前回の続きになります↓


心臓カテーテル…

存在は知ってましたが、どうやってやるか知りませんでした

大きな大学病院などでしか出来ないと思ってたのでビックリでした

心臓カテーテル(以降、略:心カテ)を行う部屋に入ったら、ひろーい部屋の真ん中に、でかーいモニターと、手術室によくある大きいライト、とてもシンプルな部屋でした


私が手術台に移って準備してる間、続々と人が集まってきて、先生や看護師さん達が手術用のガウンを来て、何故か和やかな雰囲気だったのを覚えています


先生からの説明が始まりました

「右手首に麻酔をして、少し切ります。そこからカテーテルを入れて心臓まで行って、原因を探します。痛いときは言って下さい。あと右腕は絶対動かさないで下さい」


二度出産した私ですが、痛みは苦手なほうですショック

手首に麻酔とか絶対痛いじゃん…!!

麻酔を打つ前に、麻酔テープを貼ってくれてましたが、やっぱり痛い汗

その代わり切るときは痛くなかったのですが、カテーテルが入ってから…


「なに、この鈍い、重い感じ…」


痛い?じゃなく、凄い不快感です(;´д`)


そんな中、あっという間に心臓に到着してました



悲しい事にさっき救急室でスプレーしてもらった(たぶんミオコールスプレー⁉)効き目が切れてきたのか、また胸の真ん中が痛くなってきました

気を紛らわすためにモニターみてみたり(さっぱりわからない)、先生達の会話を聞いてみたり(声が小さくて聞こえない)、でも全然不安は取れません…

原因もこれと言って治療も無く、ずっと先生達はモニターを見てコソコソ話しているだけアセアセ



ああ、私助からないのかな…

子供達とはもう会えない…

日頃の行いが悪すぎた…

散々人には言えない悪さをしてきたからだ…


こうなると色んな事を思い始めるですね、人間ってあせる


心カテを行ってる先生は若い先生2名でやってたんですが、1名の先生が隣のガラス張りの部屋を行ったりきたりし始めました

そして、点滴のラインから何かを入れる様子がみられ、その後胸部痛は徐々に無くなっていき、それと同時にカテーテルも抜いて終了しましたひらめき電球

私はただぼんやり、皆さんの片付けを見て、自分どうなったんだろうと考えてました

そこに若い先生1名(その後、主治医になった先生)と中年位の白衣も来てない私服の人が私の横にきました

で、その中年の先生が


「特発性冠動脈解離と言って、産後の方にみられる心臓の血管が裂けてしまう病気だったんだけど、もう大丈夫だよ!必ず良くなるから」


んっ?
誰この人??

今まで登場してない人が急に大丈夫だよとか言ってきて、どうなってんの?とますます疑問と不安が募るばかり…


その正体は…


病室のエレベーターの中で看護師さんに言われました

「良かったねー!ついてるよ! 今日は大学病院の教授が帰らないで残ってたんだよ(医師不足の為に週に数回隣町の大学病院から応援が来ているんです)。教授にみてもらえて良かったねカナヘイきらきら


さっきの人は大学病院の循環器の教授でして…

どうやら私は遠くの病院まで搬送されず命拾いしたようです大泣きうさぎ



またまた長くなりました…

次回は辛い入院生活をお話ししたいと思います無気力ピスケ

最後まで読んで頂きありがとうございましたつながるうさぎ







産後、病気になってしまったママ
http://ameblo.jp/man727