夫の年収600万円台なのに3000万のローンを組んだことを後悔しています。

身の丈に合っていない。

この年収なら賃貸か親と同居か格安の家しか無理だし。。

夫は金の計算ができないようです。

70歳まで返済期間があり、しかもボーナス返済ありです。

60~70歳の間、ボーナスが出ないハズなのですが

なぜこんな無謀な借り方をしているのかワカラナイ。

年間100万位返済していて、その上、固定資産税は12万くらい。

年収600万円台で住んでよい家ではないことは明らかです。

 

今38歳であり、60歳まであと22年。

10年後にローン減税が終わるので、繰り上げ返済をしたいと思っています。

10年返済期間を短縮して、老後に返済しなくてよいようにしたい。

 

なぜ、「住宅ローンは額面年収(手取りではなくいろいろ引かれる前)の5倍以内に」と言われるのか?

それは銀行と住宅会社が儲けるためですね。

子育て中の一般庶民がその額を借りると本当に住宅ローン貧乏になります。

借入金額5倍というなら、「手取りの5倍」ですし、

子育てしてるなら、「手取りの4倍の借入」くらいでないとどうやって塾代とか大学費用を捻出するのでしょう?

 

私たちが悪いです。危機感を持たなかった私たちのせいで住宅ローン貧乏です。

 

夫は貧乏だと思っていませんし、お金の計算が苦手なので繰り上げ返済とかも私が提案しないと動きません。

 

しかも彼は、奨学金借りてたことを結婚するときに私に言わなかったんです。

家を建てるときに発覚しました。

今は完済してますが…。

 

付き合っているときに言わないとダメな事柄です。

奨学金返済中なら、結婚式なんか挙げるのではなかった。

指輪なんていらなかった。

結婚式、指輪、新婚旅行のお金で完済すればよかった。

強いて言うなら結婚前に完済してほしかった。

せめて打ち明けてもらって、住宅ローンは無理しないように組んでほしかった。

 

娘には「奨学金ある男とは結婚してはダメ、付き合ってるときに聞きなさい」と言いますね。

奨学金あると完済しないまま結婚生活に入られると、トラブルになりそうだし、

完済してよ!!って喧嘩になりそう。

結婚前に返すのがいいですが、それをしてくれる男なのかわからない。

「結婚する前に完済してね」なんて言ってみたら大きなけんかやトラブルになりそう。

そんなめんどくさいことが起こりそうな人とは最初から結婚しないほうがいいです。

付き合う前くらいに聞いてみて、借金持ちとわかったら付き合わないほうがいいですね。

 

で、夫は奨学金もあったにもかかわらずこりずに無理なローン組んでるし。

 

私も悪いんですが、「お金の計算ができない男と結婚すると苦労します」

「お金にルーズな人と結婚すると苦労します」

「無理な借金をする人と結婚すると苦労します」

 

自分の返済能力とか家計の基本ってこうやって計算します。

とりあえず夫1人の給料で計算します。

・手取り年収を知る

・たとえば手取り年収500万であればそれに60歳までの年数をかけて出た金額が60歳までにもらえるお給料

・35歳なら 500万×25年=1億2500万円 が60歳までにもらえる金額

・60歳以降は健康面などがどうなっているかわからないので収入は考えないこととします。

・転職や異動でこの金額は少なくなる可能性もある

・1億2500万円から住宅の金額や子ども1人当たりの養育費(食費、学費など含む。大学までで1人3000万)を引く

・住宅が3000万、子どもが2人(大学まで)なら6000万、合わせて9000万引くと残りわずか3500万

・その3500万が、夫婦2人の25年間の生活費です。(食費、光熱費、通信費、交際費、車の維持費、固定資産税)

・3500万÷25=140万。

・つまり夫婦二人の生活費1年140万円でやっていかねばいけないという事です。

・月にすると11,6万円です。

・食費2万、光熱費2万、通信費2万、、、くらいでやらないと車の維持費と固定資産税がとてもじゃないが払えません。

・これ以外にも思わぬ出費が続出します。

・子どもがニートにでもなったら破産します。

・妻も働くことは必須ということがわかります。

・それ以前に夫の手取り500万(年収650~700くらいか?)であれば住宅3000万は高すぎることが

わかります。年収の5倍という言葉に騙されています。

・こども2人というものも持ちすぎ。1人にしておくべきです。

 

ここまで計算してる人はごくわずかです。

この計算をして、身の丈に合った生活をすれば貧乏な思いをする可能性が低いのに

する人はすくないのです。

情報弱者が多い田舎の人はほぼやってません。

足し算、引き算、掛け算、割り算という小学校で習う計算でできる簡単なことです。

娘には絶対にこの計算を教えます!!!

この記事見てる若い人もやってみてくださいね。

 

(余談ですが私はこの計算をして毎日節約し始めてから数字に強くなりました。)