※盛大にネタバレ!!
※ヒロインの名前は「桃山あかね」ちゃんです!
※ツッコミあり!
※私の選んだ選択肢でのLOVE ENDは保証しません!
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某所ー。
大理石と金細工でできたこの建物は、犯罪科学組織メノスの秘密のアジト。
Jガーディアンズの高性能レーダーでも確認できない、その名もX城である。
ジュテーム「わが主X様、ご機嫌麗しゅう・・・・・・」
怪人X「ジュテームよ、戻っていたのか。御苦労だったな。どうだ。例の計画は順調か?」
ジュテーム「はい、それはもう。・・・・・・着々とサンプルが集まっております・・・それと、ご報告したい件がございまして、ハートピンクが私のサンプルとなりました」
怪人X「・・・・・・ほう。それは面白い。強いハートエナジーを持つ彼女に、君の能力のチャームは通用しているのかね?」
ジュテーム「もちろんでございます。私は偉大なる吸血鬼、ドラキュラの末裔ですよ?」
怪人X「・・・・・・確かにその名に違わぬ活躍をしているよ、君は。今後も期待しているぞ、ジュテーム」
???「ミスターX。ジュテームの作戦にご執心なのもいいけど、例の案件もお忘れなく」
怪人X「心配するな、ゼータ。もちろん忘れてなどいない」
ゼータ「ジュテームの作戦はいわば目くらましだ。そこそこ頑張ってくれればいいんだよ」
ジュテーム「ふん、X様ならともかくとして、貴方にそんなことを言われたくありませんね」
ゼータ「わかってないな。Xデイは近いんだよ。ぼくたちは、そのためにここに集まっているということを忘れないで欲しいな」
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一方、その頃ー。
青山「・・・・・・分からないな。やはりいくら調べても異常は見当たらない」
あかね「そうですか・・・やっぱり気のせいなんですかね?」
青山「ジュテームに襲われた精神的ショックが原因かもしれないな」
あかね「精神的ショック・・・そんな感じでもないんですけど・・・」
青山「何か心配事でもありそうな口ぶりだな」
あかね「ジュテームって吸血鬼なんですよね?吸血鬼のことを少し調べてみたんです。血を吸った相手を魅了したり、吸血鬼の仲間に加えるそうなんです。もしかしたら私、ジュテームの仲間にされるんじゃないかって心配で・・・・・・」
青山「・・・吸血鬼なんて存在しない。ただの伝説だ」
(がんばって調べたのに、一蹴されちゃった・・・なんて言おうかな?)
1:吸血鬼は実在するという
2:吸血鬼は実在しないという
3:話を聞いて欲しいと怒る←
あかね「もう少し、私の話を聞いてくれませんか?」
青山「ちゃんと聞いている。聞いた上で否定しているんだ」
あかね「いきなり否定しなくてもいいじゃないですか」
青山「・・・では、順序立てて説明しよう」
「科学の発達していない中世に、超人的な能力を持った怪物がいるはずがない。存在したとしたら、今ごろ世界は吸血鬼が支配しているだろう。状況証拠から、吸血鬼はいないと考えるのが当然だ」
wwwwバッサリwwww
(とりつくしまがないけど・・・もう少し頑張ろう)
あかね「確かに、中世のヨーロッパなはいなかったかも知れませんが、吸血怪人ですから、吸血鬼みたいな能力を持っててもおかしくありません」
青山「・・・勿論、その可能性は考えた。先日の君の言動に違和感を感じたのは、君だけじゃない」
あかね「やっぱりジュテームは吸血鬼ですね?」
青山「でもその場合、君の体にジュテームのハートエナジーが残るはずだ。ハートエナジーでなければ、何かしらの異物が君の体に残る。しかし、いくらスキャンしても何も見つからないんだ」
あかね「そうですか・・・」
青山「不安な気持ちは理解しているつもりだ。これで調査を終わらせるつもりはない。安心してくれ」
あかね「はい。ありがとうございます」
青山「・・・千鳥がハートレンジャーに召集をかけていた。司令室に行こう」
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千鳥「よーし、みんな集まってくれたかな?実は最近、女性を狙った事件が各地で発生している。おそらく犯人はメノスと思われる」
