今回の沖縄滞在、久しぶりに月桃の実のほぼベスト収穫期と重なることが出来ました
の全体画像だとわかりにくいですが、豪雨で倒れつつもたわわに実のり、色づいています
アップ
とは言え、今回滞在期間も短く、雨も降ったり止んだりなので、合間を見て採れる分だけ収穫
ここからの作業が結構大変で、先ず葉を落として、実がついている茎だけを切り取ります
実だけになった茎、この状態で実の先に着いている薄茶色の筒状の部分(花の一部?)をハサミでひとつひとつ切り取ります
この作業も大変なのですが、これが残っていると月桃茶にした時に雑味が出るので大切な作業になります
ひとつぶひとつぶ、丁寧に切り取ってゆくのですが
このやんばるの家のデッキの上で、
晴れたり、降ったりとドラマチックに変化する空の下で
山からの緑の香りの風に吹かれながら
海からの潮の香りの風に吹かれながら
庭に咲く花の香りの風に吹かれながら
鳥たちの声や、
カンカンカンと響き渡るクマゼミの声を聴きながら
この庭で実った月桃と対峙しているこの時間、大げさではなく、魂が震えるように幸せを実感できる大好きな時間なのです
粒になった月桃をもう一度きれいに水洗いして
(この状態でフレッシュな実のお茶にしても美味です)
沖縄の陽の下で干したいのですが、今回時間がないのでほとんどは東京に持ち帰ります
東京で2週間ほど干すと、実がはじけて良い感じになり
これで1年間、そのままお茶にしたり、チャイのスパイスにして楽しませてもらいます
今年はまた少しだけならお分けできそうなのでリア友さん限定になりますがご興味ある方お声がけください
この家に住んでもう7年、
豊かなやんばるの自然から戴く幸せは何事にも代え難いと思う気持ちはずっと変わらず…
2019年の記事