遅れ馳せながら、3/17〜20に公演の、
takALice「Alice in Moon World.〜月の国のアリス〜」へのご来場誠にありがとうございました。
昨年の、おしゃれ紳士×DACTparty公演や、浅草パフォーマンス・プレイス演の祭典でのおしゃれ紳士公演、コイテンのオープニングパフォーマンスなどでも、脚本やテキストワークはしてますが、2時間近い一本の脚本を書くのは久しぶりでした。
おしゃれ紳士×DACTpartyで、アリス題材の脚本書いてから、一年と経たずして、takALice主宰の橘内の「アリスやりたい」という情熱のもと、
再び「アリス」と向かい合う事に。
同じ題材で違う世界観・ストーリーを作り上げる難しさを改めて実感。
苦戦したり迷路に入ったりしつつも、今回のアリスになりました。
Twitterで、観に来て下さった方が感想として、
おしゃれ紳士の時のアリスは少年漫画で、
takALiceのアリスは少女漫画と書いて下さっていましたが、本当そうかもしれません。
そして、予想以上に今回は、難解とかよく分からないという感想もいっぱい頂きました。
実は作家としては個人的に嬉しい感想です。
元々アングラやアート、ミステリーが好きだったり、ダンスはコンテンポラリーの世界に長く関わってる事もあり、
エンターテインメントの枠の中でも、迷路に入るような泥臭さ(?)は欲しかったので。
それでも伏線や、仕掛けを読み取ってくれたり、裏側で描いている世界を感じ取ってくれたりして下さる方もまた多く、これもまた嬉しい限りでした。
そんな作品だった為、出演者には世界を構築する上で、かなり苦労をかけてしまいました。
本当に出演者みんなの力添えがあって具現化した舞台でした。
そして、スタッフワークの部分でも信頼出来るスタッフ達のおかげで、何もないステージの上に、アリスの世界のフィルターが掛かる不思議。
本当に感謝感謝です。
うーん、やっぱり時間置いても、自分の中にある言葉を上手く書けない。
でも、そんな自分の内側にある言葉は、次の脚本に還元すれば良いのかもしれません。
おしゃれ紳士では、そろそろ西川康太郎の脚本版でやりたいし(自分が書くパターンもあるかもだけど)、次はいつになる事か。
その際にはまた劇場に足を運んで頂ければ幸いです。
こういう経験は本当に久しぶり過ぎてじんわり来ました笑
自分としては沢山の経験をもらった公演でした。
一緒にやろうと誘ってくれた橘内貴子はじめ、リードしてくれた普段からの仲間達、そして、根気よく関わってくれた出演者とスタッフの皆さん、陰から支えてくれたキッズのお母様方、ご助力頂いた皆様、ご来場の皆様、本当にありがとうございました。
改めて感謝を込めて。
takALice後も、細々活動しつつも、次の公演の機会は、おしゃれ紳士かな。
まだ分かりませんが。
射手座の自分と照らし合わせてみる。
というか、おしゃれ紳士のメインメンバー全員射手座だけど笑