南極観測の人員や物資輸送を担う
砕氷艦「しらせ」が
長崎に入港しました!
砕氷と聞くと、北海道のガリンコ号のように船首にスクリューがあって、ガリガリと氷を砕いていくイメージがありませんか?
しらせは違います
「しらせ」は、その艦の重さで氷を割って進んでいくんです!
南極に向かう途中、厚さ数メートルにもなる海氷。そしてその上に積もる雪が、しらせの行手を阻みます。
そのまま体当たりしても
雪がクッションになってしまうそう。
そこで、まず船首から海水を流して
雪を溶かします。
そして200m~300m下がって
勢いをつけて海氷に乗り上げる!!!
こうして少しずつ海氷を割って進んでいくんです。
ラミング航行といいます〜
このラミングが始まると、
縦に細かく揺れるそうです。
話を聞いた方によると、眠れない揺れなんだそう笑
一方、艦長さんは慣れてくると揺れてないと眠れないくらいだよ、とお茶目なことをおっしゃっていました。
眠れるのか眠れないのか、
試してみたいですね
また、
南極の氷も触ることができました!
南極の氷は圧雪されてできているので溶ける時にパチパチと音がするのが特徴です。
手で触れてみるとパチパチと弾ける感覚がありました!
しらせは11月に南極へ出発します
貴重な体験ができた週末でした。
楽しかった〜