青山「女性ばかり・・・ジュテームの仕業か?」
千鳥「状況証拠しかないけど、おそらくそうだと思われる。事件現場には相当のハートエナジーが発生していたからね。襲われた女性たちは、いずれも一週間以上眠りにつき・・・そして・・・」
赤木「そして?」
千鳥「爽快な気分で目覚める」
ガクッ(-""-;)
千鳥「かつてないくらいハッピーな気分で目覚めるらしい」
黄平「え、それだけなの?」
千鳥「・・・・・・あくまで今のところは何も起きていない。共通の症状として、襲われたときの記憶が無くなっているくらいなんだ」
(それって私と同じだ・・・・・・)
あかね「青山さん・・・」
青山「・・・分かっている。君のケースに類似した状況だ。一般女性は一週間、君は48時間で目覚めた。この違いはおそらくハートエナジーの差異だろう」
あかね「・・・というと」
青山「君と被害者の女性たちは、ジュテームに同じことをされたということだ」
赤木「女性をハッピーな気分にさせるって、いったい何が目的なんですかね?」
千鳥「それがお手上げなんだ。被害者の記憶がないからジュテームが何をしたのかも不明なんだ」
青山「千鳥、襲われた女性の年齢や職業のデータはあるのか?」
千鳥「OL、学生、さらには就学前の幼児、隠居したお婆さんだね。唯一共通しているのは、みんな独り身だということぐらいだ」
黄平「ストライクゾーン広っ!」
wwwさすがヘンタイ吸血鬼www
千鳥「・・・あかねさんも、か」
青山「被害者に独身という以外、規則性はないということか」
千鳥「答えを出すにはまだ早いかもしれないけどね」
青山「ジュテームめ・・・いったい何を企んでいるんだ・・・桃山・・・・やっぱり何も思い出せないか?」
あかね「はい・・・」
黒峰「男が女にやることなんて一つしかないだろ?」
相変わらずの黒峰クオリティwwww
黒峰「お前、もしかしてジュテームにやられちまったんじゃねぇか?」
あかね「そ、そんなことないです!」
黒峰「だって覚えてないんだろ?わからないさ、それじゃあ」
黄平「継ちゃん、それはないよ!」
あかね「ありがとう、猿飛くん」
黒峰「・・・ったく、ブラックジョークの通じない連中だぜ。メノスだってそんなヒマじゃねえよ」
青山「・・・とにかく、ジュテームは危険だな。赤木の攻撃を驚異的な回復力でしのいだ力もある」
赤木「レッドパンチのさらに上を行く、ウルトラレッドパンチをな」
青山「お前はその時の気分で技名を叫んでいるんだから、名前なんてどうでもいい」
wwwバッサリwwww毎日切れ味バツグンwww
赤木「玲士、ひどいよ・・・」
千鳥「あかねさんが襲われたときもハートエナジーを偽装していたからね。あんな風貌でも、やはりメノスの3Xは侮れない敵だよ」
青山「どう対策を練ればいいとおもう?」
千鳥「風太の攻撃が効かないなら、それより強力な攻撃が必要になる」
あかね「強力な攻撃・・・・・・」
千鳥「例えば、ハートレンジャー5人全員の合体技とかどうかな」
青山「千鳥、余計なことをいうな。そんなことを言ったら赤木が・・・」
赤木「合体技?燃える響きですね!俺、久しぶりに熱くなってきたよ!」←めちゃ笑顔(笑)
いつも熱いような気がしますがwww
青山「・・・だろうな」←めちゃ嫌そうな顔(笑)
千鳥「まあいいじゃないの。他にいい案もないし。ジュテーム攻略に向けて、合体技の特訓を行うことを提案するよ」
赤木「わかりました!任せてください、長官!」
黄平「リーダー、ノリノリだね。こっちまで元気が出てくるよ」
黒峰「けっ。合体技なんてガキの考えそうなことだぜ。俺は男と合体する趣味はねぇからな」
wwwwwwwwwwwwww
赤木「思い立ったが大安だ!」
青山「それを言うなら思い立ったが吉日だ、だろう。毎度のことだが、赤木はいつもどこかズレているな」
赤木「ま、まぁ細かいことは気にするな。みんな、30分後にトレーニングルームに集合してくれ!」
あかね「はい!」
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はい、前編終了~。
まったく甘い要素がないんですが(´・ω・`)
面白いからいーけど(笑)