※ 今回も鍵なし投稿です。

 

本題に入る前に、現在服用しているお薬の一覧を記録のためにもまとめておこうと思う。

(経口薬)
・アスパラーCA錠200 ・・・カルシウム補充
・アルファロールカプセル0.25㎍・・・カルシウムの吸収促進
・オルメテックOD錠40mg・・・高血圧
・ノルバスク錠10mg・・・高血圧
・イブランス錠100mg・・・抗悪性腫瘍
(お注射)
・ランマーク・・・骨転移
・リュープリン・・・(男性女性)ホルモン抑制剤
・フェソロデックス・・・乳がん治療剤(抗エストロゲン)

 



経口薬は毎日、お注射は1ヵ月に1回(ランマークは3カ月に1回)投与され、この治療になってから、フェソロデックスが84回目とするともう7年くらいになるのかな。
前回のブログで、体力が年齢とともに低下し、今まで平気だった薬も最近では副作用かなって思われる症状が頻発してきたということを書いた。
微熱が続いたり、更年期障害っぽいのがあったり、カルシウム製剤からくる結石ができたり・・・。

そして、今度は薬剤性間質性肺炎である。

薬剤性とは名前のとおりで、お薬やサプリが原因と思われる肺胞の上皮細胞である間質に起こる炎症のことである。

冒頭に現在服用中のお薬をあげたが、この中にその犯人がいるのか、それとも書かなかったけれど関節痛のサプリや抗うつ剤が犯人なのか・・・。

前のブログで、半年に1回撮ってる造影CTに影があり、再検査になったことは伝えたと思う。
呼吸器内科の専門医でもある教授先生は、

「この治療になってから長いのに、今頃薬剤性間質性肺炎とは?」
と鼻で笑い、僕も咳や息苦しさといった症状がなかったことからあまり気に留めていなかった。
ところが自宅でたまたま前回の血液検査のデータを整理していたら、前回の血液検査で、ある肺炎マーカーが上昇傾向にあるのを見つけた。
肺炎マーカーは主に使われるものとして、「KL-9」と「SP-D」がある。
それぞれに特徴があって、僕の場合はKL-9が高値安定しているのだが、これは腺がんに反応しているのだろうという結論になっていた。
SP-Dはこれまで高値になったことがなく、だからこそ過去に「肺炎」という鑑別にならなかったのだが、見直した前回の血液検査では、正常値が110以下のところ109だったことを見つけてしまった。
「ん?これが上昇傾向っていうのはやばくね?」

 

と、ネットで少し情報を集め出したが、ま、じたばたせずに次回の診察の結果を待とうと思い、検索するのをやめた。
そして、迎えた今日の診察である。

「こんちはー」と言いながら診察室を開けると、
「変わったことはないかー?まず・・・脳みそのMRIだけど、これは問題なかったよ」
と言われ、放射線科の医師の所見と僕の脳みそをモニターに映してくれた。
「で、問題は肺だ」
「これが前回の影、これが今回の画像なんだけど消えてるんだよ。で、新たにここに影が映っている。」
確かに、よくみる肺の画像ではみたことがないもやっとした白い幽霊のようなものが、肝臓の下あたりに映っていた。
「これは間質性肺炎の画像だよ。息苦しさや発熱、咳とか出ていないかい?もし出たらね、これは命に関わる可能性があるからすぐに病院に電話しなさい」
とのことだった。


 

「ただ、今症状がないのだったら、とりあえず今の治療は続けよう」

ということで、肺炎に関する治療は様子見ということになった。

気になっていたSPDの値は、赤い字になっていた。

教授先生は誤差の範囲だと言っていたが、それでも陽性になったのは今回が初めてである。

自宅に帰ってから、勉強家(ビビリとも言う)の僕はさっそく「薬剤性間質性肺炎」のことについて調べてみた。
最近はチャットGPTというものがあって、これで聞いてみるのが早くて回答がまとまって出してくれる・・・が、時々不正確なことも言うんだけどね。
それによると・・・。

 

ボク:「薬剤性間質性肺炎は、治りますか?」
チャットGPT「薬剤性間質性肺炎の予後は一般に不良とされており、特に急性増悪が起きた場合は死亡率が高くなります。

平均的な生存期間は3年未満とされ、5年以上生存する人は非常に少ないという報告もあります。

 ただし、早期発見と治療開始が予後改善の鍵となるため、異常を感じたらすぐに専門医に相談することが重要です。」
なかなかはっきり言ってくれるね。。。久々に落ち込んだわ。
そういえば、なんだか息苦しくなってきたな・・・けほけほけほけほ。

間質の炎症が慢性化し、繊維化が進むともう治らないらしい。
そして肺が固くなってふくらまなくなるので、その息苦しさは地獄の苦しみらしい。
もうため息しか出ないわ。
僕のように症状がないのはまだ軽度らしく、今の薬をやめて回復を狙うのが第1選択肢らしいのだが、やめるとせっかく大人しくしている癌を起こしてしまう可能性もある。

それに前述したように犯人らしいお薬はたくさんある。
今回の治療続行は教授先生の判断で、僕もそれに異論はない。
ただ、余命3年から5年という具体的なものが出てくると、さすがに凹んだな。

あとで、抗うつ薬をもらいにいってこようっと。

ちょっと強いやつが必要だわ。