独身の時は子育てしながら働く事がどれだけ無理ゲーなことかとか、
夫婦仲が悪くなる一番の原因は子どもの事だとか、
子育てにかかるお金がいくらなのか、大学の費用はいくらか?
ということは、想像が出来ない、というか考えないようにしていることだと思う。
そして、妊活中とかも、産むことだけを考えて、上記の事は考えていないように思う。
不妊治療中も特に。
妊活とか不妊治療中って、とりあえず「子どもがいない状態を抜け出したい」「不妊の状態を抜け出したい」
という一心なのよね。
ただ、まずは想像しやすいのは、「子育てに関するお金のこと」なので、この部分を想像してみるといいかもしれない。
とりあえず私は、この世帯年収で田舎で家を建てたことや、子供の進学のことを考えると、「甘かったな」
としか思えない。
自分が、身の丈に合わないのに子どもを産み出してしまった罪悪感がすごい。
うちは、親からの学費の援助があったので、子供1人につき何とか目標金額まで確保は出来そうだが、
私立理系、一人暮らし、院進までする場合は500万円ほど借金してもらわないと無理かと感じる。
しかも、私立大の学費や生活費って毎年のようにジリジリ上がっているのでもっとかかることが予想される。
特に下の子が高校3年生の時までに今の年収を維持できているかは不明なので、
もし転職などで年収ダウンした場合などは貯金を食いつぶしていくと思うので、(転職ならまだいい。)
文系大学や高卒しか無理になってしまうかもしれない。
独身の頃に想像したこともないような、嫌な自分になってしまっている。
「自分の子供には、自分がしてもらったように、好きな大学に行かせてあげる」
これが、核家族という構造や私の器量の無さではすごく難しいことになっていた。
私はただ流されて産み、生活がカツカツだと愚痴を言い、子どもに借金させようと考える人間だ。
今も、特に下の子はYouTube漬けになりつつある。
1日に2~3時間は見ている。
こういう育児しかできないのも嫌だ。
でも体力も無いし、家で仕事してる時間には見てもらうしかない。
こういう、事象一つ一つ見ていくと、こういう大人にはなりたくなかったという思いがこみ上げてくる。
本当に、周りに流されて産むのは駄目だ。ただ、産んだだけになってしまう。
産むのと育てるのは全然違う。
私に出来る事は、コツコツ働く事と、子供にはこんな思いをさせたくないので
子育てを甘く見てはいけないとお伝えするしかない。
あとは
「産まれた時から学費は貯めておかないとダメ!」