こんにちは。2024年度大坂大学工学部応用理工学科に受かったので、僕が感じたことをここに残しておきたいと思います。


〜見出し〜

僕の経歴

受験の作戦

数学の取り組み方

英語

物理

化学

共通テスト対策

駿台で受けた講習

授業の受け方

過去問

模試

駿台

駿台の授業

最後に



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僕の経歴

現役 阪大基礎工学部電子物理学科 ×

一浪 阪大工学部応用理工学科 ◯

浪人時は駿台に通ってました。


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受験の作戦

 現役時に落ちた原因は数学でした。2次数学が2割すらなくて、他がどれだけ良くても不合格確実でした。それに周りを見てみると現役で難関大に受かった友達はみんな数学が得意で、落ちた友達は数学が苦手で理科が得意な子が多い印象でした。これを見て思ったのは受験って数学ゲーだなってことです。理科なんて言ってしまえば誤差でしかなくて、数学に力を割いていないと落ちるそういう世界だと思いました。


 だから、浪人期は数学にかなり重点を置いて取り組んでいました。これがかなり良くて、最終的に数学が得点源になり、今回合格できたと思います。


 ただ今思えば、本番数学が解けるかどうかは運もかなり絡んでくると思うので、数学に力は割きつつも、あまり高得点を期待せず、英語、理科で謙虚に稼ごうとする姿勢が合格率を上げるためには大切なのかなと感じます。


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数学の取り組み方

 現役時は、どーせ入試本番の問題は初見なんだからと全く数学の勉強をしていませんでした。愚かです。でも、きっとこんな考えの人もいると思うので、僕なりの数学の勉強ステップがあるので、紹介したいと思います。


①教科書レベルの話をまず1回どこかで知る
②基本の運用方法を学ぶ
③入試でよく扱われるテーマへの理解を深める
④ゴリゴリ解きまくる


 ①は、数学の全体像を掴むという意味で大切です。僕は学校の授業でこれはクリア出来てました。


 僕は②で現役時につまづいてました。きっとFGや青チャートでこのステップはクリアできるはずなのですが、いかんせんFGとの相性があまり良くなくて、ここは困りました。これを解決したのは浪人期の駿台の授業でした。

ここのステップは具体的には何をするのかについてです。例えば、平均値の定理はどういうタイプの問題で使って、使ったらどういうことが示せるのかを覚えたり、三角関数のみの式の最大最小のフローチャートを作ってみたりします。つまりこういう問題にはこう解くよねという定石を拾っていく作業をするのがこのステップです。

予備校の授業はこれが体系的にまとまっていて、FGなどと違い、断片的でなく、網羅性もかなり高かったのでかなり良かったです。だから、現役生の子には上手くアドバイス出来ないです。申し訳ないです。


 次に③は、現役時の僕の大きな誤解を払拭します。入試問題で同じ問題が出ないと思っていた僕ですが、気づきます。入試テーマが被ることなんていくらでもあると。例えば、縮小写像の原理や円と放物線、通過領域、2変数不等式と式の取りうる値など、テーマが分かってしまえば②で研究した定石に乗っているだけで解けるものもちらほらあります。受験生として、落としたらいけない問題と呼ばれるのはこの手の定石がある問題のことです。

つまりこのステップの目的は、定石の発見しやすさを上げるためです。

これにおすすめの参考書が、駿台文庫のハイレベル数学の完全攻略(以下、ハイ完)です。これは、②も含んでいるのでかなりいいですし、なんといっても僕のこの数学勉強法の確立はハイ完の著者の杉山義昭先生にあります。僕は浪人期の夏休みに、駿台の前期授業とハイ完を使って解法ノートを作っていました。これをしてたことで、共通テスト明けにこれを見れて良かったし、電車の中とかで定石を暗記できるのも良かったです。


 最後に④。解法暗記、テーマ研究をしたら完璧だと思っているそこのあなた。あなたは、きっと本番で入試数学が解けません。なぜなら、すべての問題が定石があり、テーマがあるわけじゃないからです。阪大なんかも古い過去問を引っ張ってくるとテーマがあるんですけど、最近の過去問はあんまりない気がします。だから、このステップでは、今まで学んだことを総動員して頭の体操をし続けることが大切です。ここは過去問とかでいいでしょう。


