どうも!フォロワー5000人くらいの奴が「この前、フォロワーさんに○○さんですよね!って話かけられました。感激~。誰に見られてるかわからない。恥ずかし~」みたいな芸能人気取りの事書いてる奴の一族郎党斬首したい欲に駆られてるチーム逆探知です。あれは150%嘘だと思うんですよね。俺も言ってみたいぞこのやろー!

 

 

そんなこんなで映画見てきましたよ。ニコラス・ウェンディング・レフンの「ネオン・デーモン」です。

 

予告編

スタッフ

監督
製作
レネ・ボーグルム
シドニー・デュマ
バンサン・マラバル
製作総指揮
クリストフ・ランデ
ブラヒム・シウア
クリストファー・ウッドロウ
マイケル・ベイシック
スティーブン・マーシャル
ミシェル・リトバク
ゲイリー・マイケル・ウォルターズ
ジェフリー・スコット
マニュエル・チッシュ
マシュー・リード
ビクター・ホー
レイチェル・ディック
ソール・シグルヨンソン
原案
ニコラス・ウィンディング・レフン
脚本
ニコラス・ウィンディング・レフン
メアリー・ローズ
ポリー・ステンハム
撮影
ナターシャ・ブレイア
美術
エリオット・ホステッター
衣装
エリン・ベナッチ
編集
マシュー・ニューマン
音楽
クリフ・マルティネス

キャスト

あらすじ

トップモデルを夢見て故郷の田舎町からロサンゼルスに上京してきた16歳のジェシー。人を惹きつける天性の魅力を持つ彼女は、すぐに一流デザイナーや有名カメラマンの目に留まり、順調なキャリアを歩みはじめる。ライバルたちは嫉妬心から彼女を引きずりおろそうとするが、ジェシーもまた自身の中に眠っていた異常なまでの野心に目覚めていく。モーテルで働く男ハンク役にキアヌ・リーブス。(映画ドットコムより)

・感想

「ドライブ」「オンリー・ゴッド」と毎回、毎回「愛してるぜ」「二度と映画作るな」と賛否両論のニコラス・ウェンディング・レフン。予告編見た時「モデルの映画かぁ。何か面倒くさそう。DVD。スルーするべー」と思っていたんですね。モデルさん扱ってる映画だとたまたま試写会当たって観に行って恋愛・受験・オラオライケメンと美人女優の内輪メロドラマを展開されて2時間溝に捨てるはめになったスイーツ映画「パラダイス・キス」を彷彿とさせてしまい中々重い腰上げられなかったんですよ。「オマエノイシハドコニアンダヨ(棒)」「パラダイスニツレテイッテアゲル(棒)」

 

 

そんなオシャレ映画見せられてもと。俺はユニクロ愛好者だい!たまにギャップに浮気するんだい!靴はABCマートだい!と。

 

けれどツイッターの愛すべきフォロワーさん達、ムービーウォーリア―達が「ラストの方やべぇ」「レフンいかれてる」という投稿が相次ぎ、「やはりレフン何かやったのか」と「呪いのビデオで投稿されてきた映像の検証」みたいなたぎる気持ちで劇場に足を運びました。

 

 

東宝シネマズ新宿。ゴジラご尊顔。やはり新宿は人が多くて「ネオン・デーモン」も昼から夕方は満席でした。

 

 

色んな人のサイン

 

物語はモデルを夢見て田舎から出てきたジェシー(エル・ファニングたん)が事務所の人間(クリスティーナ・ヘンドリックス)やメイクアーティストのルビー(ジェナ・マローン)ルックスと才能を認められどんどん仕事を得てのし上がっていくも、周囲のモデルに嫉妬されたり、オッサン(キアヌ・リーブス)に付け狙わりたり、カメラマンに全裸要求されたり・・・

 

主演は最近、お姉ちゃん見ないね。超絶大天使。現世に甦りし妖精エル・ファニングたん。

 

 

 ←守りたい

 

←ファニングアンチに対してのスタンス

 

田舎の面倒臭い土方臭が出ていたキアヌ・リーブス。腹出てるし金せびるし、臭そうで最高。「ノック・ノック」とかたまにわけわかんない役やるよなキアヌ。この自分イメージに無頓着なのがキアヌのいいとこ。

 

 

 ←どのタイミングでピストル抜くのかと思いきやそんなこともなく

 

 ←イベントでははしゃいでいた模様

 

「エンジェル・ウォーズ」に出てたジェナ・マローン。メイクアーティストのジル役。今作最大の

やらかし要員。

 

←ジェシーを手助けするが・・?

 

ドラマ「MADMEN」で有名なクリスティーナ・ヘンドリックス。「ドライブ」にも出てましたね。おっぱい。

 ←センター試験現代文要員

 

「マッドマックス怒りのデスロード」のアビー・リー。「高慢と偏見とゾンビ」とかに出演してたベラ・ヒースコート。お二人とも人智を超えたうつくしさ。

 

 

 ←バービー人形っぽい

 

最初はうぶなファニングたそがキャリア積んでだんだん自信をつけ始めて助けてくれたし写真取ってくれた彼氏候補をも下に見始め「私がトップよ。皆私になりたがるのよ。私の2流品でもなりたがるのよ!おっほほー!」と整形や食事制限してまでモデルであろうとしているお姉さま方に言い始めたからえらい目に合うという。えらい目というか文字どうり食うか食われるか展開に。

 

全編に渡って大天使エル・ファニングたそが堪能できます。恥じらい顔、微笑みドアップ、下着姿まで披露。あれだけで金を払う価値あり。「ありがとうございます(=^・・^=)」と心の底から言いました。「パラダイス・キス」を見るとキラキラスイーツ女子が勘違いしてモデル目指しちゃいそうなんですけど「ネオン・デーモン」見るとモデル目指してる女の子が素足でOLになるような映画ですね。げに恐ろしき、モデル業界。「20歳超えたらもう期限切れ」という台詞もあるとうり華やかな世界程、消耗される人も激しい。それを象徴するウォーキングのシーン。どれだけ鍛錬を積んだウォーキングも年齢と一目見られただけでランウェイに使われるかどうか決められてしまう。最悪、見てもくれなかったり。一見、「ルックス良くてスタイル良くて人生最高だろうな」と思ってしまうモデルの人達も厳しいものだとわかる。年齢という時間制限もあれば毎年、毎年若く美しく才能のある人達が大量に入ってくる中で生き残らないといけない。カメラマンのセクハラまがいの要求にも耐えなければならない。

 

この映画には頻繁に鏡が写り人物の顔が写り込む。美しさ称え、時の流れの残酷さを写し、「死ぬまでこの顔」という現実を移す装置。他人の美しい風貌にはなれない。頻繁にトライアングルのデザインが移されるがこれは「マクベスの三人の魔女」のオマージュかな。美のありかたを問う魔女。絶対的な美しさと傲慢さを持つジェシー、整形してまで美しくあろうとするジジ、他人を美しく仕立てあげる事に徹するルビーのトライアングル。この中心に一般の人はいて美しさに対してどう向き合うかと問うているようにも見える。「あなたはどうするの?」と。

 

衝撃のラスト20分。賛否両論でしょうね。あそこの展開のせいで荒れるでしょう。オイ、レフン!てめぇ!ふざけんな!何だよあれ!ちょっとこっちコイ!と言いたくなる事請け合い。

 

 ←見終わった観客

なんでしょうね。取りあえず石原さとみに見てもらいたいですね。

 

得点は75点

 

以上、チーム逆探知でした。