






ダーク「X様、お呼びでっしゃろか」


ウルフ「こんな朝早くから何の用事っすか?」


怪人X「君たちに任務を与える。地球防衛機構海洋支部を襲撃し、ゼロエネルギー球を奪取するんだ」


ウルフ「ラジャーっす!」


ダーク「了解でっせ!」


怪人X「頼んだぞ。愛しき我が子らよ。ゼロエネルギーから・・・人類から地球を守るのだ」






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ここはJガーディアンズ職員専用の食堂。


学食なみにリーズナブルな値段だが、国から費用の補助が出ているため、味は高級レストラン並みである。






青山「・・・桃山、あれからどうだ?」


あかね「はい。吸血鬼避けグッズをいただいてからは、声は聞こえなくなりました」


青山「まだ二日・・・効果が出たかどうかまだ分からないな」


あかね「そうですね。正直、漠然とした不安がいつも心にのしかかってる感じです」


青山「そうか・・・」


あかね「毎晩、枕元にニンニクを置いて寝るんですけど、私、ニンニク臭くないですか?」




枕元にニンニク?(  ゚ ▽ ゚ ;)




青山「・・・・・・・・そんなにしない」






あかね「そ、そんなって何ですか!やっぱり臭うんですか?」


青山「気にするな。少々ニンニク臭くても君は君だ






wwwwwwwwwwwww




やっぱり臭うんだ・・・もう止めようかな・・・)






青山「・・・止めようなんて考えるなよ。効果があるか分からないが、何もしなければ治癒する確率は0%だ」


あかね「そうなんですよね・・・」


九楽「こんにちは、お二人さん。相席よろしいですか?」


あかね「あ、九楽さん。どうぞ、どうぞ」


九楽「地球防衛機構の中でも、Jガーディアンズは食事のレベルが段違いですね。出張から戻ってくると、しみじみ思いますよ」


あかね「九楽さん、出張に行っていたんですか?」


九楽「はい。いわゆるワイハーに」






wwwwワイハーwwww




あかね「わいはー?」


九楽「・・・すみません、ハワイです。あちらの食事も良かったんですが、やはりJガーディアンズが一番です」


青山「同感です。千鳥が特に力をいれているおかげですね」






(確かにおいしいんだよね・・・すごく安いし)






九楽「そうそう、近くゼロの調整実験があるので、また出張に行かなければならないのです」


青山「今度はどちらへ行かれるのですか?」


九楽「危険を伴う実験ですから、ニホン本島からは少し離れた海洋支部になりますね。楽しい食事の場で切り出すのも大変申し訳ないのですが・・・青山君、今回の実験に一緒に来ていただけませんか?」


