どうも!ハリウッド行きのパスポート取得に四苦八苦しているチーム逆探知です。

 

多くない提出書類?作成費に1万5000円?嘘でしょ?原価いくらよ?と静かな殺気を出しながらパスポートセンター職員に話聞いてきました。

 

 ←こういう雰囲気でパスポートセンター職員と話す私

 

そんなこんなで早稲田大学映像研究発表会に参加してきました。講道館、遠目から見るとピーターパンいそうな綺麗な建物でした。

 

 

 ←ピーターパンいそう

 

早稲田には面白い、濃い授業が多いんですが何と「映画映像制作実習1・2」という授業がありなんと講師が「ゆれる」「空気人形」「そして、父になる」等の間違いなく日本でトップクラスの映画ファンなら誰でも知ってるレジェンド・是枝裕和監督(早稲田出身)なんですよ。

 

 

 

 

1年使って是枝監督から生徒達が映画制作学び、製作し、企画立案から脚本執筆・撮影・編集等の一通りの手ほどきを受け完成させ学外から客を呼んで発表するんですね。現役バリバリでトップクラスの監督と関われるなんて羨ましすぎる・・いいなー(:_;)

 

 ←パンフレット

 

この授業を経た学生が多数、映像業界に飛び立っていくらしいんですね。今回の発表会の取り仕切りをしていた学生は某大手映像制作会社に内定もらったとのアナウンスも。去年、取り仕切っていた学生も大手に内定をもらったとの事。「今の話いらねぇな」と会場中が思ってました。

 

取り仕切っている青年がなんかこう「うまくまとめられましたし、人生順調に駒進めてきましたし。ああ人生楽しいな。」みたいな感じの青年が「いやー皆さんのおかげで何とか開催する事が出来ました」みたいな挨拶が。「今の話いらねぇな」と会場中が思っていました(2回目)。

 

そんな格式の高い映画制作授業。役者もちゃんと外部に連絡してオーディションして決めるんですね。我が偉大なる兄もオーディションに参加し見事に合格。しかも主演。毎日、現場にあくせく向かう兄を見て「大きいな」という気持ちになりました。

 

 

兄の映画は後半で始まる前に他の監督の作品も5~6本鑑賞しました。「是枝さんが指導していてエリートの早稲田の学生が制作する映画。どれほどの出来か」と期待値高めに見ていたのですが。正直、見れるレベルのはなかったですね。期待外れだ。投げっぱなし、観客無視、そもそも話がなりたってないものも。

 

 

いや、学生相手に何を本気に言ってるですか逆探知さんと言われるかもですが、ショックだったのは私が大学生の時に指導する先生もおらず無理くり作っていたクソ映画のレベルと大差なかったというか「あなたたち、是枝さんに指導してもらってそれはないよ」というレベルで。「それなりの高級食材もらって料理してレトルトカレー作った」みたいな。あのレベルで、大手に内定もらいました?はぁ?終わりだな邦画業界は。

 

ただ、正直兄が出ていた映画だけはちょっと違った。確かに荒削り、でも熱量と技巧を試して試して撮影していて目を見る物がありましたね。あの女性監督は今後、世に出る確率はあるなと。

 

そして、映画一本一本上映されるごとに映画の監督・キャストが登壇して是枝監督に作品の評論して頂くのですが、兄貴が何と一瞬ですが是枝監督とトーク。でけぇよ。兄貴、大きい。背中が。

 

 

まぁ、この経験を元に学生達の中から未来の映画人が出てくれたらいいなと感じました。そして、兄貴。いつか是枝作品出れたらいいな。半分ニートみたいな生活している私が言うのもアレだけど。

 

以上、チーム逆探知でした。