 きっと数学が天才的にできる人はこんなこと気にしなくていいと思いますが、ちょっと苦手だな、不安だなって人の参考になれば嬉しいです。


・大門別対策

特になし。基本大事に。


・使用参考書

FG    浪人の3〜4月

駿台テキスト

ハイ完 浪人の7〜8月

せかはん 浪人の1〜2月

数学20カ年 浪人の1〜2月


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英語

 僕は、竹岡さん信者だったので、竹岡さんの参考書をやり込んでました。

  • leap
  • 面白いほど〜英作文(以下、面英)
  • 英文読解の原則125
  • 直前期の竹岡の映像講座 の         読解で差がつく頻出英単語・英熟語300

 単語帳はなんでもいいと思いますが、竹岡さんの授業を受ける予定の人はleapだと授業や他の竹岡さんの参考書との親和性が高いのでおすすめです。僕は現役時はシス単を使ってたんですけど、上記の理由とレイアウトの良さで乗り換えました。

使い方は電車でパラパラ眺める程度で、赤シートを使わず、ただ繰り返し見てました。


 面英は最終的には5.6周したと思います。現役時は夏休みやりこんで、直前期まで触らなかったらほとんど忘れていたという悲劇があったので、浪人期は共通テスト明けに一周して、感覚を取り戻しました。これをやりこんだことによって、和文を英文にするときの頭がすごく出来ていた気がします。おすすめですが、別に他の竹岡さんの英作本でもいいのかもしれません。


 125は、阪大志望者はマストだと思います。なんてたって阪大英語の第一問(おそらく50点)で多分満点が狙えると思います(ちょっと言い過ぎかも笑)。ただほんとに、ものすごくいい対策になるし、数学のように和文英訳版の定石集って感じです。これはかなりおすすめです。


 次に長文です。ここは駿台の授業で補ってたのであんまりおすすめの参考書とかはないです。竹岡さん曰く、多読が得意になるための近道とのことで、僕は、問題を解くというより文章を多く読むということに力を入れてました。過去問を解き漁るとかでいい気がします。


・大問別対策

大問1  125

大問2   多読

大問3  駿台講習の自由英作文のエッセンス

大問4  面英


(大問3について、直前期の阪大プレ英語前田先生の自由英作の書き方がかなり良かったです。これはおすすめです。上のエッセンスは、自由英作の基礎や文法ミスのケアが手厚いのでおすすめです。)

(自由英作については、模試や添削などで満点だった自由英作を覚えてしまったら良いと思います。僕も何個か暗記していったら、今年まんま書けるお題が出てきたので10分かからず答案を仕上げれたので良かったです。)



・使用参考書

leap

面英 現役4〜8月、2月、浪人1〜2月

125   浪人6〜8月

駿台テキスト

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物理

 得意だと思ってたんですけど、本番大ごけしました。なんもしなくていいかなと思ってたのが慢心でした。現役時に漆原の基礎のやつを3冊やって、浪人期に名門を買って、力学と電磁気だけやってました。演習量不足でした。

 ほんとにあんまり勉強してないので書くことないです。


・大問別対策

1.名門 力学特講

2.名門 電磁気特講

3.特にやってない


・使用参考書

漆原の基礎3冊 現役

名門の森 浪人

駿台テキスト

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化学

 doシリーズ、化学重要問題集(理論無機のみ)、有機化学演習を使ってました。といっても、現役時にしっかりやっていたのはdoシリーズの無機有機ぐらいで他はほとんど浪人期に手を出しました。

 ただ駿台の化学科の授業は基本的にどの講師もかなりレベルが高いので、授業を受けた後に演習量を稼ぐ感じで解説読むというよりかは問題演習を主に使ってました。


・大門別対策

1.2. 重要問題集

3.4. 過去問 有機化学演習


・使用参考書

doシリーズ

化学重要問題集(理論無機のみ)

有機化学演習

化学の新研究

駿台テキスト

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共通テスト対策

数学 特になし

英語 竹岡の黄色本

物理 特になし

化学 2次対策で十分対応できた

地理 黄色本 岡田先生の講習

現文 通期

古文 通期 ゴロゴ

漢文 通期 早覚え


 年明けから共通テスト対策を始めて、苦手な古文は運で耐えたけど、数学、現文でおおごけ。212点/300でリサーチはEでした。


 正直、応用理工に行きたかった僕としては、共通テスト200点あれば、2次でなんとかなると思っていたので舐めてました。が、しかし、実際共通テスト失敗すると共通テスト後のメンタルが終わるので、対策を始める時期はもう少し早めたほうがいいかもしれません。でも、その時期にしてた2次の勉強が最終的に活きたのでなんとも言えませんが、共通テスト悪いとメンタルがほんとに終わります。


