
お姉ちゃんから波動のことを聞いて、すぐにできることは何かないかな、ということを考えてみた。
波動をよくする、という考え方でいくとまだ私には少し難しいように感じる。
だけど、私が失恋の痛みを乗り越えるため、そして新たなスタートを切るため、と考えてみると、彼との思い出の断捨離なら、すぐに取り掛れそうだ。
同棲を解消するにあたってはひとまず早く前の家を空けることばかり考えていたから、あまり取捨選択をせずにとりあえず段ボールになにもかも詰めてきてしまったから、それを整理するだけでも少しスッキリするかもしれない。
そう考えて、まずは荷解きが済んでいるところから少しずつ手をつけてみる。
本棚の一角にしまっておいた、彼からの手紙や思い出の詰まったアルバム。クローゼットの中に入れておいた、彼からもらったプレゼントたち。
彼の笑顔や幸せだった日々が脳裏に浮かんで、今はまだ苦しさをもたらすだけの思い出の数々だ。
勇気を振り絞って、それらを手放す覚悟を持つことで、私にとっての未来への大切な一歩になるような気がした。
もちろん、彼との思い出を手放すことは、切なさを感じることもある。
だけど、たとえ時間がかかったとしても、過去の出来事や感情にとらわれないようにするためには、物理的なものだけでなく、心の中の整理も必要なんだと自分に言い聞かせる。
そうすると、少しずつでも、彼との思い出の品を手放す思い切りがついてくる。
中にはつい「もったいない」の精神が出てきてしまってまだ使えるものもあるなぁとかも考えてしまったけど、中古ショップで引き取ってもらえるものなら売りに行くのもアリかな。
そんな風にも考えられるようになって、意外と私、元気になれて来てるのかもしれない、と思えて来た。
自分の気持ちや本当に必要な物事に気づくためには、心と体のゆとりが必要だ。
もちろん、失恋の傷はまだ癒えていないけれど、断捨離のおかげできちんと自分自身の想いと向き合い、自分を大切にする時間を作れたということなのだろう。
お姉ちゃんが先日言っていた「波動を高める一番の近道は、他ならぬ自分自身のことを許して受け入れて、愛していくことだからね」という言葉が今なら腑に落ちるような気がする。
彼とうまくいかなかった自分も、失恋で傷ついた自分も受け入れる。そして、彼と別れたんだという事実を彼との思い出を手放しながら受け入れていく。
今回の断捨離は、私にとってはそんな時間になったような気がするのだ。
きっと、より良い私の未来のためには彼との別れが必要だったんだ。
もしかしたら、そんな風に思える日も来るかもしれないね。