青山「私が、ですか?」


九楽「はい。実験中の護衛をお願いしたいのはもちろんですが・・・調整後の技術者としての意見も聞かせていただきたいのです」


青山「私は興味があるんですが、千鳥には?」


九楽「まだ博士には相談していないのですが、私から話しておきますよ」


青山「・・・・・・九楽さん、桃山も同行させていいでしょうか?」


あかね「え?私ですか?」


青山「当然だろう。今の状態で君を置いていくわけにはいかない」







(青山さん・・・心配してくれているんだ






九楽「私は構いませんが、それも博士に確認しておきましょう」


あかね「あの、すみません。出張ってどこに何をしに行くんですか?」


青山「話を聞いていなかったのか?海洋支部にゼロの調整実験の護衛に行くんだ」


あかね「海洋支部?ゼロって言うのは・・・」


青山「初日に会っただろう」


あかね「・・・ゼロ君ですよね、人間の。ゼロ君に調整実験って何をするんですか?」


九楽「百聞は一見にしかずといいます。よろしければ紹介するので、研究室にお越しください」










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あかねは青山と共に、ウィーンと研究室を訪れた。






九楽「ゼロ、桃山君が来ましたよ」


ゼロ「・・・・・・」


あかね「こ、こんにちは。桃山あかねです」


ゼロ「・・・こんにちは」


九楽「ゼロは外見は人間ですが、量子回路とゼロエネルギーで作動します」


あかね「りょうしかいろ?ぜろえねるぎー?」


九楽「分かりやすく言うなれば高性能のコンピューター人間ですね。機械人間ゼロ、Jガーディアンズの隊員の1人なのです」


あかね「き、機械人間?ゼロ君がですか?」


九楽「はい。機械と言っても時計や自動車のように粗雑な作りではありませんが」


ゼロ「・・・・・・」


あかね「・・・なんだかすごいんですね。とてもそうは見えません」


九楽「本当にすごいのは、ボディのほうではなくゼロの本体です。ゼロの本体は、ゼロエネルギー球と呼ばれる高エネルギー体なのです。このゼロエネルギー球がゼロの頭脳であり、同時に動力源でもあるのです」


あかね「は、はぁ・・・」




wwwわかってないwww




(よく分からないけど、ゼロ君は人間じゃないってことか・・・)




青山「あかねにも分かるように説明すると、野球ボールほどのエネルギー球がゼロ自身。体は入れ物に過ぎない。人間の脳と身体の関係に近い」




ハッ!呼び捨て!!Σ(・ω・ノ)ノ!




あかね「そうなんですか・・・」




(やっぱり理解できないけど・・・)




wwwwwwwwwwww




青山「ハートレンジャーを支えているH.E.A.R.Tは、このゼロを元にして開発された。H.E.A.R.Tはゼロの劣化コピー版といってもいい」


あかね「劣化って・・・そんなにゼロエネルギーはすごいんですか?」


九楽「はい。暴走すれば都市の一つや二つが壊滅してもおかしくありません。そのため、ゼロを少しずつ調査しているんです」


ゼロ「・・・・・・・」


あかね「ゼロ君・・・」




(まさか人間じゃなかったなんて・・・どんな風に接しようかな?)




1:ゼロと握手をする←


2:ゼロに話しかける


3:何もしないで待つ




(仲間なんだから、握手して仲良くなろう)




あかね「ゼロ君、これからよろしくね」






あかねはスッとゼロに手を差し伸べた。






ゼロ「・・・・・・」


あかね「・・・・・・」


ゼロ「・・・・・・」


あかね「・・・ぜ、ゼロ君?」


ゼロ「・・・ハイ」


あかね「あの・・・握手してもいいかな?」


ゼロ「・・・どうして?」


あかね「え・・・そうね。仲良くしたいから」


ゼロ「・・・ボクの任務にはない」




(う・・・すごい距離感・・・)




青山「・・・九楽さん、ゼロに教えてもらっていいですか?」


九楽「はい。これは失礼しました。ゼロ、桃山君と仲良くしてください」


ゼロ「・・・ハイ」






差し出されたままのあかねの手に、ゼロの手がスーッと触れた。




(とても・・・冷たい・・・やっぱり人じゃなくって機械人間なんだ・・・)




ゼロ「・・・桃山の手、温かい」


あかね「うん・・・」


ゼロ「・・・桃山、よろしく」


あかね「うん。ゼロ君もよろしくね」


九楽「さて、話を元に戻しましょうか。太平洋上の孤島にある地球防衛機構の海洋支部でゼロの調整実験があります。その間は、ゼロは一時的に機能を停止して休眠します。Jガーディアンズの中でも、ゼロはトップクラスの機密情報です。実験中、無防備な状態で敵に襲われでもしたら大変なことになります。そこでハートレンジャーに護衛をお願いしたいのです」


