【6日19時の情報です。】
※台風情報は最新のものを使用してください。
大型で非常に強い台風10号は、
6日19時には九州の南西の海上にあって、
1時間におよそ35キロの速さで北へ進んでいます
長崎県はすでに
風速15メートル以上の強風域に入っていて、
もう間もなく風速25メートル以上の暴風域に入る地域がある予想です。
台風はそれほど勢力を落とさず、7日未明から明け方にかけて長崎県に最も接近する見込みです。
気象庁HPより
きのうから警戒事項は変わりません。
暴風やうねりを伴った高波、高潮に最大級の警戒を。土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫に厳重な警戒が必要です。
まずは暴風。
予想最大瞬間風速は45メートル（陸上）。
壱岐・対馬、五島では、飛来物によって負傷するような猛烈な風が吹く予想です。
不要不急の外出は避けて、
部屋の中では窓から離れるようにしてください。
また台風９号と違うのは、
台風本体の雨雲が県内の広い範囲にかかる可能性があるという点です。
7日朝にかけて雷を伴った猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、竜巻などの激しい突風が発生する恐れもあります。
7日夕方にかけて予想される24時間降水量は
南部・北部・五島 350ミリ
壱岐・対馬 300ミリ
土砂災害や河川の氾濫などへの警戒をしてください。
ただ、今回は台風による大雨ですので、浸水や土砂災害のおそれが高まったとき、外で暴風が吹き荒れていると避難することが困難となります。
今夜は、崖とは反対側の2階以上の部屋でお休みください。
その他、外の様子を確認するのも極力さけましょう。停電へ備えてお風呂に水をはったり、カーテンを閉めて極力窓から離れておいてください。
また、お休みの際はラジオや懐中電灯を枕元に置いておくと良いでしょう。もし停電した場合は、ブレーカーをOFFに。
停電復旧後の『通電火災』を防ぐためです。
これから台風接近となりますので、できる限りの備えをして皆様どうか安全にお過ごしください。
（→冒頭の絵を衛星画像から雨雲レーダーへ変更しました）