いまや世界のサッカーを席巻する勢いのFCバルセロナ?

バルサのどこが素晴らしいって、トップチーム?の成績もさることながら・・・

育成でも秀でているって事はサッカーを少なからず知る人にとっては当たり前の事ビックリマーク

(強化と育成・・・この二分野を高次元で融合させる事は極めて難しいあせる


そのバルセロナ?に負けず劣らず育成に力を注いでるビッグクラブの一つが、マンチェスターユナイテッドマンチェスターユナイテッド

ネヴィル兄弟、ギグス、スコールズ、ベッカムの黄金世代組優勝カップ優勝カップ優勝カップを筆頭に名選手を何人も送り出してます


前置きが長くなったけど・・・いつも読んでるサイトにマンUの指導理論が掲載されてたので転記しますひらめき電球


~~以下、サカイク より転記~~


マンチェスター・ユナイテッドFCの育成コーチ、ケビン・ウォード氏の指導理論


■「~ができるか?」と課題を問いかける


ケビン氏の指導セッションは、それほど特殊な練習メニューを用いるわけではありません。
基本的なメニューから徐々に実戦へと近づけていきます。例えば以下のような大まかな流れになります。

  1. 四角形のエリアの中で他の人にぶつからないようにドリブルやパスを行ってウォームアップ
  2. マーカーを置いてジグザグにドリブル
  3. ドリブルにシザーズなど様々なフェイントを混ぜてステップアップ
  4. 守備者をつけて対戦形式にする
  5. ミニゲーム形式へ

このような流れ自体は別段珍しいものではありませんが、
ここで大切になるのは、ケビン氏が選手に対してどのような声をかけて指導していたのか、ということ。
ケビン氏は、『選手にチャレンジをさせる』『考えさせる習慣を早い段階で身につけさせる』と強調していました。

「ワンタッチでプレーできるか?」
「プレースピードを上げることができるか?」
「スペースに入ってパスを受けられるか?」

実際に指導セッションを行っている間、ケビン氏は選手に対して数多くの
「Can you play~?」で始まる課題の問いかけをしていました。
どうすればワンタッチでプレーできるのか、プレースピードを上げられるのか、
スペースでパスを受けられるのか、その手順や答えは教えません。
「こうしなさい」と命令するのではなく、選手に自分でプレーを考えさせ、
悩ませるステップを大事にしているのです。
多少回りくどくなったとしても、このような小さな習慣の積み重ねが、
将来的に自立した大人になるか否かの大きな差となって現れるのです。


■待ち時間を減らし、密度の濃いトレーニングを

ケビン氏が行っていた、一つのメニューを紹介しましょう。


レオ・メッシ

7つのマーカーを上図のように配置します。

まずは選手を2列作り、A→C→D→F→Gという順番でジグザグにドリブルするチームと、
G→E→D→B→Aとドリブルするチームに分けます。
これを往復しながら、シザーズを入れたり、インサイドターンを入れたり、
さまざまな動きを入れながら反復していきます。
そして徐々に対人練習、ミニゲームと、段階的に実戦に近づいていくようにステップアップします。
ここでケビン氏が強調していたのは、『選手の待ち時間をできる限り減らすこと』でした。
最近ではかなり少なくなったと思いますが、昔のサッカーの練習では、
選手が大名行列を作って順番を待ちながらシュート練習をするような場面が多く見られました。
シュートを打って、ボールを拾って、また行列のいちばん後ろへ……。
そのような練習では、選手のフィジカルや持久力が鍛えられず、練習時間の割にチャレンジ回数が少なく、
何よりも集中力が持続しないので気持ちがダラダラとゆるみがちです。
待ち時間をなくした密度の濃いトレーニングと、待ち時間が多くて2倍の時間を使う密度の薄いトレーニング。

どちらがいいのか?

ヨーロッパのサッカーの練習は、チームによって異なりますが、
基本的には試合時間に合わせた90分で行われています
(ただしミーティングやフィジカルトレーニング等の時間は90分に含まない)。
たとえば日本の部活が90分で終わるとしたら、ずいぶんと短い感じがしますが、
本当に集中して待ち時間のない濃い練習をこなせば、実は90分でも体や頭は相当疲れるし、
そこで十分なトレーニング効果が得られているというわけです。

では、それをどのように実現するのか?


ケビン氏の場合、ジグザグドリブルのメニューを行った後は、
A&B&C&Dと、D&E&F&Gの2つのひし形に分けて、それぞれのエリアの中で1対1を連続するメニュー。
さらに次はB&C&E&Fの四角形を使って、外周をドリブル競争、対角線にドリブルしてスイッチなど、
どんどんメニューの内容を変えていきます。
ここで注目するべきポイントは、メニューとメニューの間で、
マーカーの配置を動かす作業が最小限に抑えられていることです。

1つのメニューが終わるたびに、マーカーをいろいろと動かしたり、コートを作り直していると、
前述したような待ち時間とダラダラ感が襲ってきます。
そこでケビン氏は、選手に一切の待ち時間を与えず、
同じマーカーの配置のままでどんどんメニューの内容を変えられるように工夫しているのです。

選手は目まぐるしく変わるメニューに、即時対応しなければならないので、
体も頭も疲れる密度の濃いトレーニングになります。
しかもこれなら、町クラブのようにコーチの数が少ない場合でも、
最初にマーカーさえ並べておけば、効率的に選手を指導することができるでしょう。
何となく置かれたように見える7つのマーカーですが、実はこのような意図が隠されていたのです。

~~以上~~

その②もあるので後ほど書きますね~~パー


レオ・メッシJABULANI