 あと、本番の1日目に自己採点は絶対しない方がいいです。僕も色んな人に絶対自己採点をするなと言われていました。だけど、1日目の科目に多少自信があり、点数が気になりすぎたので自己採点をしてしまいました。すると、まさかの現代文で大ゴケしていました(下で詳述)。今まで模試で8割切ったことなかったのに、5割すら切っていました。もう僕は絶望して、全く寝れませんでした。多分2日目にも響いていたと思います。

 なので、僕がみんなに伝えたい教訓は、

"例え自信があっても、

1日目に自己採点は絶対するな"

です。僕はこのとき、不合格どころか受験すらさせてもらえないかもしれないという不安が頭を巡り、ほんとに寝れませんでした。当時は、きっと30年後、死ぬ前にも、あのとき自己採点をしていなければ、人生違っていたのかもなと考えている自分を想像して泣いていました。だから、誰がなんと言おうと絶対やっちゃダメです。人生棒に振るかもしれないですよ。

 ちなみに今思えば、すごく僕らしいなとは思います。目の前の甘い蜜だけ吸って後先を考えず、我慢することから逃げてしまう。こういう僕の弱さがいざという一面で出てきて、僕を苦しめているのを見ていると、日頃の行いがいかに大事かを思い知らされますよね。きっと目標とは全く関係無いように思えることでもコツコツ頑張ってさえいれば、いつかどこかで僕たちに返ってくるんでしょうね。


 あと上の話の派生なんですけども、僕はどんな物事でもきっと良い面も悪い面も両方あると思っています。例えば、上の話は、実際点数に悪影響を与えたのは揺るぎない事実ですが、勉強面以外の部分の強さも受験に関係があるという学びを得れたという面では大きなプラスだと思います。他には、第一志望に合格することは、一見プラスだけのように見えます。だけど、もしかすると合格してしまったが故に産まれる達成感のせいで隙を生み、大学での学業が疎かになってしまうかもしれない。それならいっそのこと第一志望に落ちて、滑り止めの大学でがむしゃらに勉強していた方が将来的にプラスかもしれない。とか、物事は考えようだと思うので、一見マイナスに見える物事でも多角的に捉えて、上手に物事を判断できると心の余裕が生まれるんじゃないかなーという僕の日頃から思っている考えでした!


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駿台で受けた講習

◎みんなにおすすめ

◯悪くはない

△ん?



現役

春季講習

◯映像 英文法特講(標準編) 竹岡

△映像 現代文読解法 step1    霜


ここ2つはなくても良かった。が、文法のテキストは竹岡さんが書いてるのでやっぱり竹岡さんの他の参考書との親和性が高く、使い勝手は良かった。

(ネクステとかやりたくなかったから文法を取って、現代文が苦手だったから現代文を取りました。)



夏期講習

◎電磁気特講        高井

◎化学特講Ⅰ                        石川 映像

◎自由英作文のエッセンス  竹岡 映像

◯数学Ⅲの完全攻略     杉山 映像


電磁気特講はかなり良かったです。

化学特講Ⅰもテキストが最高。

自由英作文のエッセンスも文法ミスがかなり減る。数Ⅲの完全攻略は、ハイ完をやるならなくていいと思う。


冬季直前講習

△共通テスト現代文 池尻

◯共通テスト地理 原

◯古典パーフェクトレクチャー 渡邉 三宅 映像

△阪大プレ数学 後藤

◎阪大プレ英語 前田

△阪大プレ物理 下川

◯阪大プレ化学 佐藤 映像

◎読解で差がつく英単語・英熟語頻出300 竹岡映像


 多分かなり焦ってましたね。テスト対策講座は先生をしっかり選んだ方がいいと思います。それに尽きます。


 おすすめ、1つ目は前田先生の阪大プレ英語です。阪大対策プリントをもらえるんですけど、予想点数配分や時間配分、傾向と対策などが載っていて浪人期の直前期にも使っていたのでほんとにおすすめです。


 2つ目は、読解で差がつく〜です。これもほんとによく出るし、テキストが和文英訳式になっているので、多読もできて、直前期にもってこいでした。浪人期はこの豆知識をleapに写して、leapを進化させて眺めてました。


 佐藤先生は阪大化学のスペシャリストで、これまでの傾向にお詳しいので、一度突破レクチャーなどで話を聞いておくといいと思います。


 パーフェクトレクチャーの三宅先生は好み分かれるかも。僕は浪人のとき通期の江口先生の方が好きでした。江口先生は神ってる。ただ三宅先生の解き方は即戦力になるとは思います。




