どうも! 「○○というパワーワード」という口触りのいい内容の薄いそれだけ言っとけば何とかなるみたいな言葉連呼してる奴は間違いなく低学歴説を流布させようとしているチーム逆探知です。

 

最高にロック~連呼するバカは~皆どこへ行った?~大して面白くないのに~(中島みゆき地上の星 音調)

 

それではここで○○をご覧ください~連呼するバカは~皆どこへ行った?~アニメアイコンキツイー(中島みゆき 地上の星音調)

 

なーにが「○○というパワーワード、私一人では抱えきれないから皆さんと共有したいと思います」だ!共有したかねーや!ネタでしょ。スタバの女子校生が会社の同僚がそんなに変人ばかりか?ああーん?

 

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ああ!ファボられたい!RTされたい!慕われたい!んああー。承認欲求満たされてー。

 

それでは本題です。火曜日ドラマ「カルテット」見ました。普段、日本のドラマなんて見ないんですがたまたま予告編見て実力派のキャスティング、脚本を映画ネタのオンパレードが良かった「最高の離婚」の坂本祐次さんが担当していて「ほな見よか(=^・^=)」と思った次第。

 

 

予告編はこんな感じ

 

物語

無職の世吹 すずめ(満島ひかり)は街中でチェロを演奏していると謎の女性(もたいまさこ)に「ある女性と友人になってもらいたい」と頼まれる。その女性のいるカラオケ店に行き話かけようとすると女性・巻真紀(松たか子)に同様に接触を図った家森 諭高(高橋一世)と別府 司(松田龍平)と共にカルテット組み、共同生活を送る事になる。

 

感想

めっちゃ面白いですよ。これ。登場人物全員一癖、二癖、三癖。全員嘘ついている・ワケあり気配ビンビン。松たか子扮する牧真紀(まき まきと読むどんな名前やねんw)は結婚していて旦那とうまくいっていると話すんですが家帰ると毎回、旦那さんいないんですよ。旦那が脱いだであろう靴下が放置されているんですね。基本的にギャグシーンが続くんですが牧さん一人のシーンはホラーと化す。旦那さんは出て行ったと牧は語るんですが謎の女性は「私の息子はあの女に殺された」と語ります。真相はどうなるのでしょうね。滅茶苦茶声小さい。

 

 

松たか子さんドラマ出演お久しですね。まったく松さんは悪くないんですが昔やっていたケンドーコバヤシさんのラジオで「松たか子 目撃情報」という松さんを目撃したという体の投稿をリスナーがするという企画があったせいで松さんの名前見るとちょっと半笑気味になるんですよね。「春のパン祭の女王」「松本幸四郎と戦争している」「セブンティーンの読者モデルに暴行を加えていた」「アシタハルガキタラというスタンドが使える」等散々、弄ばれてました。

 

 

一応、主人公という体の満島ひかり。同脚本家のお気に入りらしく「それでも生きてゆく」も主演でしたね。かわいいんだけど「いきなり発狂して殴りかかってきそう&リストカットしてそう」なはかなさと狂気を孕んでいる感じが最高。毎回、毎回「ちょっとイッてる」役ばっかり演じてますがそういう女優さんいないので貴重ですよね。満島さんが今は亡き『いいとも』に出演した際にケタケタ早口でしゃべり倒し、ネットのトレンドに「満島 覚せい剤」というワードが並んだのはいい思い出。業界人としても「黒柳徹子役」に抜擢されたりキャスティングする側もどこかで「こいつやべぇな」感を理解しつつ起用してるんだろうなと。今回もニヤニヤしながら高橋一世を煽っていくスタンス。時折、真剣に「結婚ってどうですか?幸せですか?牧さん旦那さんに愛されてないんじゃないですか?」と牧に食いついていくシーンも。急にシリアスな雰囲気に持っていく流石の手腕。無職、金ない表現するために狭い部屋でアメの袋を破ってかけらを食べようとしていたのは「いい演出だなー(^_^.)」と思ったり。

 

 

 

突っ込み役で美容院でバイトリーダーをやっている家森 諭高役は高橋一生。映画的に言えば「シン・ゴジラ」の「そりゃ、選択肢としてありだろうけど・・選ぶなよ!(イケボ) 」の方ですよ。今回はひたすら「唐揚げにレモンを勝手にかけるのどうかと思うんだよね(イケボ)」「僕のお菓子勝手に食べるのなんてありえないね(イケボ)」とツッコミや議論ふっかけていくキャラ。30代でバイトリーダー、借金取りのような風貌な男に付きまとわれたり(何故かカルロストシキとオメガドライブの曲がかかっていた)と今後の話のふくらみが期待できそう。また映画ネタで言えば「耳を澄ませば」の声優さんも担当していて大人になったなぁシミジミ(^_^;)。

 

 

 

生真面目で世界的な指揮者を祖父に持つ別府 司役を松田龍平さん。このクソ真面目な役はまんま『船を編む』のキャラじゃねーかと思ったり。暴走しがちなメンバーをなだめたり世話したりするも潔癖な性格でダーティープレイを辞さない牧とぶつかる一幕も。会社で世界的指揮者の祖父を持つという経歴から優遇されていたり、牧の顔写真を凝視していたりとこちらも一波乱ありそうな気配。昔、荒っぽい役のキャラが多かったですが最近は落ち着いた役柄も多くなってきましたねー。

 

 

 

今回残った謎は

・牧は夫を殺害したのか?それとも出て行かれたのか?

・論高とヤクザ風の男との関係は?

・レストランの演奏終了時に不穏な表情を見せていた吉岡理帆は何故、あんな顔をしていたのか

 

ここら辺でしょうか。登場人物が最初に与えてくる印象は嘘だったり軽薄な印象を持たせておきながら深刻な内情を抱えていて物語が進むにつれて印象を変えてくるというのは何だか「FF7」みたいですね。ギャグシーンと見せておいて伏線はられていたりするので油断なく見ていきます。

 

 

毎週、感想は書いていこうかと思います(^_^.)。

 

以上、チーム逆探知でした。