「こんぬづわー」
・・・って、あるブロガ-さんの定番のご挨拶をぱくってみましたが、みなさまお元気でしょうか?
そして私も、
「タイトル名だけ書いて放置しとったわ。結局、2回分まとめて書く事になってもたギャハ~」。
てなわけで、8月と9月の診察のことをまとめて書きます・・・が、書くネタに困るほど何もありませんでした。
まずCEAの値から。
7月・・・6.3
8月・・・7.1
9月・・・7.3
っと、減少でもなく、維持でもなく、微増でした。
「遅かれ早かれ次は抗がん剤だぞー」
ってニタニタしながら言う教授先生の少ない髪の毛を全部むしりとってやりたい衝動にかられたけど、リムパーザやエンハーツが使えない以上、そろそろ覚悟を決めてもいい時期にまで病気が進んだのだろう。
白血球が大きく下がり、「ひょっとしてコロナかも?」って思わせるような症状がある抗がん剤の副作用は、コロナ禍のこの時期にはとても厄介だ。
通常なら難なく受けられるようなフォローが十分に受けられない可能性があるし、隔離されている間に手遅れ・・・なんてことだってあり得る。
「ただちに命に関わるような病変はない」ということなので、「今、この時期にあえて抗がん剤に切り替えることもなかろう」・・・と教授先生は言うが、裏を返せば今の薬がそろそろ限界に近付いているというふうに僕は受け取った。
教授先生からは、8/17に撮った体幹部のCTと、8/24の頭頚部のMRIの検査結果のお話もあった。
CTでは左肺の既知のメタを見せてくれたが、素人が見ても確かに一回り大きくなっているのがわかった。
MRIの後頭部の画像も同じで、551の豚まんを思わせるような頭皮にくるまれた2等辺三角形の腫瘍が、半年前の画像に比べると明らかに大きくなっていた。
最近は1年以上先の予定を入れたり計画したりすることについて、段々と慎重になってきた。
例えば・・・。
僕はいま、あるクレジット会社のインビテーションをもらうためにせっせとカードを切っているが、果たして僕が生きている間にインビテーションをもらうことができるのだろうか・・・とか。
半年先、一年先のお芝居の予約、宿泊、交通機関の予約をしておいてもいいのだろうか・・・とか。
取るに足らないことかも知れないけど、これまでとは明らかに違う種類の不安がふつふつと沸き起こってきて、それをなかなか払拭できずにいる。
最近はまたデパスを飲む量が増えてきた。
超長生きしなくてもいいけれど、できることなら・・・うん・・・70歳くらいまでは生きてみたかったかも。
テレワークだから自宅で過ごす時間が増え、これも余計なことをつらつらと考えてしまう一因になっているのかもしれない。
たいちよ・・・お前の人生はいったいなんだったんだろうな。
確かにさんさんと輝いていた時期もあったし、夢と希望に満ち溢れた将来を見つめることもあった。
今は何をやっても、見ても、聞いても、(どうせ・・・)と思ってしまって、虚しさが募るばかりだ。
1日2回の犬のお散歩と、自宅でする締め切りのない少々のお仕事。
1時間のお昼寝とジム通い、そして断続的にネットに接続するような毎日。
50歳を前にして人生の集大成がこんなことになってしまった。
昇格も昇給も凍結したし、仕事でもプライベートでも目標が何もなくなってしまった。
(どうせ・・・)って考えると、何も生産的なことに手がつかないのだ。
こんな鬱々とした毎日が僕の近況ですけど、みなさまはいかがお過ごしですか?
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