今回は「有能な指導者と駄目な指導者の差」について考えた事を書きます。
最近、仕事で多くの職場の先輩や上司と関わる機会、ご指導を賜る機会が増えました。
わかりやすくうまく教えてくれる方もいれば、一方的に罵倒したりしてくる人もいます。
多くの「指導者」と接してきて段々わかってきたのは教え方がうまく、後輩に慕われる上司や先輩には共通点があるのです。
それは指導をする際「+から-」に話持って行っているか、もしくは「-から+」に話を持って行ってるか否か差です。
例えばうちの会社でもトップクラスの成績を持っていてかつ人望も厚い「S課長」は「太郎君、この前のプレゼンの企画!あれはわかりやすいし君の話も非常に聞きやすくて良かったよ。でも、次はもっと数字やグラフ何かも入れていこう」
もしくは「太郎、この書類はこの部分は書く必要はないし数字は間違えている。けど字は綺麗だし内容はいいね。」
こういう風に「+~- -~+」に指導されると「問題点」もはっきりしてかつ指導される側のメンツもたもててかつリラックスして話も聞けて悪い気はしませんよね。
「そうか、あの部分がうまくないんだな。次回は直してみるか。あの人の言っていることには従ってみよう。」となるのです。
一方、社内でも余り評判の芳しくない「W先輩」の教え方はこうです。
「太郎さぁ、この前のプレゼンなに?話わかりづれーし、数字すくねーし。クソでしょ。俺でも出来るわww」
「書類の書き方さぁ、前言ったじゃん?一回言ったらわかるでしょ。これくらい。おまえ、駄目だわ。」
このように-から-に話を持って行ってしまうと問題点を複数上げてしまいかつ相手を傷つけてしまう。気の弱い人なら言われただけでショックでもう注意されても問題点がわからなくなってしまう、相手によって「うるせーな!じゃあてめぇがやれや!」と復讐心のような物を持たれてしまい今後の仕事の協力が見込めなくなるんですね。
少し工夫するだけで、印象はガラリと変わるもんだなぁと仕事しながら感じるのでした。
では。