【ハートブルー・青山玲士編】ACT3 魔王(前編) | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!



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※盛大にネタバレ!!


※ヒロインの名前は「桃山あかね」ちゃんです!


※ツッコミあり!


※私の選んだ選択肢でのLOVE ENDは保証しません!








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某所ー。




大理石と金細工でできたこの建物は、犯罪科学組織メノスの秘密のアジト。


Jガーディアンズの高性能レーダーでも確認できない、その名もX城である。






ジュテーム「わが主X様、ご機嫌麗しゅう・・・・・・」


怪人X「ジュテームよ、戻っていたのか。御苦労だったな。どうだ。例の計画は順調か?」


ジュテーム「はい、それはもう。・・・・・・着々とサンプルが集まっております・・・それと、ご報告したい件がございまして、ハートピンクが私のサンプルとなりました」


怪人X「・・・・・・ほう。それは面白い。強いハートエナジーを持つ彼女に、君の能力のチャームは通用しているのかね?」


ジュテーム「もちろんでございます。私は偉大なる吸血鬼、ドラキュラの末裔ですよ?」


怪人X「・・・・・・確かにその名に違わぬ活躍をしているよ、君は。今後も期待しているぞ、ジュテーム」


???「ミスターX。ジュテームの作戦にご執心なのもいいけど、例の案件もお忘れなく」


怪人X「心配するな、ゼータ。もちろん忘れてなどいない」


ゼータ「ジュテームの作戦はいわば目くらましだ。そこそこ頑張ってくれればいいんだよ」


ジュテーム「ふん、X様ならともかくとして、貴方にそんなことを言われたくありませんね」


ゼータ「わかってないな。Xデイは近いんだよ。ぼくたちは、そのためにここに集まっているということを忘れないで欲しいな」






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一方、その頃ー。




青山「・・・・・・分からないな。やはりいくら調べても異常は見当たらない」


あかね「そうですか・・・やっぱり気のせいなんですかね?」


青山「ジュテームに襲われた精神的ショックが原因かもしれないな」


あかね「精神的ショック・・・そんな感じでもないんですけど・・・」


青山「何か心配事でもありそうな口ぶりだな」


あかね「ジュテームって吸血鬼なんですよね?吸血鬼のことを少し調べてみたんです。血を吸った相手を魅了したり、吸血鬼の仲間に加えるそうなんです。もしかしたら私、ジュテームの仲間にされるんじゃないかって心配で・・・・・・」


青山「・・・吸血鬼なんて存在しない。ただの伝説だ」




(がんばって調べたのに、一蹴されちゃった・・・なんて言おうかな?)




1:吸血鬼は実在するという


2:吸血鬼は実在しないという


3:話を聞いて欲しいと怒る←




あかね「もう少し、私の話を聞いてくれませんか?」


青山「ちゃんと聞いている。聞いた上で否定しているんだ」


あかね「いきなり否定しなくてもいいじゃないですか」


青山「・・・では、順序立てて説明しよう」


   「科学の発達していない中世に、超人的な能力を持った怪物がいるはずがない。存在したとしたら、今ごろ世界は吸血鬼が支配しているだろう。状況証拠から、吸血鬼はいないと考えるのが当然だ」




wwwwバッサリwwww




(とりつくしまがないけど・・・もう少し頑張ろう)




あかね「確かに、中世のヨーロッパなはいなかったかも知れませんが、吸血怪人ですから、吸血鬼みたいな能力を持っててもおかしくありません」


青山「・・・勿論、その可能性は考えた。先日の君の言動に違和感を感じたのは、君だけじゃない」


あかね「やっぱりジュテームは吸血鬼ですね?」


青山「でもその場合、君の体にジュテームのハートエナジーが残るはずだ。ハートエナジーでなければ、何かしらの異物が君の体に残る。しかし、いくらスキャンしても何も見つからないんだ」


あかね「そうですか・・・」


青山「不安な気持ちは理解しているつもりだ。これで調査を終わらせるつもりはない。安心してくれ」


あかね「はい。ありがとうございます」


青山「・・・千鳥がハートレンジャーに召集をかけていた。司令室に行こう」






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千鳥「よーし、みんな集まってくれたかな?実は最近、女性を狙った事件が各地で発生している。おそらく犯人はメノスと思われる」


