【有馬志信】第1話:危険な出会い~結婚しろよ③ | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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※ネタバレ満載!!ご注意ください!!





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有馬「そうだな……3ヶ月で解放してやるよ。それだけあれば十分だ」「3ヶ月?」有馬「そうだ。3ヶ月だけでいい、俺とお前が夫婦になるのは」「3ヶ月たったら……離婚するっていうことですか?」

有馬「その通りだ。バツイチになるくらい、いいだろう。借金のカタで売り飛ばされるよりもな」
「そ、そんなおいしい話、聞いたことありません……もしかして、新手の保険金詐欺とかじゃないですよね?」有馬「なるほど。単純バカってわけじゃなさそうだな。いいだろう。そういうところも契約相手にはうってつけだ。俺にとっては、一般論なんてどうでもいい」

ニヤリと笑う有馬さんの表情は結婚の話をしているようには見えなかった。

冷静に、頭の中でさまざまな計算を繰り広げているそんな顔。

こんな店に関わっているくらいだから、後ろ暗いこともしているのかもしれない。

けれど、そんなことは表に感じさせない。

詐欺をするなら、もっと美味しく、疑いをもつこともないくらい。

彼には、外堀を埋める力があるだろう。

お金と、結婚……夜の仕事……

どの選択をするのが正しいのか、私の中で、彼ほどではないけれど、計算を巡らせた。





「お断りします」






有馬「・・・・・・・・・へぇ」


「結婚する・・・・・・理由が見えません。そりゃ・・・・・・正直言って、お金のために結婚というのも考えなくはありません。ですが、有馬さん・・・・・・モテるだろうし、結婚相手ならより取りみどりで、私とする意味が分かりません」


有馬「分からない女だな。恋愛でするもんじゃない、って言っただろう。より割り切って俺と『契約結婚』をする女を探していたんだ。そこに現れたのがお前だ。俺は結婚相手が欲しい。金が必要なお前に、結婚する代わりに金を払う。何度も言うが、どっちも損をする話じゃないと思うぜ」


「それは・・・・・・」


有馬「どっちにしても、そんな莫大な借金を抱えたままじゃ結婚もできないだろうが。思い当たることがあるだろ?」






私の頭の中を見透かしたように有馬さんが言った。


有馬さんの言葉に、佐竹君のことを思い出した。


もう少しで付き合う・・・・・・そんな雰囲気だったのに、借金の話をしたら、連絡がつかなくなった。






「確かに・・・・・・今の私では結婚してくれる人もいないと思います。それでも、契約で結婚するなんてこと、私はしたくないんです。私はちゃんと、好きな人と結婚したい・・・・・・」


有馬「へぇ・・・・・・、どうにかできると思ってるんだな」






どんな事情があるにせよ、こんなこと、受け入れられるはずがない。




(・∀・)/私ならソッコー受け入れます!←ヲイ




有馬さんは、酷薄な笑顔を浮かべている。


服を着ると、立ち上がり、ドアへと向かおうとする。






有馬「それだけの借金、返そうと思ったら、あとは風俗で働くしかない」


「・・・・・・・・・・・」


有馬「今はいい。若いしな。でも、年を取るまでに、その借金が返せるか?借金っていうのは、利子がつくもんだぜ?」


「・・・・・・・・・・」


「それに・・・・・・」


「きゃっ・・・・・・」






有馬さんが私の手首をつかみ、グッと引き寄せる。


そのまま、さっきまで座っていたソファに押し倒された。




「・・・・・・やっ・・・」


有馬「ボロボロになって、何も残らない。それでもいいのか?」


「でも、私がどうにかしないと、父も母も・・・・・・」


有馬「美しい家族愛、か」






一瞬、有馬さんが顔をゆがめた。






有馬「根性だけは褒めてやるが、果たしてあんたにできるのか?」






そう言いながら、有馬さんの手が私の首筋を撫でる。


抑えこまれて動けない。


押し返そうとしても、彼の体はぴくりともせず、その手は次第に下へと下がっていく。




「いや・・・・・・っ!」


有馬「好きでもない男に、こんなことだってされる。もちろん、これ以上のことも、な」






契約の話をしていたのと変わらない、そんな・・・・・・愛情のかけらもないような顔。


ライオンに首を掴まれたガゼルのように、私は身体を震わせる。






有馬「どうにもならないアンタに、俺は手を差し伸べてやっているんだ。好きでもない男に、こんなことをされて、ボロボロになって、結婚もできない。残るのは借金だけ」


「・・・・・・・・・・・・」






グッと・・・・・・彼の手が、臍の下を押しながら、首筋をうっすらと噛む。






有馬「でも、俺と契約をすれば、バツがひとつつくぐらいだ。そうだな・・・・・・俺の契約を完璧にこなしてくれれば離婚したあとも、ちゃんと金は払ってやる。慰謝料としてな。さあ、どうする?」





低く甘い声に、耳を犯され、身体がぞくりと跳ねた。






有馬「答えを、出せ」






悪魔というのは、こんな声をしているのかもしれない。


契約結婚・・・・・・・それは甘いようで、苦い・・・・・・誘惑の響きで・・・・・・






★第2話へ続きます★




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☆第1話感想☆




もー、ヒロインがぶりっ子でイラつく!何歳か知らないけど、小学生か!


お金ほしさに夜の仕事するくせに、なに、この甘ちゃんぶり・・・・・・


ヒロインにイマイチ共感できない・・・・・・・続けられるかな( ̄_ ̄ i)