梅雨の終わりが見えてきません。
九州は土曜日から一級河川の氾濫が続いています。きのうの朝は、岐阜県と長野県に大雨特別警報が発表されました。
大雨の被害に遭われた方々へ、心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。
これらの大雨の原因となっているのが
線状降水帯
(気象庁HPより)
佐賀から福岡
福岡から大分
熊本から大分
鹿児島から宮崎と
何本もライン状に伸びる雨域が確認できます。
雨雲が発生し同じ様な所で停滞し始めると、とても危険です。
ただ、前日の段階では、線状降水帯が発生しやすいかどうかは分かっても、いつどこでどれくらい降るかという予測は難しいと感じます。
では、突然来る嵐に
なす術はないのでしょうか?
今から出来るのは、
こまめに雨雲レーダーの確認をすること。
雨の降り方が尋常じゃないなと感じた時や、大雨になると言われている日。
雨雲を見ることで
どこが危険なのか、
またこの後どうなるのか
おおよその検討がつきます。
気象庁のページでは、リアルタイムで雨雲の位置や動きを見ることができます。
またこちらのページでは、今後の雨の見通しを15時間先まで確認することができるのです。
また、Yahoo天気のアプリでも雨雲の動きを確認することができます。
クリックすると
こちらのアプリは、プッシュ通知で雨雲の接近を教えてくれる機能もあります。
今いる場所に危ない雨雲がかかり続ける、
近くの川の上流に雨雲がかかり続ける時というのは少しずつ災害の危険度が上がっていきます。
また、遠方にご家族がいらっしゃる場合は、その場所での雨雲の様子を確認し、怪しいなと思ったら避難を促す連絡を入れる。等
被害を少しでも減らすために、避難の一つの指標にしていただければと思います。