※ネタバレしてます!
※選択肢はすべて5UPのものです!
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有馬「女っていうのは噂好きだからな」
<選択肢>
1:決めつけないでください
2:聞かないほうがいいなら・・・・←5UP
3:そんな言い方しないでください
絢子「聞かないほうがいいなら・・・聞きません」
有馬「・・・・・・」
絢子「お金をもらっている以上、志信さんに不快な思いをさせたくないし・・・・・・」
有馬「それもお前が考える契約のうち、ってことか。まあいい。事情は把握してもらったほうが便利だ」
ドサッと、ベッドに腰掛ける。
有馬「あの女は俺の本当の母親じゃない」
絢子「え・・・・・・」
有馬「戸籍上も母親ではない」
絢子「何を・・・・・・」
有馬「俺は妾の子ってやつでね。さっきの女は本妻さ。神山みゆきという」
自嘲的な笑みを浮かべながら、志信さんは話し始めた。
それは、志信さんが抱える厄介な事情の一端だった。
有馬「俺の父親は、神山巌だ。名前ぐらい知ってるだろう?」
絢子「えっ・・・・・・次期総理候補って言われてる人じゃないですか!」
有馬「ああ。さっきの女が神山の本妻。で、妾が俺の母親。神山は次の選挙で後継者を擁立しようとしているんだが、あっちの息子がボンクラでな。使えそうにない。そこで、俺に白羽の矢が立った、ってわけだ」
絢子「志信さんが政治家・・・・・・」
有馬「もちろん、俺にその気はない。しかし、神山がしつこい。そこで、俺に無理やり政略結婚させて、俺が逃げられないようにしようとした、ってわけさ」
絢子「それで、私に契約結婚を・・・・・・」
有馬「ああ・・・・・・」
(志信さんが、あの神山さんの息子で後継者候補・・・・・・)
有馬「さっきの女は、神山の言いなりになって、俺を後継者にしようとここにくる。だが、本音は自分の息子を後継者にしたいんだ。俺が神山と関係がないところで結婚しちまえば、少し静かになるかと思ったが・・・・・・そうでもなさそうだ。お前にも、何かしてくる可能性が出てきたな」
絢子「私に・・・・・・」
有馬「あの女は、俺が目障りで仕方がないのさ」
「俺を消すためなら、手段は選ばないだろう」
絢子「消すって、それって・・・・・・」
有馬「ああ。スキあらば殺しちまおうってことさ。そうすれば、自分の息子が後継者だ」
絢子「そんな・・・・・・ひどい・・・・・・」
有馬「あの女にとっては、俺は邪魔者でしかない。自分の夫の浮気相手の子どもだしな」
絢子「でも、好きな人の子どものはずなのに・・・・・・」
ヽ(`Д´)ノあまーーーーーーーーい!!!!!
有馬「・・・・・・そんなのはきれいごとだ」
一瞬、先ほどの殺気と似たものが志信さんを包み込む。
(この人は・・・さっきの女性のことも、神山さんのことも憎んでる・・・?)
有馬「とにかく、お前にはこの3ヵ月間、俺に協力してもらう」
絢子「協力って具体的に何を?」
有馬「俺の女房であることを周りに見せつけろ。俺のことが好きで仕方がないってな。そんなお前に俺も惚れている。有馬志信は女に骨抜きにされている、と思いこませろ」
絢子「骨抜き、ですか・・・・・・」
有馬「そう思わせている間に、俺にはやることがある」
(あ・・・また、あの瞳・・・・・・)
何かをたくらんでいるのは分かった。
でも、それと同時にとても悲しそうな瞳になる。
(この人は、一体何を抱えているんだろう・・・・・・?)
(・・・・・・ううん。私はそこまで踏み込む必要はない。だって、ただの契約なんだもの)
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本日のストーリーチケット終了~
ちょっとブチッときて、途中で叫んでしまいました。お見苦しくすみません(笑)
ほんと、このヒロインていくつよ・・・頭がお花畑すぎるwww