浪人

夏季講習

◯読図統計 岡田

◯力学特講 高井

◯スーパー英文精読 竹岡


 まあ全部なくても良かったかなって感じです。問題演習して質の良い解説があるってだけで十分な人には良いと思いますが、新たな解法の切り口を掴んだり、革命的な発見があったというわけではなかったです。


冬季直前講習

◯数学特講(理系完成編)  杉山

◎冬の共通テスト地理B          岡田

△満点への共テ数学     小山

△共通テストプレ地理B          岡田

◎電磁気特講        高井

◯阪大プレ化学       山下

◎阪大プレ理系数学     米村


 地理選択者は岡田先生の授業を絶対受けるべき。僕はこの4日間でめちゃくちゃ点が上がったと思います。授業受けてまとめプリントを作って眺めてました。


 電磁気特講も交流を扱ってもらえて、めっちゃよかったです。電気振動回路や交流は夏の特講では扱わないのに、阪大で頻出なので、ほんとに良質です。


 数学特講は、悪くはないんですけど、ポイントがほとんどハイ完と被ってます。新たな定石を拾うというより持っている定石を運用するという問題演習がメインの講座だと思います。問題は言うほど難しくないです。予習の時点で6割方は完答してたと思います。


 阪大プレ化学は結構良かったんですけど、みんなにおすすめかって言われたらそうでもないので◯です。ただ、山下先生の授業はかなり良いので特に理由がなければ受けてみると良いと思います。


 阪大プレ理系数学の米村先生は全ての問題の解説をしっかりやり切ってくれるので、ためになるし、あんまりテーマのない問題へのアプローチも学べて良かったですし、どういった戦略でテスト演習に取り組むべきだったかを解説の前に軽く話してくれるのも良かったです。(大問4は捨てていーよーとか1は絶対取れるよねとか。)


 満点数学は小山先生が悪いってわけじゃなくて、そもそも共テ対策なんで、そこまで深い数学の話が出てこないのであんまり受けてて楽しくなかったです。マーク式に慣れるには結構良かったかな。


 共通テストプレ地理も悪くはないけど、4日間講座の復習になるので、まあお好きにって感じです。


番外編

2023突破レクチャー

◯数学 後藤 傾向が分かる

◯英語 青山 傾向が分かる

◯物理 後藤 傾向が分かる

◎化学 佐藤 阪大化学に詳しくなれる

2024突破レクチャー

◯数学 後藤  内容が去年とほぼ同じ

◯英語 青山  内容が去年とほぼ同じ

◯物理 古大工 談笑 

◯化学 佐藤  内容が去年とほぼ同じだったから

          ↑

  変わってたらおかしいので当たり前ですけどね


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授業の受け方

 予習、復習はもちろんやってください。ここでは僕のしていた工夫について話そうと思います。


 小山先生が最初の授業のときに仰った"明文化"が僕の学習効率を大きく向上させたと思います。"明文化"とは、考えを言葉に起こして、頭を整理しようということです。僕は授業を受けたあとに、その授業のポイントをノートの隅にメモしていました。すると、これをすることによってポイントが標語で頭に残り、復習時間の大幅短縮に繋がったのでほんとにおすすめです。是非やってみてください。


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過去問

 竹岡さんの言葉なんですけど、"1回やっただけで、出来たと思ってんの?図々しい" これ聞いたときドヒッとしました。要するに早い時期から解いておいて、繰り返し何回も解いとけってことです。逆に直前期は今までの復習で忙しくなるので出来るなら早め早めにしておくのが良いと思います。ただ、僕は過去問を6年分ほど1,2月に回していたのでなんとも言えませんが笑

(数学と英語1.2は、直前に20ヵ年もある程度やり込んでました)

(英語3.4の英作はほとんど過去問さわってないです。どーせ似たようなのは出ないし、採点もできないので)

(自由英作、英作については上の英語のところに書いたので見てみてください。)


 やり方は、大問ごとに解くのにかかった時間と気になったことをメモしながら一通り解いてみて、終わってから反省会をすれば良いと思います。きっと時間を測ってやる問題演習でしか得れない気づきがあると思います。

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模試

 共通テスト模試はA、B、Cをウロウロしてたと思います。2次試験の模試は、大体Aやったと思います。

 結局、リサーチEで絶望するんですけどね笑 

(ちなみに本番の国語97点、現代文31点でした笑 駿台の共通テストのフィードバックでは現代文の偏差値は28という伝説を作り上げました!)


