こんばんわ。

タロです。色々あったけど私は元気です。こっちは支配者の関谷←魔女の宅急便見た

無題

といわけで賞レースが過熱してきましたね。ゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞。誰が歴史に名を刻むのか、誰が栄光をてにするのか。

しかしですよ。

「光るあるところに闇あり」「勝者の分だけ敗者がいる」、「賞レースの栄光の裏にラズベリー賞あり」。

最低映画を決める時が来た!2016年「ゴールデンラズベリー賞」ノミネート決定!

ゴールデン・ラズベリー賞とはアカデミー賞前夜に発表される「今年一番つまらなかった映画」に与えられる栄えある賞である。



余りにつまらないというかそもそも映画というか、物語にも何もなっていないような「Z級映画」はノミネートされず(多すぎるし)著名な役者や監督が「やっちまった」映画が知名度に吊られて観に行った観客達を返り討ち、 「被害者」の多かった映画がノミネートされる傾向がある。私も被害者である。時間と金を返してくれ。

ワースト作品賞
「ファンタスティック・フォー」
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」
「ジュピター」
「モール・コップ ラスベガスも俺が守る!」
「ピクセル」


ワースト男優賞
ジョニー・デップ(「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」)
ジェイミー・ドーナン(「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」)
ケビン・ジェームズ(「モール・コップ ラスベガスも俺が守る!」)
アダム・サンドラー(「ピクセル」)
チャニング・テイタム(「ジュピター」)

ワースト女優賞
キャサリン・ハイグル(「ホーム・スイート・ヘル キレたわたしの完全犯罪」)
ダコタ・ジョンソン(「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」)
ミラ・クニス(「ジュピター」)
ジェニファー・ロペス(「ジェニファー・ロペス 戦慄の誘惑」)
グウィネス・パルトロウ(「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」)


ワースト・リメイク/パクリ/続編
「ファンタスティック・フォー」
「Alvin & The Chipmunks: Road Chip」
「オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式2」
「ムカデ人間3」
「モール・コップ ラスベガスも俺が守る!」


ワースト監督賞
アンディ・フィックマン(「モール・コップ ラスベガスも俺が守る!」)
トム・シックス(「ムカデ人間3」)
サム・テイラー=ジョンソン(「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」)
ジョシュ・トランク(「ファンタスティック・フォー」)
アンディ&ラナ・ウォシャウスキー(「ジュピター」)

名誉挽回賞
エリザベス・バンクス
M・ナイト・シャマラン
ウィル・スミス
シルベスター・スタローン


感想
2015年は歴史に残る程の名作映画の雨あられであった。一年間にジュラシック・パークもスターウォーズもマッドマックスもやっていたのだから。でもどこにでも「ダークサイド」があるわけ。カイロ=レンはどこにでもいるのだ。改めて見るとこっちはこっちで最強面子だ。
「マトリックスを超える」と謳ってまったく新しいアクションを展開しなかった「ジュピター」。ティーン狙いでミラ・クニスはミスキャストでは。いきなりチャニング・テイタムに発情するのも何とも。発情されたい。

200

「俺の股間がモロデカイ」みたいなギャグ以外まるで笑えなかったジョニー・デップの「チャーリー・モルデカイ」。現場でちやほやされまくったのか終始はしゃぐグウィネス・パルトローは良かったぞ。ユアン・マクレガーはユアン・マクレガーやってました。

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「田舎っぽい女性がセレブイケメン社長とSMをおっぱじめる」映画「フィフティ・シェイス・オブグレイ」。これがベストセラーでかつ「バレンタインでカップルで見よう!」とキャンペーンを打たれていた。映画というか宣伝戦略に驚愕である。完全に軽いAVでした。いつ、壇蜜が出るのかと。

fi

「回顧主義最高!」と世のスマホアプリ野郎共に渾身の一撃を叩き込みに来た「ピクセル」もまんまゲームをそのままやっているだけでかつゲームの達人しか生き残れない世界を描き「やっぱり無料でアプリでお手軽にやっていきたい。フレンド申請とガチャないとキツイ。今更パックマンなんてやんないよ。」とゲーマーからも総スカンであった。

pi

「キャラクター説明に上映時間の7割がた使う」という斬新すぎる構図で良作アメコミを珍作にしてしまった。映画本編より撮影中に聞こえてきた主演のネイサン君と監督のジョシュ・トランクの「セッション(不協和音)」の方が面白かった「ファンタスティック・フォー」。普通に作れば普通に面白かったはずなのに。

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シャマランとスタローンはカムバック賞受賞!


来年はどんな「キワモノ」が出るのか。震えて眠る。