昨日の出張・・・ある研修だったんです
今回の研修の中身は、平たく言えばコミュニケーション能力の向上
いつもここで好き勝手なことを書いてるわたくしですが、一応・・・会社では責任ある立場
当然、部下もいますし・・・コミュニケーション能力は必須スキル
今の立場になって10年以上になるので、それなりに経験も積んでるつもり
でも、顧客満足(ES)や従業員満足(CS)を考える機会があり・・・会社の勧めもあり今回の研修に参加
今回の研修で色々聞きましたが、会社(仕事)だけでなく・・・
子育てにも生かせるネタがありましたので紹介します
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【質問の意味】
うちの子達はサッカーやってるので・・・普段から色々話をしますが・・・よくこちらから質問をします
その質問にも色々あるんです!!
例)練習中・・・どうしても抜けない相手がいた時
①どうしても抜けないんならパスって選択肢もあるんじゃない??
②どうやったらボールを前に運べるのかな??
①=限定質問(クローズドクエスチョン)=相手が「YES」「NO」で答えられる質問。
②=拡大質問(オープンクエスチョン)=相手が自由に答えられる質問。
当然①よりも②の方が考えますよね!!
相手は子供・・・もっと自由な発想を導くには②のような質問がベター
(当然、予め想定される答えは用意しておく)
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例)試合中・・・自らの初歩的ミスで失点した時
①なぜ(どうして)・・・そんなミスをしたのか??
②どうすれば今回のミスは防げるのか??
①=否定質問(ネガティブクエスチョン)=相手が後向きになる質問。
結果として・・・反省するものの考え付くのは言い訳のみ!!
②=肯定質問(ポジティブクエスチョン)=相手が前向きになる質問。
結果として・・・反省するが、自発的に考えるようになり新しい答えが生まれやすくなる!!
こちらも①よりも②の方が良いですよね!!
萎縮したりして普段の自分が出せなくなる子に①みたいな事を言うと・・・余計萎縮しますよね。
②なら・・・失敗しても「もう一回頑張ってみよう」って気持ちになるかもしれません。。。
【キーメッセージ】どうすれば? 【エラーメッセージ】なぜ??(why?)
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例)初めての練習メニューをしたが、うまく出来なかった時
①どうして出来なかったの??
②どうすれば(何すれば)うまく出来ると思う??
①=過去質問=原因の追及になりやすく、前向きな答えが出づらい質問
結果・・・一生懸命に言い訳を考えるようになる。
②=未来質問=未来の「どうすれば(何か)」に焦点を当て、そこに向かって行動を促す質問
結果・・・一生懸命に【何か】を考えるようになる。
①【出来なかった】過去ではなく、②【何かがあれば出来る】未来を考える事によって
明確な目標を設定しやすくなり・・・意識の向上がはかりやすくなる!!
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色んな質問の投げかけ方がありますが・・・
①はどちらかと言うと【反省を促す】為の質問で・・・
②は【意見を聞く】為の質問という風に理解をしています。。。
今回書いた事は、私を含めて・・・皆さん知っている(わかっている)事だと思います。
「何をいまさら」と思うかもしれません・・・
しかし、自分の子(先生や指導者ならば自分が教えてる子達)に対し
上から目線でしゃべってもおかしくない状況で、意識して②にあるような言葉をかけていますか??
全ての①に当たるような事をこの年代の子供に言い続けていれば・・・どんな成長をするでしょうか??
しかしながら①のような質問が全て悪だとは思いません。。。
してはいけない事をして、本当に反省させたい時は①のような質問をしなければならないでしょう。
でも【自分で考える】事に重きを置くならば・・・②のような質問に切り替える事が有効だと思います。
(特に親なら【言い包める】【言い聞かす】といったことが簡単に出来ますから・・・親って理由で・・・)
たかが質問です・・・簡単なコミュニケーション手段ですが・・・
スポーツや勉強に限らず、子育て全般に有効な手段だと思いました。。。
偉そうに書いてる私も・・・自分の息子達に意識してやってるかと言われれば・・・NOです。
子供達(この年代ならまだ・・・)は親の言う事を素直に聞くだろうから・・・意識して実践すれば・・・
何事にも前向きに捉え・・・行動するようになるかもしれません。。。
親の意識改革・・・やってみます
今回は・・・真面目に書いてみた・・・
レオ・メッシ