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駿台

 浪人する方は、ちゃんと考えて予備校を選んだほうと良いと思います。

 僕は理系なので河合と迷った記憶はないのですが、通う校舎で少し迷いました。近いけど先生があまり良くない校舎or10分ほど遠くなるけど先生が良い校舎で迷って、後者を選びました(校舎による先生の良し悪しは駿台大阪校wikiで念入りに調べてました)。理由は、同じ授業タイトルでも先生によって授業の質が大きく変わることを現役フロンティア時代に知っていたからです。住んでる場所など人によって変わる部分が多いと思うので、ここはお任せします。


 クラスは前期後期ともにSAでした。


 教務の言うことは基本右から左に流しておけばOK。ただたまに良いことや的を射た意見を言ってくれるので100%無視は駄目だと思う。結局ネットリテラシーと同じ感じだと思う(生徒を束ねる人としてどうなんだって感じ笑 まあ教務も駿台の駒なんだから仕方ない)

 ただ講師の言うことは、きちんと守っておいた方が良いと思います(もちろん取捨選択はしていい)。僕はこういうところを律儀に守っていたのが合格した一つの要因だと思っています。


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駿台の授業

 多分、これを読んでくれてる浪人生が気になっているのは切っていた授業についてだと思います。


 数学は、ある程度出来てきたら自分でやるより人の話を聞いてた方が視野が広がる気が個人的にはするので絶対切らない方がいいと思います。


 物理は正直授業が全く面白くなくて切るか迷ってましたが、切りませんでした。理由は、光学と原子物理に少々不安があって、そこだけ授業をうけようとしたんですけど、カリキュラム上その2つが最後なので、途中で授業を抜けるという器用なことが出来なかっただけです。


 化学国語英語はあんまり得意じゃなかったので切るなんて発想はなかったです。


 具体的なやつで言えば、英文法(私立志望ちゃうし)、地理(岡田先生じゃなかった)、和文英訳(竹岡のやり方とかなり異なる)はかなり切るか迷いました。結局切らなかったんですけど、まあ無くてもよかった気はしなくもないです。


 で何を切っていたかというと、

 前期は阪大英語研究長文英作演習を切ってました。後期は、上記2講座+パワーアップ阪大物理化学を切ってました。阪大英語、長文英作は先生が嫌いすぎて切ってました(竹岡と方針が異なりすぎた)(2回しか行ってないかな)。パワーアップ講座は純粋に理科でのやりたい自分の演習が増えてきて、時間調整のため削りました(惰性で、後期5,6回は行った)。


 一応まとめとくと、大学別ではない基盤講座は基本的に出た方がいいと思います。無駄だと思えるかもしれないけど、基盤講座なので抜け落ちがあると差をつけられるポイントなので切る際は慎重に。大学別講座は、確かに基盤を固めることができるかもしれないけど、そこまで問題の質は高くないので他にやりたいことあって、かつあまり先生が良くないなら切ってもいいかも。


自分は、もし志望校に落ちたときに、自分が後悔しないかどうかを想像して考えてました。授業を切る勇気ももちろんあるけど、時には授業を切らない勇気が必要なのかも。


{ちなみに竹岡の英作文信者の方は、他の駿台の先生の英作文の授業に確実にイライラすると思います(竹岡以外の先生が悪いんじゃ無くて、竹岡が凄すぎるだけ)。こうなってしまうとその先生から得れるものも得れなくなってしまうと思うので、潔く切って面英とかをもっとやりこんだ方が良かったなとは個人的に思います。}

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最後に

 何か心の癒しがあると受験期の辛いことも乗り切れると思います。僕はリサーチEで、絶望していたときにふと見たYouTubeで櫻坂46に出会い、Nobody's faultと言う曲の

"勝手に絶望してるのは

 信念がないからだってもう気づけ!"

という言葉に救われました。それから2次までの間、落ち込んだら櫻坂46の曲を聴き、メンバーの笑顔に癒されてました。こんなふうに何か自分の心を癒せるものを見つけておくことがメンタルヘルスにとって大切だと思います。


 このブログは僕が去年、あったら良いなと思ったものです。これから大阪大学の受験や他大学の受験を考えている誰かの助けになれば良いなと思います。自分が辛い思いをしたからこそ、全国の受験生を応援しています。こんな長い駄文を読んでいただきありがとうございました。