青山「女性ばかり・・・ジュテームの仕業か?」


千鳥「状況証拠しかないけど、おそらくそうだと思われる。事件現場には相当のハートエナジーが発生していたからね。襲われた女性たちは、いずれも一週間以上眠りにつき・・・そして・・・」


赤木「そして?」


千鳥「爽快な気分で目覚める」




ガクッ(-""-;)




千鳥「かつてないくらいハッピーな気分で目覚めるらしい」


黄平「え、それだけなの?」


千鳥「・・・・・・あくまで今のところは何も起きていない。共通の症状として、襲われたときの記憶が無くなっているくらいなんだ」




(それって私と同じだ・・・・・・)




あかね「青山さん・・・」


青山「・・・分かっている。君のケースに類似した状況だ。一般女性は一週間、君は48時間で目覚めた。この違いはおそらくハートエナジーの差異だろう」


あかね「・・・というと」


青山「君と被害者の女性たちは、ジュテームに同じことをされたということだ」


赤木「女性をハッピーな気分にさせるって、いったい何が目的なんですかね?」


千鳥「それがお手上げなんだ。被害者の記憶がないからジュテームが何をしたのかも不明なんだ」


青山「千鳥、襲われた女性の年齢や職業のデータはあるのか?」


千鳥「OL、学生、さらには就学前の幼児、隠居したお婆さんだね。唯一共通しているのは、みんな独り身だということぐらいだ」


黄平「ストライクゾーン広っ!」




wwwさすがヘンタイ吸血鬼www




千鳥「・・・あかねさんも、か」


青山「被害者に独身という以外、規則性はないということか」


千鳥「答えを出すにはまだ早いかもしれないけどね」


青山「ジュテームめ・・・いったい何を企んでいるんだ・・・桃山・・・・やっぱり何も思い出せないか?」


あかね「はい・・・」


黒峰「男が女にやることなんて一つしかないだろ?」






相変わらずの黒峰クオリティwwww






黒峰「お前、もしかしてジュテームにやられちまったんじゃねぇか?」


あかね「そ、そんなことないです!」


黒峰「だって覚えてないんだろ?わからないさ、それじゃあ」


黄平「継ちゃん、それはないよ!」


あかね「ありがとう、猿飛くん」


黒峰「・・・ったく、ブラックジョークの通じない連中だぜ。メノスだってそんなヒマじゃねえよ」


青山「・・・とにかく、ジュテームは危険だな。赤木の攻撃を驚異的な回復力でしのいだ力もある」


赤木「レッドパンチのさらに上を行く、ウルトラレッドパンチをな」


青山「お前はその時の気分で技名を叫んでいるんだから、名前なんてどうでもいい」






wwwバッサリwwww毎日切れ味バツグンwww






赤木「玲士、ひどいよ・・・」


千鳥「あかねさんが襲われたときもハートエナジーを偽装していたからね。あんな風貌でも、やはりメノスの3Xは侮れない敵だよ」


青山「どう対策を練ればいいとおもう?」


千鳥「風太の攻撃が効かないなら、それより強力な攻撃が必要になる」


あかね「強力な攻撃・・・・・・」


千鳥「例えば、ハートレンジャー5人全員の合体技とかどうかな


青山「千鳥、余計なことをいうな。そんなことを言ったら赤木が・・・」


赤木「合体技?燃える響きですね!俺、久しぶりに熱くなってきたよ!」←めちゃ笑顔(笑)






いつも熱いような気がしますがwww






青山「・・・だろうな」←めちゃ嫌そうな顔(笑)


千鳥「まあいいじゃないの。他にいい案もないし。ジュテーム攻略に向けて、合体技の特訓を行うことを提案するよ」


赤木「わかりました!任せてください、長官!」


黄平「リーダー、ノリノリだね。こっちまで元気が出てくるよ」


黒峰「けっ。合体技なんてガキの考えそうなことだぜ。俺は男と合体する趣味はねぇからな




wwwwwwwwwwwwww




赤木「思い立ったが大安だ!」


青山「それを言うなら思い立ったが吉日だ、だろう。毎度のことだが、赤木はいつもどこかズレているな」


赤木「ま、まぁ細かいことは気にするな。みんな、30分後にトレーニングルームに集合してくれ!」


あかね「はい!」






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はい、前編終了~。


まったく甘い要素がないんですが(´・ω・`)


面白いからいーけど(笑)


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