子供とマイホームを得たが、人生欲しいもの何もかも手に入るものではないと思っています。

 

子供とマイホームを持つ事で、今まであった、大事で目に見えないものは失ったと思っているので。

それは経済的な自由、経済的な余裕、心の余裕、時間の余裕、

心の健康、(子どもから感染症を移されやすいので、体の健康も、かも・・・)などなど・・・です。

 

産む前は、

色々不自由になっても構わない!

子供に多少の障害があっても構わない!

自分の時間なんていらない!

とにかく子どもが欲しい!

という精神状態になるのは、わかります。

 

しかしいざ産んで子どもとの生活が始まり、その子を長年育ててその子を自立させなければならない現実に直面すると…

自分の時間が無い!

え?子どもが発達障害?なんでうちの子が・・・

療育の付き添いとか出来ないし・・・

え?子どもの熱で働けないし・・・

何で私だけこんな目に遭うの!?

えっ、お金足りないし!

母親辞めたい・・・

 

こうなっちゃう人が多いのよね・・今の世の中。

 

昔は2~3人産んでも子どもの扶養控除があったり大卒が当たり前ではないし

そもそも大学の学費が安いし

その辺で遊ばせてても誰も何も言わないしそこまで危なくないし

本当に昭和時代の中期ごろまでなら何とかなっていたのだとは思う。

勿論昭和時代には昭和時代の悩みなどはあったとは思う。

 

今はそのころとは全然違う方法で子どもを育てなければならない。

普通に育てても大卒だと0~23歳までトータル2500万ほどかかる。

子供にも手がかかり、仕事あるのに役員したり、入院の付き添い、不登校になった場合の付き添い。

困ることが多いのに誰も助けてくれないわけで。

 

「人生何でも手に入れられるわけではない」

というのを子どもが出来なかった方に対して納得させるために言われることもあるが

子どもを手に入れた人やこれから産む人こそ、

「人生何でも手に入れられるわけではない」ことを深く理解しなければ、

子どもに求めるものが高くなりすぎてしまうので、要注意。

これを覚悟していないと、子どもが障害だったり不登校だったり受験に失敗したり

就職に失敗したり、イレギュラーなことが起こると

「なんで、うちだけ・・」と思う羽目になる。

挙句の果てにせっかく子どもが就職もして自立したのに子供が子供を産まないのを嘆いて

「なんでうちだけ孫が居ないの」と言ってしまう人もいるみたいね。