「機能不全家族(きのうふぜんかぞく / dysfunctional family)とは、
家族がほんらい持つべき機能がいちじるしく働いていない家族のことをいいます。
どのように働いていないかについては、親が何かの嗜癖を持っていた場合、
虐待があった場合、生活が困難であった場合、家族に秘密があった場合など、じつにさまざまです。」
日本には「機能不全家庭(家族)」が多いらしいですね。7割いるとか‥。
毒親、親ガチャってあちこちで言われているし、
何より、「核家族化」が機能不全家庭を生み出しているのだと思う。
機能不全家庭にも色々あって、両親が離婚しているとかこどもが虐待を受けているとか、
親がウツで働けないとか、こどもをネグレクトしているとか、
家族の誰かが病気であるとか、借金まみれだったりで経済的に生活が困難だとか
子供のまえで親が喧嘩するだとか、ヤングケアラーの子がいるだとか、親が不倫しているとか・・様々である。
機能不全のレベルにも1~10くらいまであると思う。
で、こういう家庭になっちゃうのってやはり「核家族化」「共働き必須化」「育児の高度化」
「母親にだけ負担がのしかかるから」
そして「キャパを超えた子供の人数を産んだため。(それが1人でも2人でも3人でも。)」
このあたりにあるのだと確信しています。
昔は、おじいちゃんおばあちゃんお父さんお母さんで同居して子供を見ていた。
お母さんだけに育児の負担がかからなかった。
子供も、大人が多い環境で安心して過ごせた。
しかし今は共働きもしないといけなくって、祖父母は頼れなくて・・・・という家庭も多い。
そうなるとお母さんお父さんにはストレスがかかってしまい、喧嘩が多くなる…
子供も親の目がない、親からの愛情が薄いなどで不安定に。
共働きできなくなると、今度はお金に困ってしまう・・・
そして、家族の誰かが病気などになっちゃうと、たちまち詰む・・・
そうなると夫婦の喧嘩が増えたり離婚したり・・・
妊娠前は機能不全家庭なんて関係ないと思っているものの、
核家族で産むと誰でもこんな状況になりえるので、こういう状況になった家庭から「機能不全」となっていく。
うちも高齢で2人目を産んだことにより、機能不全になりかけている
と言うかもうなっているのかな。。私、メンクリ行くくらいだし、こんなブログ書いてるくらいだし。
子供を産まないと後悔する?2人目産まないと後悔する。。。?
こんな間違った認識で、財力も体力も若さもないのに産むと、
か弱い人間が、独身時代には想像もできないような機能不全家庭を生み出すのだと思った。
弱い人間はだからこそ産むものではないと思った。
今まで無害な人間だったのに、作り上げたものがまさかの機能不全家庭とは。
日本に機能不全家庭は多いとはいえ、進んでこういう家庭を作りたくは無いでしょう?
ある程度不全な部分はあっても仕方ないと思うけど、高レベルの機能不全にはなりたくないでしょ?
なにが可哀想かって子どもが可哀想だから。
「幸せそうな4人家族」に見えるものが、半数以上が機能不全か、それの予備軍なのかもしれない。
家族を作っても、それを維持するのにかなりの努力・才能・体力・財力…などが必要なのだ。
だから私はこの機能不全を娘の代で止めてくれないかと切実に思う。
あと今更、「祖父母と同居」とか「専業主婦が増える」とか、時代に逆行することが起きることはありません。
同居って祖父母側もしたくない人が多いし。
ここまで物価や税金が上がると、専業主婦できる人は少なくなる一方だし
専業主婦が少なくなると、さらに、健康な人なら専業主婦にはならない人は増えると思います。
日本人は右に倣えが好きですしね。