2016.12.26に町の皮膚科医を訪ねて陥入爪の相談をしたところ、陥入爪になっている部分にガーゼのクッションを挟み込んだだけで、深く食い込んだ爪は切ってくれなかった・・・とぼやいたのが前回だった。
それでも爪をピンセットで持ち上げてガーゼをクッションにした効果は大きく、右足の親指の炎症はすっきりと引き、膿出もきれいに止まった。
ここまでは大変良かったが、さてこれから先はどうするのだろうか?
ガーゼを外せばまた同じように爪が皮膚に食い込んでしまうし、とりあえず炎症を鎮めてから爪を切るつもりにでもしているのだろうか。
年明けは1月6日から診察しているとのことだったが、土曜日にも診察があったので翌日の2017.1.7に、待ちかねるようにして再度皮膚科を訪れた。

先生はガーゼのクッションは交換する必要はなくお風呂に入ってもそのままでいいと言っていたが、衛生的にはどうも気持ち悪く、毎日でも清潔なガーゼと交換したかったのだが、自分では一旦外したガーゼをもう一度うまく挟み込める自信がなかったので、約10日間ほど我慢してそのままにしておいた。
 
さて、この日の診察である。
右足だけでなく左足の親指も膿出はしていなかったものの爪が同じように食い込んで痛かったので、両足の靴下を脱いで先生に診てもらった。
片目用のルーペで両足の親指をじっと観察していた先生は、
「うん、右足親指の炎症はすっかり引いたね。このままもう3週間ほど様子を見てまたきてください。特に薬も出しませんので。。。
左足は大したことなさそうだからこれも様子見だね。
原因は靴の履き方にあるのだから、爪は切らないよ。原因を解消しないと切っても同じだからね。」
と、僕が履いていた靴の靴ひもをほどき、ご丁寧に陥入爪に優しい靴紐の結び方を教えてくれた。
足首をキュッと締めて指先を楽にする。。。。
 
「先生、短い間でしたがお世話になりました。
僕が望んでいたような治療ではなかったので、これで失礼します。」
と、僕は先生に心の中で別れを告げて診察室を後にした。
 
原因はケモではなく靴の履き方にある・・・というところからそもそも間違っているような気がするし、靴紐の締め方指導とガーゼクッションの処置しかしてくれないのであれば、わざわざ皮膚科に通院しなくても自分でもなんとかできる。
 
というわけで陥入爪について、医者へ行くのはもうあきらめることにした。
また膿出するようなことがあれば、痛いのを我慢して自分でピンセットで爪を持ち上げ、ガーゼを挟み込んで耐えることにしよう。