青山「つまりは海外出張だな」






あの長いセリフをあっさりまとめましたwwww




あかね「なるほど」


九楽「青山君、桃山君、期待していますよ」


あかね「は、はい。がんばります」


青山「九楽さんも人が悪い。私たちはただの付き添いの話し相手でしょう?」


九楽「いえいえ、そんなことはありませんよ。私はもう年ですからね。メノスが来たら大変なことになってしまいます。2人とも、頼みましたよ!」






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黄平「玲ちゃ~ん、抜け駆けなんてズルイよ~!」


青山「人聞きが悪いな。それはどういう意味だ」


黄平「あかねちゃんの水着姿を独り占めするつもりなんだろう?」


あかね「え?み、水着?」


黄平「そりゃそうだよ。海洋支部にはビーチとリゾート施設があるんだからさ」




(そ、そうなんだ・・・知らなかった




青山「これは任務だ。遊びではない」


黄平「でも2人で南国の島に行くんだよ~。ぜったい何か起きちゃうよ~」




ぜひ、なにか起きてくれ!(・∀・)




青山「何が起きるというんだ」


黄平「ねえ、オレも行っちゃダメ?」


青山「ダメだ。赤木と猿飛、黒峰はジュテームの襲撃に備えて欲しい」


黄平「あ~あ。つまんないの~。あかねちゃんの水着姿、見たかったな~」


青山「桃山の水着姿を見て、何が面白いんだ?」




(え・・・?そんな言い方って・・・!どうしようかな?)




1:ショックですねる


2:青山に説教する←


3:青山にラリアットする




選択肢が面白すぎる件wwwwww




あかね「青山さん、ひどいです!」


青山「では逆に聞こう。君は私の水着姿を見て心躍るというのか?」




(結構興味あります、とは癪だから言えないなぁ)




wwwwいいな、このヒロインの思考wwww




あかね「それは・・・」


青山「ほら、即答できないだろう。それと同じことだ」


あかね「だからって、見る前から決め付けないでください!私が意外とボンキュッボンでナイスバディかもしれないじゃないですか」


青山「ほぅ。そこまで言うなら、見せてもらおうじゃないか」


あかね「わ、わかりました。受けてたちましょう」




wwww決闘かwww




黄平「え~!?どうしてそうなるんだよ~!結局、あかねちゃんの水着姿見るんじゃないか!玲ちゃんの嘘つき~!」


青山「桃山の水着姿に興味が無いとは言ったが、見ないとは言ってないからな。私はウソはついていない」




青山氏はムッツリスケベっと・・・φ(.. )




黄平「いいな~玲ちゃんいいな~!」


青山「・・・お前は子供か。駄々をこねる暇があったら修行でもしてろ」


黄平「2人とも仲が良くて妬けちゃうな~。ちょっと残念だけど、あかねちゃんの初水着は玲ちゃんに譲るよ」


青山「私が強引に桃山を誘ったように言うな。留守は任せたぞ、猿飛。赤木と黒峰を喧嘩させるなよ」


黄平「了~解~。2人でリゾート旅行を楽しんで来てね♪」


あかね「ちょっと猿飛くん、ヘンな言い方しないでよ!」




(でも海洋支部でリゾートか・・・青山さんも一緒だし、何だか楽しみ!)






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あかね「・・・施設は海の中なんですね」


青山「ここは、表向きは無人島ということになっているからな。敵の目から海洋支部を隠すため、研究施設の大部分は海中に置かれている。期待したリゾートと違ってガッカリしたか?」


あかね「・・・でも、こうやって海中トンネルを歩いているだけでも楽しいです。ほら、お魚が見えますよ。あれなんていう魚でしたっけ?」


青山「ただのクロマグロだ」


あかね「クロマグロ!?超高級品じゃないですか!何か美味しそうに見えて・・・」


青山「桃山、私たちは寿司を食べに来たんじゃない」


あかね「・・・わかってますよ」


青山「君には驚かされる。危機感というものが皆無だな」


ゼロ「・・・青山氏、楽しそう」




wwww見透かされてるwwww




青山「な、何を言うんだゼロ。私は任務を全うするために・・・」


ゼロ「・・・急ごう。総務官が待ってる」


青山「あ、ああ・・・そうだな・・・」




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前編終了~


途中、呼び捨てにされたのはなんだったんだ。誤植か?(笑)


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