昨日、チューリッヒから夫の実家ドイツの田舎町へ。
8時間ドライブ。
子供達はすっかり長時間ドライブに慣れていて、
普段見れない映画等見放題だったので苦痛ではなさそうでした。
↓Osterfeuer
わたくし、姑と義妹とは色々ありまして、何年も距離を置いておりました。
なので、長年、夫の実家にはついて行っていなかったんです。
でも今回は一緒に来ました。子供の為ではなく自分の為に。
(もちろん子供達も喜んでくれたの嬉しいです。)
旧東ドイツの田舎町。15年前に比べると、かなり変わりましたよ。
町を歩くだけで体に刺さるような冷たい視線を感じることも無くなりました。
西とは明らかに雰囲気が違う。人も建物も空気も。
姑と義妹には、なんやかんや嫌な事を言われたり、受け入れてもらえなかったり。
ドイツの歴史を知れば、今では仕方がないとも思う。
でも夫の祖父は私に興味を持ち、受け入れてくれました。
もう亡くなってしまいましたが、偉大な方でした。そして究極の倹約家。
私の人生に影響を与えた人です。
やっぱりおじいちゃんが亡くなってからかな~、夫の実家に来なくなったのは。
姑と義妹とのいざこざは、今、思えばもうどうでもいい事です。
しかも、二人ともうつ病。
うつ病の人との付き合い方がわからず、同じ土俵に居ました。
うつ病の人を見下しているわけではありません、ただ彼女たちの感情のアップダウンが激しすぎて、私もその影響を真に受けていた。
自分の子供をそんな二人に会わせたくないと思っていたこともあります。
でも、どんな祖母や叔母であれ、子供に暴力をふったり危険な行為をしない限り、子供にとっては家族として会う必要があります。
それが現実。
子供はたくさんの人に愛される必要があります。
愛にもいろいろな形がある。自分とは違う愛情表現をする人がいて当たり前。
私には嫌なことをしてきた人でも、子供には愛情を注いでくれるかもしれない。
そのチャンスを子供から奪うのは母親として、して良い事ではない。
子供が彼らを好きであればそれでいいし、嫌いになればそれでもいい。子供が自分で感じること。
ただ彼らを無理に遠ざけることによって、子供の中で寂しさや彼らを美化してしまうのは防ぎたい。
『子供にとって悪影響だから』っと私も使ったことがある言葉ですが、子供といえども十人十色。
どう受け止めるか、みんな同じではない。本当に悪影響にもなれば、反面教師になるかもしれない。
それは誰にもわからない。
子供にとって彼らが大事な人であれば、私も敵に回すべきではないし、間接的に大切にする必要があると思いました。
そんなこんなで、私もプンプンするのはやめました。
過去のことはもうどうでもいい事。
自分の成長の為に。
素敵なイースターを♡